Zoomでの生活 ハイブリッド ワーク

次の段階の働き方として、Zoom の従業員(Zoomie)は自分のワークスタイルを選択可能に

Zoom の従業員は、対面で仕事をするか、リモートで仕事をするか、ハイブリッド モデルで仕事をするかを選択します。 この決定に至った経緯の詳細についてご確認ください。
7 分で読める

更新日 April 22, 2024

公開日 September 25, 2023

For The Next Phase Of Work, Zoomies Get To Choose Their Workstyle

働き方の未来に向けた計画

私たちは、従業員とそのニーズを十分に考慮した、思慮深くスケーラブルな意思決定に取り組んでいます。 また、彼らのニーズが、これまでとまったく異なるものであることも理解しています。 従業員のベースは、パンデミックが始まった頃と比べて大きく変化しています。

  • 現在、従業員の 98% がリモートで仕事をしています。 (残りの 2% には、主にオフィス スペースの管理や物理的な機器のサポートなど、現場作業を担当する従業員が含まれます。)
  • 2020 年 2 月から 2021 年 12 月にかけて、従業員数は 2,400 人から 6,100 人に増加し、
  • 世界 35 か国以上に 10 を超えるグローバル オフィスと従業員を抱えています。

要するに、私たちは 2 年前よりもはるかに大きく、より分散した会社になっているのです。

2021 年夏に 従業員を対象に行った社内調査では、フルタイムでオフィス勤務をしたいと思ったのはわずか 1% にとどまり、半分以上が、オフィスまたは自宅で働くことを選択できる柔軟なハイブリッド ワークを希望していることが分かりました。 後に実施した調査でも同じ結果となっています。

  • Zoom が委託した Momentive | Zoom 未来の働き方投票 2022 によると、従業員は働き方を選択できることを重視しています。69% の従業員が、対面、リモート、またはハイブリッド モデルから働き方を選択できることが重要だと述べています。 ほぼ半数(45%)が、自分の希望する場所で働くことができなければ、新しい仕事を探す可能性が高いと答えています。

  • Zoom が委託した、Qualtrics Research に基づく 2021 年のレポートによると、ハイブリッド ワーク環境は、対面のみ、リモートのみと比べて、グローバル レベルで圧倒的な支持を得ています。
  • パンデミック後の職場についは、会社のオフィス勤務をメインにしたいという従業員は 20% 未満です。 (Gartner, “The Future of Work Requires Executive Leaders to Embrace Radical Flexibility,” Suzanne Adnams, 11 May 2021.)(英語)

ただし、社内調査で最も注目に値する点の 1 つは、Zoom の 10 年の歴史の中でおそらく最も多忙となった時期に自宅で仕事をしていた従業員が、エンゲージメントを維持できたかどうかです。

全体的なエンゲージメント スコアは業界のベンチマークをはるかに上回り、従業員もマネージャーを非常に高く評価しました。 在宅勤務中であっても、従業員はサポートされていると感じ、優先順位について明確な方向性を持ち、パフォーマンスの向上に役立つフィードバックを得ることができました。

ワークスタイルを従業員主導にできるのは、チーム(個々の貢献者とマネージャー)がそれぞれ最も快適だと感じる場所から仕事をすることで、ベストな結果をもたらしてくれると信じているからこそです。

これらの決定の指針となるものは何ですか?

こうした働き方の変革の時代においては、各企業独自の文化、ビジネスモデル、従業員の構造によって方向性が決まります。 Zoom での働き方の未来は、従業員が柔軟に作業できる環境を実現することがベースになります。 職場はもはや単なる場所ではなく、私たちがさまざまな方法でコラボレーションするために集まるスペースです。

従業員は今後も世界中に分散していきます。こうした状況に対応する最新の働き方と、新しい働き方を実現するためのツール、リソース、原則は極めて重要であり、 Zoom のプラットフォームがその実現の鍵を握っているのです。

ワークスタイルの計画を立てて実際に運用するとき、以下が私たちを導く柱になります。

  • コネクション: お客様に幸せを提供し続けながら、どのように仕事をこなしますか?
  • 人々: すべての従業員に恩恵をもたらす働き方をどのようにして実現しますか?
  • エクスペリエンス: 従業員のエクスペリエンスを高めるために、どのようにプロセスを進化させ、新しいプロセスを構築しますか?

