オンプレミス PBX からクラウドへの移行: ハイブリッド オフィスの実現

座りながら電話を操作する人物
右肩上がりのグラフ

経営幹部向けの概要

音声コミュニケーションに関するクラウドとオンプレミスの論争では、クラウドが圧倒的に優勢です。多くの企業がクラウド移行を進めており、その一環として UCaaS(Unified Communications as a Service)モデルを選択するケースが増えています。

 

実際、プレミスベースの音声システムは減少の傾向にあり、クラウド ソリューションの導入が増加しています。

 

職場におけるコミュニケーション - ライセンス数と出荷台数 | 2017 年第 3 四半期~2020 年第 3 四半期

2017 年第 3 四半期から 2020 年第 3 四半期のオンプレミスの IP 回線の出荷台数は 6% 減、電話機の出荷台数は 29% 減、オンプレミスの UC クライアントの出荷台数は 4% 減となっています。前四半期比(QoQ)では、オンプレミスの IP 回線の出荷台数は 9% 減、電話機の出荷台数は 11% 減となっています。

 

新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから、企業は事業継続性をサポートするために多様な調整を行っており、クラウド移行を選ばない企業は競合他社に後れをとる可能性が、示唆されています。

グラフ

注: 1,000 単位の数を示しています。
出典: Wainhouse、Q3 2020 UC SpotCheck

 

クラウド移行が進んでいるもう一つの要因は、多くのレガシー PBX が耐用年数の終わりに近づき、メーカーがサポートを終了し始めているということです。大半の管理者は最新のクラウド管理のスキルを身に付けているため、レガシー PBX を管理するリソースが見つかりにくいというのも理由の一つです。

 

ハイブリッドな職場環境へシフトする組織が増え、コミュニケーションの近代化は企業にとって不可欠なものになっています。従業員の多くは、当面の間、自宅などのリモート環境で仕事を続けることになるでしょう。

「当社の調査によると、世界中の企業がオフィス勤務再開を開始し、38% の企業はリモート勤務のレベルを上げることになるでしょう。企業は、従業員の生産性を向上させるために、コラボレーション、ビデオ、音声コミュニケーションなど、豊富なツールと柔軟性を提供する UC に引き続き注目しています。クラウドは、最新鋭の機能やアプリケーションだけでなく、UC の導入と管理の選択肢を増やしてくれるので、管理者にとってもメリットが多いと言えるでしょう。」

Omdia 社、エンタープライズ コミュニケーション担当主席アナリスト、Diane Myers 氏

音声コミュニケーションをクラウドに移行するメリットとして、ほとんどのケースで、完全な UCaaS が実現することが、あげられます。UCaaS は、音声のみのソリューションに代わり、さまざまなモダリティ間で社内外のコミュニケーションを促進します。

 

また、多くの企業がクラウド ソリューションを希望しています。支出を予測しながらコントロールできるので、ビジネスニーズの波に合わせてサービスを拡大・縮小できます。

クラウド チェック

今こそクラウドへの移行を

現代の企業のコミュニケーションのニーズは、レガシー PBX の機能では賄えないほど、複雑になっています。オフィス勤務だけでなく、在宅勤務など、リモートで作業する従業員も増えています。プライベートでも仕事でもコミュニケーションにモバイル デバイスが欠かせない「モバイル戦士」のニーズが今後もなくなることはないでしょう。結果として、クラウド ソリューションの柔軟性、シンプルな操作、間接費が低い点を企業が認識するようになり、クラウドベースのコミュニケーションは急速な成長を続けています。

 

単に古い電話システムを新しい電話システムに置き換えるだけでなく、この移行を利用して、メッセージやミーティングなどの強化されたユニファイド コミュニケーション機能を提供し、従業員の生産性と効率性を高めることができます。電話ソリューションに求められる機能は、ユーザーがチャット、通話、ミーティングをスムーズに切り替えられることです。また、モバイルからデスクトップ、固定電話までさまざまなデバイスで直感的な操作ができることも条件の一つです。

 

