新しい AI アシスタント、Zoom AI Companion が登場!
Zoom AI Companion で、生産性とチームのコラボレーションを向上させましょう。該当する有料の Zoom プランがあれば追加料金なしでご利用いただけます。
議論された内容と実際の行動とのギャップを埋めるために、ZoomがどのようにAIファーストのプラットフォームを構築しているかをご覧ください
公開日 April 09, 2026
Xuedong Huang は弊社の最高技術責任者(CTO)です。Zoom に入社する前は、Microsoft に勤務し、Azure AI CTO 兼テクニカル フェローを務めていました。AI 分野でキャリアを積んできました。1993 年に Microsoft の音声テクノロジー グループを立ち上げ Microsoft AI チームを率いて、音声認識、機械翻訳、自然言語理解、コンピュータビジョンにおいて業界初の「人間に匹敵する画期的機能」を複数開発することに成功しました。IEEE および ACM のフェロー、全米技術アカデミーとアメリカ芸術科学アカデミーの選出メンバーでもあります。
1989 年、英国の ORS とエディンバラ大学からの奨学金支援によりエディンバラ大学で電気工学博士号を取得し、1984 年に清華大学でコンピュータサイエンス修士号、1982 年に湖南大学でコンピュータサイエンス学士号を取得しました。
営業チームが顧客との通話を終えると、ZoomのAIが自動的にSalesforceのレコードを更新し、会話内容に基づいてパーソナライズされたフォローアップメールの下書きを作成し、過去のミーティングから関連する製品情報を抽出する — そのすべてが、ノートパソコンを閉じる前に完了するところを想像してみてください。これが、Zoomが構築している「会話から完遂まで」のワークフローです。
毎日、ミーティングやチャット、通話を通じて何十億もの会話が行われています。アイデアは生まれ、決定は下されます。しかし多くの場合、その意図が実際の行動に結びつくことはありません。フォローアップが抜け落ち、システムは同期されず、コンテキストは複数のツールに分散してしまいます。その結果、単に時間が無駄になるだけでなく、実行が遅れ、機会を逃し、責任の所在が曖昧になってしまうのです。
Zoomでは、次世代の働き方とは、単なるコミュニケーションの改善にとどまらず、完遂にあると考えています。だからこそ、私たちはチームを会話から完遂へと導く、AIファーストのワークプラットフォームを構築しているのです。
私たちは2026年を「完遂の年」と呼んでいます。推論、コンテキスト、意図を理解するAIを活用して、コミュニケーションから実行へと移行する年となるでしょう。
AIのイノベーションは急速に進んでいますが、リーダーシップを支えるのは品質です。Zoomにおいて、品質とは単なる正確さにとどまりません。それは、効率性、信頼性、そして責任そのものなのです。
開発者がZoomの業界最高水準のAIを自社のテクノロジースタックに統合できるよう最近リリースしたASR Scribe APIは、現在、音声認識における世界トップクラスのベンチマークにランクインしています。また、当社の研究モデルは、Tau‑2や人類最後の試験(Humanity's Last Exam)といった推論・理解度テストにおいて、業界をリードする成果を収めています。これらの実績は、Zoom独自のモデルとOpenAIやAnthropicといったパートナーのモデルを組み合わせ、あらゆるタスクに対して最適なモデルを提供する、当社のフェデレーテッドAIアプローチの正しさを証明するものです。
本日、AnthropicのClaudeとのModel Context Protocol(MCP)連携をリリースしました。これにより、Zoomのミーティングインテリジェンスとプラットフォーム機能がClaude CoworkとClaude Codeに統合されます。この連携は、開発者やユーザーが普段利用している作業環境に寄り添うという、オープンなエコシステムにおけるZoomのリーダーシップを象徴するものです。
このフェデレーテッドアーキテクチャこそが、ユーザーを特定のモデルに縛り付ける他のプラットフォームとZoomとの決定的な違いです。お客様に単一のAIモデルを強制するのではなく、Zoom独自の技術やOpenAI、Anthropicといったパートナーのモデルの中から、各タスクに最適なものを動的に選択します。その結果、お客様には柔軟性を、Zoomには効率性をもたらすフェデレーテッドシステムが誕生しました。社内ベンチマークでは、ミーティング要約といった実稼働ワークロードにおいて、信頼性とパフォーマンスの高い基準を維持しながら、最大20倍のコスト削減を達成していることが示されています。
