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Zoom AI Companion を最大限活用する方法: AI アシスタント入門ガイド

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公開日 2023年9月25日

AIC ミーティングに関する質問
Robin Bunevich
Robin Bunevich
Zoom AI部門プロダクトマーケティングマネージャー

ZoomプロダクトマーケティングマネージャーのRobin Bunevichは、Zoom AI部門のプロダクトマーケティングおよび戦略を統括しています。Robinは、3年にわたりZoomのイベントソリューション製品のマーケティングを主導し、Zoomで急成長している製品の1つであるZoom Eventsをリリースしました。現在は、組織がAIをワークフローにシームレスに導入できるよう支援することに注力しています。Zoomに入社する前は、ニューヨーク・タイムズ紙でライブイベントのマーケティングを担当し、2020年3月には同組織のバーチャルイベントプログラムへの全面的な移行を支援するうえで重要な役割を果たしました。Zoomでは、15年以上にわたるマーケティングと広告の経験を活かし、Zoom AIソリューションの認知度向上と普及に努めています。

最近では、どのようにテクノロジーを活用していても、AIが何らかの形で組み込まれており、それを最大限に生かすことが重要になっています。Zoomの依頼でMorning Consultが実施した調査*によると、AIを利用しているリーダーの75%以上が、タスクの迅速な完了、生産性の向上、仕事の質の改善を実感していると回答しました。こうした結果を踏まえ、Zoomは、会話を実行可能な成果へと変換し、チームの効率をさらに高めることを目的としたAI Companion 3.0を近日中に提供開始すると発表しました。
 
Zoom AI Companionは、タスクの自動化やインサイトの提示を通じて、よりスマートかつ迅速に仕事を進められるよう支援します。Zoomユーザーアカウントに割り当てられた有料サービスには追加費用なしで含まれており、Zoom Workplaceの体験に統合されるよう設計されています。これにより、「より多く働く」のではなく「より賢く働く」ための多彩な機能を提供します。
 
ミーティングの準備、プロジェクト管理、顧客対応などの場面で、AI Companionをバックグラウンドで活用すれば、次のステップを先回りして提案し、スケジュールを最適化し、最も重要な業務に集中できるよう支援します。
メモを取ったり関連コンテンツを検索したりすることで、会話、ドキュメント、アプリ全体で重要な情報を見つけ出すのに役立ちます。ミーティングやドキュメント、チャットなどの煩雑な作業を引き受けることで、時間をより有効に使い、専門性が求められる業務に集中できます。さらに、近日提供予定のAI Companion 3.0では、コンテンツの作成、顧客からの問い合わせ対応、戦略的な計画立案などを、最小限の指示で的確に実行し、高品質な成果をこれまで以上に迅速に生み出せます。これは、最初から正確な成果を得られるよう設計されており、ウェブ上の新しいAIワークサーフェスやZoom Workplaceアプリのホームタブ(近日公開予定)で利用できるようになります。
 
このガイドでは、AI Companionの有効化方法、主要な機能の紹介に加え、日々の業務でAI Companionを最大限に活用するためのヒントやコツをお伝えします。

AI Companionの機能

AI Companionは、AIを初めて使う方にも、その利点を既に活用している方にも、既存の働き方を妨げることなく日常業務に取り入れられるよう設計されています。会話やドキュメント、タスクの詳細を把握してコンテキストを理解し、最も重要なことに集中できるよう支援します。
 
  • インサイト生成: AI Companionは会話、ドキュメント、アプリを実行可能な洞察へと変換します。重要なポイントを抽出し、関連情報を提示して、ミーティングやチャット、ドキュメント全体でより迅速かつ的確な意思決定を支援します。たとえば、AI Companionにミーティングの進行についてのフィードバックを依頼できます。そうすることで、次回に向けてどのように準備すべきかをより深く理解できます。
  • 時間の最適化: AI Companionは繰り返し作業を処理し、メッセージを要約して回答を下書きし、情報を整理します。これにより、優先度の高いタスクや自分にしかできない仕事に集中できます。まもなく、AI Companionにスケジュールの空き時間を作るよう依頼すると、どのミーティングを変更または欠席するかを提案してもらえるようになります。(2025年10月提供予定)
  • アクションの実行: Zoom Tasksでは、AI CompanionがZoom Workplace全体にわたるタスクのライフサイクル管理を支援します。ミーティング、チャット、メールからタスクを自動作成し、AIの提案でリストを整理し、集中作業のための時間割も提案します。たとえば、ミーティングからアクションアイテムを取り出してタスクに変換し、自動的に適切な人に割り当てることができます。

 