この機会を利用して、電話システムをフル機能の UCaaS ソリューションに拡張することで、以下のようなさまざまなメリットが得られます。

  • 事業継続性 - クラウド アプリケーションと接続オプションにより、オンプレミス ハードウェアやオンプレミスから PSTN ネットワークにわたるトランクに起因するサービス中断のリスクを排除します。クラウド PBX サービスのロジック、機能、接続性は、地理的に冗長化された信頼性の高いクラウドのデータセンターに構築されているため、常に柔軟なオプションで通話をルーティングし、応答することができます。企業は、単一の識別番号を、通話、SMS、チャットなどのさまざまな手段で通知できます。また、コラボレーション、ビデオ ミーティング、ホワイトボード、柔軟なルームなどの機能も追加できます。従業員は、場所や時間、デバイスを問わず、生産性を維持しながら作業できます。
  • モビリティ - Zoom をはじめとするクラウド コミュニケーション ソリューションは、デスクトップだけでなく、モバイル デバイスでも有意義な体験を提供し、ユーザーはどこにいてもビジネス電話を使用できます。単一アプリケーションにより、従業員の場所やデバイスに関係なく、一元化された直感的なユーザー体験が提供されます。
  • サードパーティ アプリケーションとの連携 - クラウド ソリューションでは常に革新が進み、ビジネス アプリケーション セットとのシームレスな連携機能の提供は UCaaS の基本要素となります。作業の一環として、アプリケーションから直接コミュニケーションを開始できることは、従業員にとってメリットが大きいはずです。Zoom は、業界に特化したアプリケーションの連携を定期的に追加しています。
  • 管理性 - クラウド コミュニケーション ソリューションをウェブポータルで管理・運営することで、管理者がインターネットに接続できる環境であれば、いつでもどこでも簡単にアクセスできます。また Zoom は、管理者向けポータルは直感的かつシンプルなデザインになっており、IT 専門家ではない管理者でもシステムを管理できます。
  • 単一プラットフォームのユーザー体験 - これまで、レガシー PBX はテレフォニーのみに対応し、ウェブ カンファレンスやメッセージについては別のソフトウェアが必要でした。最新型ユニファイド ソリューションの場合、ユーザーは 1 つのクライアントを備えた単一プラットフォームだけでコミュニケーション サービスのフルスイートを利用できます。インストールして操作を学習するクライアントが 1 つのみならば、ユーザー オンボーディングも導入もよりスムーズになります。
  • 拡張性 - クラウド コミュニケーションは、ビジネスフローに合わせて拡張・縮小できます。従業員や事業所が増えた場合は、ライセンスにユーザーを追加するだけで、新しいアカウントが作成されます。同様に、事業所を閉鎖したり、人員を縮小したりする場合は、管理者向けポータルでユーザーを無効にできます。必要なリソースのみを使用することで、コミュニケーション ソリューションの規模を簡単に最適化できます。
  • グローバルな可用性 - オンプレミス ハードウェア上に構築されたオンプレミス ソリューションとは異なり、クラウド データセンターは、堅牢なグローバル ネットワークを介してグローバルな信頼性を確保するよう設計できます。このレジリエンスが場所を問わずユーザーをサポートし、トラフィックをネイティブにルーティングすることで、リアルタイム コミュニケーションにおいてベスト パフォーマンスを実現します。
  • 俊敏性と革新性 - クラウド ソリューションでは常に革新が進み、新機能が追加されています。こうしたアップデートは、通常のソフトウェア リリース サイクルの一環として行われます。企業は、オンプレミスのソリューションのアップデートの時のような負担がなく、クラウドが持つスピードで新しい機能、修正、セキュリティ強化を迅速に導入できます。
  • 総所有コスト - この数年のデジタル トランスフォーメーションにより、企業は業務の進め方を変革し、コラボレーションの向上、俊敏性と革新性、そして各分野での競争力の維持をサポートするツールを活用するようになっています。クラウド コミュニケーションを導入することで、企業はマイクロ ビジネス、中小企業(SMB)、エンタープライズなど、その規模にかかわらずクラウド プロバイダーが提供するセキュリティ、信頼性、スケーリングのメリットを活用できます。各企業は、通話のニーズを広範なデジタル トランスフォーメーションのイニシアティブに統合することで、ユーザーのコラボレーションと生産性を高め、総所有コスト(TCO)を削減し、ビジネスの成果を向上させることができます。

 

UCaas の推進力

 

高評価の要因

 

Omdia Research 社が実施した調査では、Unified Communications as a Service を導入する理由として、従業員の生産性向上やデジタル トランスフォーメーションの取り組み(パンデミックの際、期限未定で従業員の在宅勤務を導入しなければならなかった)が、あげられています。経営者は、従業員がモビリティを活用して柔軟に勤務できるようなトランスフォーメーションを求めており、企業が競争力と対応力を維持しつつ、運営費を削減できるようにしたいと考えています。

