
皆様の業務で活躍する最新型 AI ファースト機能のご紹介
次世代型 AI Companion 2.0、AI ファースト プロダクト(Zoom Tasks など)、カスタム AI サービスなど、Zoomtopia 2024 で発表された最新情報をご確認ください。
Zoom の新社名をご紹介します!社名変更の理由と、この新社名が Zoom のお客様に示す意味についてご確認ください。
更新日 January 21, 2025
公開日 November 25, 2024
Eric は、Delivering happiness(すべての人に幸せを届ける)を実現し、シームレスなビデオ環境で人同士のつながりを築くため、2011 年に Zoom を創設しました。Zoom のコミュニケーション プラットフォームは、グローバルな組織がつながりを築き、コミュニケーションやコラボレーションを行う方法を継続的に変革しています。Zoom の最高経営責任者である Eric は、同社を、2019 年にもっとも高い業績を上げたテクノロジー IPO の 1 社に導きました。
Business Insider は 2017 年、Eric をエンタープライズ向けテクノロジー部門でもっとも影響力のある 1 人として紹介しました。2018 年、Glassdoor は Eric を米国大手企業のトップ CEO として表彰しました。2019 年には、グローバル ビジネスを変えたリーダーとして Bloomberg 50 に Eric の名前が入りました。タイム誌は、Eric を 2020 年のビジネス パーソン・オブ・イヤーに選出したほか、2020 年のもっとも影響力のある 100 人の 1 人に選出しました。また、彼は 2021 年に Comparably の「Best CEO for Diversity」(ダイバーシティ部門最優秀 CEO)に選出されました。
Zoom を創設する前、Eric は Cisco のエンジニアリング部門の副社長として、同社のコラボレーション ソフトウェア開発を担当していました。Webex でエンジニアリング担当副社長も兼任しながら、Webex 創設エンジニアの 1 人として活躍しました。
リアルタイム コラボレーションで成立させた特許 11 件、申請中の特許 20 件という優秀な発明者でもあります。
Zoom の社名についてご説明します。皆様は弊社を「Zoom」としてご認識されていることと存じます。しかし、正式名称が「Zoom Video Communications Inc.」であることはあまり知られていないかもしれません。弊社は、ビデオ コミュニケーション ソフトウェアを活用して、世界中の人々がお互いにつながりを築けるようサポートすることに専念してきました。このことから、こちらの正式名称は、これまで Zoom が提供してきたソリューションの意味を正確に反映するものでした。
上記のサポートは、依然として弊社の優先事項ですが、今や Zoom はビデオ ミーティングにとどまらないサービスを展開しています。弊社は、シームレスなコラボレーションを可能にする最新型ハイブリッド ワーク ソリューションを提供する AI ファースト企業へと進化したのです。
そこで、弊社は社名から正式に「Video」を削除し、今後「Zoom Communications Inc.」として邁進してまいります。
2011 年に Zoom を設立したとき、私には市場で最高のビデオ カンファレンス ソリューションを構築するという目標がありました。具体的には、使いやすく、優れたビデオ品質とモバイル サポートを備え、ワンクリックで人々がつながることができるサービスを開発したいと考えていました。40 名のエンジニアで事業を開始し、2 年後には Zoom Meetings をリリースしました。
その後、続けて Zoom Team Chat、Zoom Webinars、Zoom Rooms をリリースしました。2015 年には、従業員数が節目の 100 名となりました。弊社では、従業員を「Zoomies」と親しみを込めて呼んでいます。その 2 年後、私たちはユニコーン企業としての地位を確立し、企業価値は 10 億ドルに達しました。2017 年は、年次ユーザー カンファレンスである Zoomtopia を初めて主催した記念すべき年でもありました。
年月の経過とともに、弊社はユニファイド コミュニケーション・コラボレーション向けプラットフォームの構築を進め、2019 年に Zoom Phone をリリースしました。さらに、同年 4 月に NASDAQ 上場企業となり、大きな節目を迎えることができました。2022 年には、Zoom Phone のライセンス契約数が 400 万件に達し、クラウドベースの Zoom Contact Center、さらには会話型インテリジェンス ソフトウェアの Zoom Revenue Accelerator をリリースしました。