状況把握に役立つ情報の要約

時間がなくチャットメッセージが山積みでも、AI Companionに任せれば大丈夫です。すぐにチャットスレッドを要約し、アクション項目を特定して、全体像を把握しながら効率的に対応できるよう支援します。強化された「ミーティングの準備」スキルを使えば、ミーティング前に議題や過去のアクションアイテム、関連インサイトの概要が自動的に表示されます。慌てることなく、より効果的な議論に直接入ることができます。
 

AI Companionは、ミーティング要約の作成、議題項目の強調表示、ミーティングのスマートな章分けにも対応し、手作業の負担を減らして優先事項を把握できます。さらに、ミーティング要約だけが必要で、全体のレコーディングは不要な場合も、AI Companionが要約のみを提供します。レコーディングは必要ありません。
 
AI Companionを設定すると、Zoomミーティングや対面セッション、Microsoft TeamsやGoogle Meetなど他のプラットフォームでのミーティングでもインサイトを記録できます。AI Companionはメモを整理し、重要なポイントを補足して重要情報を抽出するため、すべての会話を探さなくてもすぐに対応できます。AI Companion 3.0のリリース後は、インテリジェント検索によってZoom Workplace全体に加え、GoogleやMicrosoftの各アプリも検索でき、プロジェクト推進に必要な情報を迅速に見つけられるようになります。
 

要点を絞ったインパクトのあるミーティングの会話を展開

Zoom の委託により Morning Consult が実施したアンケートによれば、リーダーがもっとも AI を活用したいと考えている作業はミーティング中のリアルタイム サポートです。このことからも AI ミーティング アシスタントが貴重なツールになっていることがわかります。
 
サイドパネルからAI Companionとチャットすれば、フィードバックやディスカッションポイントの取得、ウェブ検索による質問、出席者の役割やタイムゾーンなどの詳細情報の確認など、幅広いタスクをミーティング中に依頼できます。ミーティングホストは、参加者がミーティングに関する質問(参加前に話し合われた内容の確認など)をできるかどうかを設定で制御できます。議題項目を自動追跡し、重要な決定事項を強調表示し、次のステップを提案して、集中力を保ちながら議論の生産性を高めることができます。
 
ミーティング終了後は、サイドパネルを使って、AI Companionに「どのようなトピックが取り上げられましたか」「自分の名前は言及されましたか」などと質問できます。AI CompanionはZoom Phoneの通話、SMSメッセージ、ボイスメールも要約し、聞き漏らしがないようサポートします。
 

「自分用メモ」を使用すると、Zoomミーティングウィンドウの横で直接メモを取れるようになります(近日公開予定)。自分用メモでは自分でメモを取ることができ、終了後にミーティングのレコーディングから生成された文字起こしでメモが補足され、重要ポイントが自動的に抽出・整理されます。すべての内容はZoom Hubに保存されるため、メモをもとにドキュメントの検索や作成が簡単にできます。
 
 

下書きの作成に活用し、素早くコンテンツを理解する

Zoomが委託したMorning Consultの調査によると、従業員が業務中に最も多くの時間を費やしているのはメールやチャットメッセージの下書きと送信です。さらに、従業員の44%はそれらの作業に想定以上の時間を割いていると答えています。
 
  • AIライティングアシスタントであるAI Companionは、適切なトーンと長さでメールを作成し、プロフェッショナルで効果的なコミュニケーションをサポートします。また、話し合った内容に基づき、ミーティング出席者へのフォローアップのお礼メール作成もサポートします。
  • さらに、Zoom Chatの返信を適切なトーンと長さで作成できるため、時間を節約し、チーム内のコミュニケーションを効率化できます。
  • Zoom WhiteboardでAI Companionを使えば、デジタルホワイトボード上にアイデアを生成してコンテンツをカテゴリ分けし、ブレインストーミングをさらに充実させることができます。
  • Zoom Canvasでは、コンテンツの作成、修正、要約を1か所で完結できます。ミーティング要約から新しいドキュメントを作成したり、AIテンプレートを使って既存コンテンツを必要な形に変換したりできます。

 
AI Companionのサイドパネルでは、次のようなタスクを依頼できます。
 
  • マーケティングキャンペーンのアイデア出しや、アップロードしたキャンペーン概要ドキュメントに基づいたキャッチフレーズの作成。新しい見出しや導入文の提案、下書きのトーン変更。
  • アップロードされたファイルの要約や具体的な簡単なまとめの提示を依頼できます。PDF、Microsoft Office 365 ファイル、Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライドをアップロードし、AI Companion に要約を依頼すれば、ドキュメントをすべて読まなくても簡単なまとめを素早く理解できます。
ウェブ上の新しいインタラクティブな作業スペースやZoom Workplaceアプリ(近日公開予定)では、AI Companionが一元化された環境で執筆やリサーチをガイドし、最小限の手作業で高品質なコンテンツをより迅速に作成できるようになります。