電話とクラウド

Zoom Phone が選ばれる理由

 
Zoom 機能

 

Zoom Phone は、コミュニケーション モダリティを超えたシームレスな体験を提供する Zoom UCaaS プラットフォームのキー コンポーネントです。ユニファイド コミュニケーション ソリューションとしての Zoom の主な特長は次のとおりです。

  • 一元化された強力なプラットフォーム: Zoom プラットフォームでは、電話、ミーティング、チャット、ウェビナー、ルーム、API、そして豊富なデベロッパー向けエコシステムを用意しています。モバイル、デスクトップ、固定電話にわたる通話で、直感的なユーザー体験を提供します。
  • ビデオ ファーストのアーキテクチャ: Zoom はクラウド ネイティブなサービスであり、当初からビデオ向けに最適化されています。Zoom のアーキテクチャにより、ミーティングをデータセンター ネットワーク全体に分散させることで、最大のアップタイム、プラットフォームの拡張性、信頼性の高いコミュニケーション体験を実現します。
  • 迅速なイノベーションとサードパーティ連携: Zoom は定期的にプロダクトの機能強化や新機能を提供しており、Zoom Phone だけでも 400 を超える機能が搭載されています。また、Zoom Phone は、Salesforce、Google Workspace、Slack、Microsoft Teams などの一般的なビジネス アプリケーションと連携し、シームレスな接続性と生産性の向上を実現します。
  • チーム全員が使える最新の電話機能: 営業、カスタマー サポート、受付、オフィス マネージャー、さらには経営幹部まで、Zoom Phone は組織内の全員に豊富な機能を提供します。

エンドユーザー向け機能

  • 単一クライアント体験: Zoom は、コンピュータ、Mac、iOS、Android でご利用いただけます。ライセンスがプロビジョニングされると、ユーザーは Zoom のモバイル アプリケーションまたはデスクトップ アプリケーションから、フル機能の電話体験を活用できるようになります。
  • モビリティ: モバイル デバイスから Zoom Phone にアクセスできるので、外出先で仕事にプライベートの番号を使う必要がなくなります。
  • SMS / MMS: Zoom デスクトップ クライアントまたはモバイルアプリを使用して、テキスト メッセージ(SMS)の送受信が可能です。
  • ミーティングに移行: 通話中にそのまま Zoom ビデオ ミーティングに切り替えることができます。ほかの Zoom Phone ユーザーも自動的にミーティングに参加するよう招待されます。ほかの Zoom Phone ユーザーは、電話のみの参加者として Zoom Meetings に参加します。
  • コールフリップ: 通話を保留にして、別のデバイス(Zoom デスクトップ クライアント、モバイルアプリ、または Zoom でプロビジョニングした固定電話)から応答できます。
  • コール モニタリング: 別のユーザーの通話をチェックし、参加できる機能です。モニタリング オプションには以下の機能が含まれます。
    • リスニング: ほかの Zoom Phone ユーザーが発信した通話を、相手に気づかれることなくリスニングできます。
    • ウィスパー: Zoom Phone ユーザーは通話中の相手に気付かれることなく、モニタリング対象のユーザーに話しかけることができます。
    • 割り込み: Zoom Phone ユーザーは通話に参加し、全員に話しかけることができます。通話は三者通話になります。
    • 引き継ぎ: Zoom Phone ユーザーはモニタリング対象のユーザーから通話を引き継ぐことができます。
  • コール レコーディング: 行政機関用の記録として必要になる迷惑電話や危機的シナリオの場合、アドホック コール レコーディングを作成します。

管理者およびシステム機能

  • 安全性とセキュリティ: Zoom Phone は 256 ビットの AES-GCM 暗号化を使用しており、各メーカーのページング システム、緊急通報システム、物理的な電話デバイスと連携できます。
  • Nomadic E911: 別の 911 サービス プロバイダーを利用することなく、あらゆる場所から緊急サービスに連絡し、同時に社内のセーフティ チームにもアラートを送信できます。
  • コールキュー: 自動着信呼分配やキューのオーバーフロー ルールを定義できる、強力なキュー機能を備えています。
  • 自動受付: 代表回線への着信に応答する自動受付オプションを簡単に構築できます。
  • 自動音声応答システム(IVR): 営業時間、応答メッセージ、ルーティング ルール、音声応答メニューをカスタマイズできます。
  • 管理ポータル: Zoom の管理者向けポータルは、IT 専門家でなくても容易かつ直感的に操作できるように設計されており、大規模エンタープライズで要求される堅牢な管理ツールが備わっています。Zoom 管理者は、コマンドラインのプログラミングを行う必要はありません。
  • レポート、分析、管理: 一元化された管理ポータルから、ユーザーのプロビジョニングと管理、ビジネスのやり取りのインテリジェントなモニタリングなどが可能です。