弊社は、カスタマー ベースにおいて驚異的な成長を遂げ、何千ものスモール ビジネス、起業家、エンタープライズ組織、開発者が、有意義な人同士のつながりを育むシームレスなコミュニケーションを一貫して体験できるようサポートしてきました。
上記のイノベーションと、そのほかの多数の Zoom イノベーションにより、Zoom Video Communications は受賞歴のあるユニファイド コミュニケーション プラットフォームに成長しました。
しかし、Zoom の進化はまだ始まったばかりでした。
創業当初から、弊社は Delivering happiness(すべての人に幸せを届ける)をミッションとして掲げてきました。こちらの理念は、当時も今も変わりません。弊社のミッションを長期的に実現するには、トレンドを先取りし、迅速にイノベーションを起こして、お客様が抱える最大のニーズを満たすソリューションを開発する必要があります。このソリューションは、仕事の未来において、ビデオサービスの枠をはるかに超えたものになるでしょう。
その証拠として、過去 1 年間で AI の利用が爆発的に増加し、職場に革命をもたらしてきました。弊社のお客様は、AI を業務に組み込む本当のメリットを実感しており、「あったらいいな」と思っていた AI 機能が、今や「なくてはならない」ものとなりました。弊社は、お客様からこのようなニーズを伺い、日々の業務体験の質を高める応答性に優れたソリューションを開発しました。弊社の AI アシスタント、Zoom AI Companion は、Zoom が AI ファースト企業へと進化するための核心機能であり、お客様による生産性向上に向けた新たな機会の発見をサポートするうえで、重要な役割をはたすものです。
2024 年の Zoomtopia カンファレンスで Zoom Workplace の包括的なソリューション スイートを紹介している様子
それでは、「AI ファースト」とは具体的に何を意味するのでしょうか?弊社の場合、AI を中心に据えたツールとプロダクトの構築に対してフェデレーテッド アプローチを採用することで、皆様が仕事の満足度を高め、よりスマートかつ迅速に働けるようにしています。Zoom Workplace 全体に組み込まれた AI Companion により、私たちは重要度の高い仕事に集中でき、重要度の低いタスクに浪費する時間を最小限に抑えることができます。AI Companion は、ミーティング タスクの要約、メールの返信の下書き、ミーティングの準備をサポートすることで、全体的なワークロードを軽減するデジタル アシスタントです。
今後、前述の機能が組織的なナレッジを備えるフル カスタマイズ可能なデジタルツインへと変貌し、ユーザーは 1 日分の作業から解放され、週 4 日勤務を実現できると弊社は考えています。
このような「週労働時間の短縮」というアイデアは、非現実的に思えるかもしれません。しかし、かつての週労働時間は、私たちに馴染みのある 40 時間ではなく、48 時間で構成されていました。1926 年、Henry Ford 氏により週労働時間に革命がもたらされ、彼は人々が 5 日間で 6 日分相当の仕事を達成できるよう支援したことで広く知られています。さて、Zoom でこのような革命を起こせるとしたらどうでしょうか?週 4 日勤務でも 5 日分相当の仕事を達成できるとしたら?時間を浪費することなく、有意義な対話を生み出すスペースの増加や、より強固なつながりを築く時間の確保によって達成できることを想像してみてください。
「Zoom Communications Inc.」は、将来を見据えながら、仕事の満足度を高める使いやすい最高品質のプロダクトを継続的に開発していくことをお約束します。Zoom が「ビデオ ミーティング製品を扱うだけの企業」を超えた存在であることは明白です。しかし、弊社は 2011 年当時と変わらず、Delivering happiness(すべての人に幸せを届ける)の実現に全力を注いでいます。
弊社が人同士のつながりを実現する AI ファースト ワーク プラットフォームへの移行を続ける中、上記の新社名は、拡大を続ける Zoom のサポート範囲と長期的な成長計画をより正確に反映した名称と考えています。次世代型 Zoom は、もっとも重要なタスクを優先するよう構築されており、ユーザーのクリエイティブかつインサイトに満ちた仕事の実現をサポートすると同時に、ほかのユーザーとのやり取りや、つながりも可能にします。AI ファースト ソリューション(Zoom Docs や Zoom AI Companion 2.0 など)は、Zoom が持つ可能性を再度見直すための序章にすぎません。
創業当時の Zoomies や初期のお客様から、数千人にのぼる現在の Zoom 従業員、そして何百万人ものお客様に至るまで、これまで Zoom の発展にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。Zoom Communications Inc. が提供する今後のイノベーションにご期待ください。