AI、リーダーシップ、ワークプレイスでの「信頼の文化」の構築に関するインサイト
AI のインパクト、信頼の重要性、優れたリーダーのマインドセットについて、PwC ワークフォース トランスフォーメーション プラクティス部門責任者である Toni Cusumano 氏との Q&A から学びましょう。
更新日 June 21, 2022
公開日 February 14, 2022
新型コロナウイルスのパンデミック発生からまもなく 2 年が経過します。同様にさまざまなセクターで従業員が在宅勤務を始めてから 2 周年を迎えることにもなります。パンデミックは現在も続いていますが、リモートと対面の両方で働くハイブリッド ワークポリシーを多くの従業員が選択する中で、企業はオフィス勤務再開の計画を練っているところです。
ソリューションを構築することで、場所を問わずチームのベストを実現させる一企業として、Zoom は従業員に対し、仕事環境について感じていることを再度調査したいと考えました。
2021 年、私たちは Momentive(旧称: SurveyMonkey)と提携して、従業員がハイブリッド ワークについて感じていたことを調査しました。そして、従業員の意見がどのように発展したかを確認するために、今年も同じ調査を行いました。 以下に、2022 年のレポートからの主要なインサイトをいくつかご紹介します。
オフィス勤務再開に関して、長い間従来の職場形態から離れることは従業員の心情に影響を及ぼしています。 38% の回答者は、オフィスまたは仕事場でのフルタイム勤務が理想的な選択だと回答しています。 10 人中 3 人ほど(28%)のリモート ワーカーはリモートのままがよいと回答しており、この割合は 2021 年(15%)と比べて約 2 倍に上昇しています。
しかし、理想的な仕事環境(リモート、対面、ハイブリッドのいずれか)について尋ねると、従業員は同僚が選択する仕事環境を選ぶ傾向にあります。 自宅でフルタイム勤務の同僚がいる従業員の 64% は、自宅での勤務を希望すると回答しており、同じくオフィスでフルタイム勤務の同僚がいる従業員の 48% はオフィスでの勤務を希望すると回答しています。
仕事に関して推奨される環境やスタイルに関係なく、このレポートでは従業員の選択が最優先事項であると指摘しています。69% の回答者は働く場所と働き方を自分で決めたいと考えています。すでにリモートワーク中の従業員にとっては、この選択が特に重要です。85% の従業員は雇用主から働く場所の選択を任されることが必須であると述べています。
このような選択が重要な理由は何でしょうか?ほぼ半数(45%)の回答者が、自分の希望する場所で働くことができなければ、新しい仕事を探す可能性が高いと答えています。すでに自宅で勤務している従業員の場合、この割合は 55% に上昇します。大半(92%)のリモート ワーカーが現在の仕事環境でうまくいっていると実感していることからも、リモート / ハイブリッドの従業員が希望の仕事環境を選択し、維持したいと強く思うのは当然と言えます。
決定権があるとすれば、どの条件が仕事場として理想的ですか? | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|
オフィスまたは仕事場でのフルタイム勤務 | 20% | 38% |
オフィスまたは仕事場での勤務がメイン | 33% | 20% |
自宅での勤務がメイン | 32% | 20% |
自宅でのフルタイム勤務 | 15% | 19% |
2021 年全般を通し、私たちの多くは自宅でのフルタイム勤務を継続し、新しい同僚とはバーチャルでしか会うことができませんでした。 幸いにも、リモートワークはこの重要なワークスペースのつながりを妨げるものではありません。
2022 年、63% の回答者は、昨年における同僚との新しい関係性の構築は「容易であった」または「非常に容易であった」と答えています。 バーチャルでのつながりは、Zoom のようなプラットフォームによって円滑になると考えられる一方、対面でのチームのつながりに参加することを切望する傾向もあります — 62% の回答者は対面でチームのつながりを保つ活動に参加したいと答えています。
リモートで働いてきた従業員について、今後希望するミーティングの参加方法に関する内訳は以下のとおりです。
ミーティング タイプ | 対面 | バーチャル |
---|---|---|
大規模ミーティングに出席 | 31% | 59% |
小規模なチームでのプロジェクトの作業 | 41% | 50% |
上司との 1 対 1 のミーティング | 45% | 46% |
グループの前でのプレゼンテーション | 42% | 46% |
部下との 1 対 1 のミーティング | 45% | 36% |
新規のクライアントまたは新規のお客様とのミーティング | 53% | 33% |
チームのつながりを保つ活動 | 58% | 29% |
求職者への面接 | 44% | 39% |
カンファレンスへの参加 | 42% | 45% |
* 上記には「該当なし」を選択した回答者は示されていないため、各合計は 100% になりません。
ハイブリッド ワークとリモートワークに対する従業員の準備に関して、42% の回答者はハイブリッドまたはリモート環境での働き方のトレーニングを受けたか、関連する教育資料を取得したと答えています。形はどうあれ、引き続き分散チームで働くことになるのであれば、このようなリソースが従業員と企業の成功にとって非常に重要になるでしょう。
ここでは Zoom 最高情報責任者(CIO)の Harry Moseley が「柔軟性の時代」とよんだ時代に備え、雇用主が従業員と自身の準備を整える方法について説明します。
働き方が進化するにつれ、組織は従業員と顧客をサポートするベストな方法を判断する必要があります。 そこで、Zoom ではこのような方法をすべてサポートしています。以下では Zoom の視点の理解に役立つリソースをいくつかご紹介します。
2022 年版「働き方の未来の再検討」レポート全文をご覧いただくか、Zoom ブログに登録して本トピックなどに関する他のソート リーダーシップの投稿をご確認ください。
調査方法
Momentive の手法: この Momentive オンライン投票は 2022 年 1 月 11 日から 14 日の期間に実施され、全国の 4,912 名の成人就業者を対象としています。 本調査の回答者は、Momentive プラットフォームで毎日調査に回答する 200 万人を超える従業員から選ばれました。 本調査のモデリング誤差幅の推定は 2% です。 米国の 18 歳以上の人口構成を反映するため、データは国勢調査局の American Community Survey を使用して、年齢、人種、性別、教育、および地理について荷重されています。
2022 年 2 月 22 日編集部注: このブログは Momentive の研究に基づく追加情報により更新しました。