ハードウェアの柔軟性

  • 堅牢なデバイス エコシステム: Zoom は、あらゆるコミュニケーション手段においてシームレスなユーザー体験を提供できるよう、各種ハードウェア カテゴリの認証プログラムを用意しています。また Zoom は、エンドユーザー デバイスやルームシステムだけでなく、ページング システムやインターホンなどのアナログ デバイスの認証も行っています。
  • Zoom Phone 専用ハードウェア: 音声とビデオの両方を備えたフル機能型エンドポイントであり、経営幹部のオフィスやハドルルームなどの共有スペースに最適です。

    Zoom ハードウェア

  • Zoom for Home: Zoom は、Google、Amazon、Facebook、Neat と提携することで、一般ユーザー向けデバイスで完全な Zoom のビデオ&電話体験を提供し、リモート ユーザーの利便性を高めています。

     

    利用できる機能の完全版リストやその他のハードウェア情報については、Zoom Phone のウェブサイトをご覧ください。

コスト パフォーマンスが高く優れたプラットフォーム

Nemertes Research 社の「2020 年コスト パフォーマンス分析 - 職場でのコラボレーションとコンタクト センター」の結果でもわかるように、Zoom は、UCaaS ソリューションに移行する企業にとって費用対効果の高いソリューションです。1 ライセンス当たりの年間運用コストについては、業界平均の 1,196 ドルに対し、Zoom は 525 ドルと推定されています。コミュニケーションに Zoom を利用している調査対象企業の大半が、リモートワークの導入において競合他社より優れていると回答しています。

 

Zoom Phone に移行するメリット

 

World Fuel Services 社では、高額なサービス契約やオンプレミス管理が必要なレガシー電話システムを設置しており、膨れ上がるメンテナンス費用に頭を悩ましていました。組織が Zoom Phone と統合ソリューションでクラウドに移行した結果、コストの削減、運用の俊敏性の獲得、ビジネスの効率化を実現することができました。

 

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クラウド

クラウドと PSTN をフレキシブルに接続する

Zoom Phone は、企業がクラウド PBX を PSTN(公衆交換電話網)に接続するための柔軟なオプションを備えています。ローカル PSTN サービスや Bring Your Own Carrier(BYOC)もこうしたオプションの 1 つです。

ローカル PSTN オプション

Zoom Phone は、47 の国と地域でローカル PSTN 接続を提供しており、今後もさらに対応地域を追加していく予定です。Zoom Phone は、大規模な多国籍企業から 1 国内の地元密着型スモール ビジネスまで、あらゆる規模の企業のニーズに応える柔軟なプランを用意しています。

 

米国 / カナダ、英国 / アイルランド、オーストラリア / ニュージーランドの地域プランのほか、これらの地域以外のビジネス向けのグローバル セレクト プランがあります。従量制と無制限のプランのほか、トールフリー オプションにも対応します。

 

国と地域

BYOC オプション

Zoom Phone BYOC では、ご希望のキャリア レコードで既存のサービス プロバイダーとの契約、電話番号、通話料金を維持したまま、Zoom Phone のすべてのメリットと機能を利用することができます。その結果、組織のクラウドへの移行をより柔軟にコントロールすることができます。

 

Zoom Phone BYOC の場合、PSTN では従来型ピアリングのトランクを備えたカスタマー プレミス(「プレミス ピアリング」)、または任意の PSTN クラウド プロバイダー(「クラウド ピアリング」)を利用して Zoom UCaaS クラウドに接続できます。

「当初は、コロンビアはサポート対象外だったため、Zoom Phone は使えないと思っていました。しかし、自社の通信事業者をそのまま持ち込めるシステムがあると知り、Colombia Telefonica の PSTN ネットワークで Zoom Phone を稼働させることができたのです。」

Frontera Energy 社、情報テクノロジー責任者、Santiago Lievano 氏

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手とクラウド

はじめに

音声コミュニケーションをクラウドに移行する前に、以下の事項を検討してください。

チェックリスト


ステークホルダーと足並みをそろえる

スポンサーの立場の経営幹部を特定し、企業の成功基準に合意します。部門を超えたチームを組織し、要件をまとめます。


優先順位をつける

ペルソナ、使用事例、独自の音声コミュニケーションのシナリオを見極めます。提案されたソリューションが、あらゆるタイプのユーザーの要件を満たすかを定義します。年度末の決算や季節に関係する要件など、展開のタイミングが制限される可能性のある依存関係を把握します。