現代の仕事は断片化されています。チームはある場所でコラボレーションし、別の場所でドキュメントを作成し、さらに別の場所で実行します。Zoomの実行を加速させる仕組みは、仕事が始まる場所とそれが完遂されるシステムとをつなぐことで、そのギャップを埋めます。
この変化の本質は、シンプルながらも極めて重要なサイクルを完結させることにあります。つまり、発言内容を記録し、その意味を理解し、次に何を行うべきかを決定し、自動的に行動に移すという流れです。Zoomは、この一連の流れをワークフローの中に直接組み込んでいます。
私たちのビジョンは次のようなものです。
このエンドツーエンドのフローにより、会話が具体的な成果に変わります。たとえば、営業通話が価格決定につながった場合、Zoomは議論の内容を捕捉し、次のステップを特定し、CRMを更新し、提案書の草案作成をトリガーし、承認のために財務部門に通知し、フォローアップのスケジュールを設定します。これらすべてが、手動での調整なしに実行されます。通常は複数のツールや引き継ぎが必要となる作業が、単一の連続したワークフローに統合されるのです。
この変革の中心となるのは、メモリ、インテリジェンス、実行を連携させる、フェデレーテッドインテリジェンスレイヤーです。
これらのレイヤーが一体となり、フェデレーテッドエージェントプラットフォームの基盤を形成します。これは、すべてのAIエージェントに対してメモリ、安全性、評価といった共有サービスを提供する統合インフラストラクチャです。これにより、一貫した品質とコンプライアンスが確保され、主要なAIパートナーとの相互運用性が保証されます。
12月のリリース以来、AI Companion 3.0は、多くの人のミーティング、執筆、コラボレーションのあり方をすでに変革しつつあります。私たちはこれまで、エージェント型ワークフローを通じて、ユーザーがタスクを完遂できるよう支援してきましたが、さらにその基盤を強化し、徹底的に推論を行うカスタムエージェントを開発しています。その結果、単なる支援にとどまらず、本来ならユーザー自身が行わなければならなかったタスクを代行するAIが実現しました。
ミーティングが終わると、Zoom AI Companionが自動的にフォローアップメールの下書きを作成し、CRMを更新し、個人のワークフロー設定に基づいて過去の会話から関連情報を抽出し、すべての会話における優先事項をまとめた日報を準備してくれる、と想像してみてください。これこそが、「会話から完遂まで」のワークフローが持つ力です。
また、AIファーストのキャンバス(AI Docs、AI Sheets、AI Slides)も導入しています。これらは生成型コラボレーションを業務フローに直接組み込むため、チームはツールを切り替えることなくコンテンツの作成や共同編集を行うことができます。
AIは人間の可能性を広げるものであって、AIは人間の代わりになるものではありません。ZoomのAI Companionは、常に人間が主導権を握れるようサポートします。ルーチンワークをAIに任せることで、チームは創造性の発揮、判断、そして質の向上といった重要な事柄に集中できるようになります。
AIをコラボレーションの流れに直接組み込むことで、組織がフォローアップの管理に費やす時間を減らし、成果を出すことにより多くの時間を割けるよう支援します。営業チームが成約を迅速化する、医療従事者が文書作成を改善する、グローバル企業が時差を超えて連携するなど、AI Companionは、人々がやり遂げるべき仕事を完遂できるよう設計されています。
働き方の次のフェーズは、活動を記録するシステムから成果を推進するシステムへの移行によって定義されるでしょう。手作業によるフォローアップに依存し続ける組織は、対応が遅れ、コンテキストを見失い、業務の拡大に苦戦することになります。一方で、ワークフローの中に「完遂」を組み込んだ組織は、より迅速に、より高い連携と説明責任を持って事業を業務を遂行できるようになります。
Zoomでは、こうした変革を力強く推進するプラットフォームを構築しています。そこでは、日常の会話が仕事の完遂につながるのです。
なぜなら、仕事はミーティングの最中にではなく、ミーティングが終わった後に頓挫するからです。コラボレーションの中核にAIを組み込むことで、私たちはそのギャップを埋め、あらゆるチームが会話から完遂へと進められるよう支援します。
2026年を「完遂の年」にしましょう。