AI Companion を有効にする方法

AI Companion機能は、Zoomユーザーアカウントに割り当てられた有料サービスから追加料金なしでご利用いただけます**。
 
有効にする手順は以下のとおりです。
 
  1. 管理者に確認する: 管理者はアカウントおよびグループレベルの設定を通じて機能を有効または無効にすることができます。
  2. Zoom Workplaceを開いてサインインします
  3. ウェブブラウザでアカウント設定を開きます

    1. 左側の [設定] をクリックします。
    2. 画面上部の [AI Companion] をクリックします。
    3. ユーザーレベルの設定が可能な機能については、各機能をオン / オフにできます。
  4. 利用を開始する: Zoom Meetingsのコントロールツールバーや、Zoom Chatウインドウなど、Zoom Workplaceのさまざまな製品にAI Companionのダイヤモンドアイコンが表示されます。ダイヤモンドアイコンを見つけたら、AIミーティングアシスタント、文章作成支援などの機能を試してみましょう。
新しいAI Companion 3.0の機能が利用可能になるタイミングについては、更新情報を確認してください
 

 

AI Companionを最大限に活用

ここでは、AI Companion 2.0の利用を開始するうえで試すことができるプロンプトの例と、今後実装予定の機能をご紹介します。以下のような形式でAI Companionに質問してみてください。また、ローカルドキュメントをAI Companionにアップロードすることもできます。
 

Zoom Meetings

  • 過去のミーティングを要約してください。
  • このミーティングを要約してください。
  • このミーティングで自分の名前が言及されましたか。
  • このミーティングでどのようなトピックが取り上げられましたか。
  • このミーティングの次のステップは何ですか。

Zoom Chat

  • このチャネル内の最近のメッセージを要約してください。
  • このチャネル内の未読メッセージを要約してください。
  • このチャネル内で [ユーザー] が [トピック] について発言した内容を教えてください。
  • このチャネル内の私のアクション項目を教えてください。

Zoom Canvas

  • このドキュメントを要約してください。
  • このドキュメントの要点は何ですか。
  • [トピック] の概要を作成してください。
  • [都市] 訪問の旅行日程を作成してください。
  • このドキュメントから 1 段落のマーケティング告知文を作成してください。

Zoom Mail

  • このメールを要約してください。
  • このメールから次のステップをリストアップしてください。
  • このメールに返信する必要はありますか。
  • このメールの緊急度はどの程度ですか。

AI Companionサイドパネル

  • これら2つのドキュメントを比較してください。
  • 私、[同僚]、[同僚] のミーティングをスケジュールしてください。
  • プロジェクトの締め切りに関する [名前] からのすべてのメールを見つけてください。
  • 午後3時のミーティングに向けて、出席者の背景情報と最近の議論内容の確認を手伝ってください。
AI Companionの実際の結果および応答速度は、プロンプト、製品設定、利用可能なデータによって異なる場合があります。Zoomは今後もAI Companionの革新と改善を進め、お客様のご意見を取り入れ、応答性を高めてまいります。本稿執筆時点では、AI CompanionはmacOS、Windows、iPhone、AndroidのZoomアプリと、ai.zoom.usのインタラクティブなウェブ画面でご利用いただけます。
 

今すぐ Zoom AI Companion の使用を開始

生産性とコラボレーションを高める準備ができたら、今すぐAI Companionを使い始めましょう。Zoomユーザーアカウントに割り当てられた有料サービスから追加料金なしでご利用いただけます。カスタムAI Companion機能は、有料のアドオンとしてご利用いただけます。
 
対象のZoom有料プランをお持ちでない場合は、今すぐアップグレードしてAI Companionのメリットをぜひご活用ください。これからは、よりスマートに働き、効果的にコラボレーションし、無理なく目標を達成する時代です。
 
AI Companion のヒントやコツをさらに知りたい場合は、以下のリソースをご覧ください。
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編集部注: このブログ投稿は、2026年2月に掲載した内容を編集したもので、Zoom AI Companionの最新情報を掲載しています。
 
* 米国、英国、アイルランド、ドイツ、フランス、日本、シンガポール、オーストラリアのフルタイムのナレッジ ワーカー 11,023 人を対象としたオンライン アンケートに基づきます。2023 年 8 月 10 日~25 日にかけて Zoom Communications, Inc. の委託により Morning Consult が実施しました。
 
** 特定の業界および地域のお客様は、AI Companion をご利用になれない場合があります。

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