財務面での経費節減を見直す

クラウド ソリューションは、オンプレミスのソリューションとは異なり、初期投資が少なくて済むことに留意しておきましょう。クラウド ソリューションは、支出が予測しやすく、通常、年単位または月単位で契約できます。


発見し、調整する

クラウドに移行することで近代化できるレガシーな要件はありますか? オプションについて事業者に相談してみましょう。固定電話ユーザーとヘッドセットなどの USB デバイスを使用するソフトフォン ユーザーは、それぞれどの程度ですか?モバイル ファーストのユーザーにはどう対応しますか。


移行を計画する

複数のサイトを運営している場合は、まず小規模なサイトを導入して、チームにオンボーディング プロセスを理解してもらうとよいでしょう。電話番号の移行、キー ステークホルダーやエンドユーザーへの説明に必要な時間を確保しておきましょう。


導入を計画する

新しいコミュニケーション プラットフォームに移行する、あるいは単に既存のプラットフォームにモジュールを追加する場合、新しい機能についてエンドユーザーを教育する時間を作りましょう。ユーザーが新しいソリューションにスムーズに切り替えられるよう、切り替え / 移行のスケジュールに合わせてトレーニングを行います。配布資料、ビデオ、インストラクターによるトレーニングなども効果的です。各チームの移行を支援する組織内のリーダーを決めておきましょう。

エキスパート付きとセルフサービスのトレーニング

Zoom Phone をご契約いただいたすべてのお客様は、ウェブポータルの設定を行うための Zoom Phone イネーブルメント チームによる導入支援ミーティングを 3 回受けることができます。また、以下のようなセルフサービスのリソースを用意しています。

  • アカウント管理者向けビデオ チュートリアルとクイック スタートガイド
  • エンドユーザー向けビデオ チュートリアルとクイック スタートガイド
  • エンドユーザー向けトレーニング キット

 

導入が複雑な場合、あるいは移行の際に専門的なエンジニアリング ガイダンスやプロジェクト管理を希望する場合、Zoom プロフェッショナル サービス チームが以下のような支援を行います。

  • 専属の技術プロジェクト管理
  • アーキテクチャの見直しと設計
  • 実装とサポート戦略
  • 技術的なコンサルティング サービス

これほどスムーズに稼働を開始できたのは、今回が初めてです
ユーザーは、移行する必要がなければ、新しいシステムに移行することに気づかなかったでしょう。しかも作業時間は 6 週間で完了しました。電話システムの変更より規模の小さなプロジェクトがありましたが、何か月もかかっていました。」

シリコンバレーに拠点を置く E コマース企業のシニア バイス プレジデント

「自社だけで抱え込むよりも、専門家に相談する方が潜在的な問題を解決できると判断しました。Zoom は全機能を実に直感的に操作でき、セーフティ ネットが設けてあることが、ステークホルダーの安心材料になりました。しかも不明瞭な料金がなく、適正価格で利用できました。」

IT オンライン コマース企業ディレクター

Zoom Phone を導入した成功事例

「これまでは全員に固定電話が必要でした。Zoom の導入により、固定電話は不要になりました。トランスフォーメーションの結果、従来の電話を使用する回数は大幅に減りました。ROI の観点で見ると、Zoom Phone を導入して 30~40% のコスト削減が可能になりました。」

— Ciena 社 CIO、Craig Williams 氏

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「Zoom Phone は本格的なグローバル電話プロバイダーなので、単一障害点となりうる SIP トランクや SIP ミドルマンを介さないクラウド テレフォニー プラットフォームに魅力を感じました。また、Zoom Phone を導入することで、既存の電話システムよりも大幅にコストを削減できることも知りました。」

英国の法律事務所 Stevens & Bolton 社、IT 部門責任者、David Thomas 氏

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「古い(オンプレミスの)デジタル電話システムが旧式になり、時流に合わなくなっていました。古く、コストがかかり、技術的にもメンテナンスが難しくなっていました。ネットワーク エンジニアに依頼して、新しい電話を設置しなければなりませんでした。」

ソラノ郡(カリフォルニア州)情報サービスおよびテクノロジー担当ディレクター、Steven Ramos 氏

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