成功させるには、従業員が以下を実現することが不可欠です。

  • 働き方や場所に関係なく、それぞれの役割で成功するための権限を持つ
  • 働き方や場所に合わせたダイナミックで包括的な報酬を通じて可能性を得る
  • すべての人にとって公正で包括的な文化と職場環境で幸せを得る

次のようなワークスペースで従業員をサポートします。

  • 社交、コラボレーション、Zoom ソリューションを象徴する顧客中心のサポートのために設計されたダイナミックなハブ
  • 従業員と顧客の最高の体験を促進するための、テクノロジーとシステムを活用できる設備
  • 従業員の福利、健康、安全にフォーカスした、安全なスペース

この方向性を設定するにあたって、私たちはパンデミック初期に設定した基本原則を順守しました。PPE やソーシャル ディスタンスが不要となり、安全に再開する準備が整った場合に限って、オフィスを再開します。

Zoom のワークスタイルとは何ですか?

今後、私たちの中には常にホームオフィスで働く人も出てきます。 また、常に Zoom のオフィスで働く人も出てきます。 残りの人々については、両方の組み合わせになります。 こうしたワークスタイルにより、従業員がどこでどのように働くかが決まります。

安全にオフィスを再開でき、従業員が快適に働ける環境が整った場合、Zoom のワークスタイルは次のようになります。

  • 対面: 役割と責任によって定義される、毎日オフィスにいる必要がある役割を担っている、またはそれを目的として雇用されている従業員
  • リモート: 元々リモートで作業するために雇用された従業員、または最寄りの Zoom オフィスへ合理的な時間で通勤できない場所に住居を移動した従業員
  • ハイブリッド: 適度な通勤距離内で、週または月毎に特定の日数だけオフィスで働くことを選択した従業員

通常、従業員は自分のワークスタイルを選択します。 従業員主導のワークスタイルを提供することは、お客様だけでなく、現在および将来の Zoom の従業員(Zoomie)に幸せを提供し続けるための最良の方法であると私たちは感じています。

Zoom のワークスタイルについて知っておくべきこと

多数の組織が中核的な仕事環境に関するポリシーを構築していますが、当社のワークスタイルは従業員満足度の新しい基準を設定しており、独自性を発揮しています。 従業員主導の選択は次のとおりです。

  • 自己申告する: 役割により直接会う必要がない限り、従業員は自分に適したワークスタイルを選択します。 Zoom の従業員は、ワークスタイルの選択について上司と話し合う必要があります。
  • 過去の勤務形態から脱却する: 従業員は、以前の勤務形態とは異なる働き方を選択できます。 たとえば、パンデミックの最中にオフィスを離れた場合、その従業員はオフィスに戻る必要はありません。 オフィスの近くに住んでいる人も、リモートワークを選択できます。
  • 柔軟になる: リモートワークの従業員が Zoom のオフィスに二度と入ることができないということではありません。 オフィスに来ることで快適に仕事ができるチームメンバーは、Zoom の安全衛生ポリシーに従って、定期的にオフィスに出勤することができます。
  • キャリアの成功に縛られない: 私たちは、すべての従業員が平等に扱われ、ワークスタイルに関係なく同じキャリア開発の機会を確実に得られるようにすることを目標に、マネージャーが分散したチームをサポートできるようトレーニングと支援を続けます。

新しいアプローチの重要な柱: 従業員が自分のワークスタイルを選択できること。 ハイブリッド ワークスタイルを検討している従業員が持つ最大の懸念の 1 つは、オフィス勤務の必要最低日数とオフィス勤務日が義務づけられるかどうかでした。 答えはノーです。

「すべての組織は、今適応しようとしています。 しかし、従業員が意思決定から除外されているため、プロセスを進めるのに非常に多くの苦労が見られます」と、ZK Research の創設者兼主席アナリストである Zeus Kerravala 氏は述べています。 「Zoom は、戦略の構築を支援するためにグローバルな労働力を強化し、従業員が革新的なプラットフォームを使用してどこからでもコラボレーションできるようにすることに重点を置いています。これは、他の組織が独自のハイブリッド ワークパスを作成する際に参考にできるモデルになります。」

まず、概念実証

PPE とソーシャル ディスタンスに関する原則を踏まえ、社内でワークスタイルを指定する正式な日付は発表していません。

ただし、オーストラリアのシドニーのオフィスで、すでにパイロットを進行しており、他の Zoom オフィスを再開しワークスタイルを適用する際の概念実証となります。 シドニーの従業員、および世界中のすべての Zoom 従業員にとって、Zoom プラットフォームは、さまざまなワークスタイルをまたがって効果的なコミュニケーションとコラボレーションを行うための基礎となります。

また私たちは、新しいワークスタイルを一緒に進めながら、グローバルな従業員ベースに耳を傾け、彼らのニーズに応えていきます。

働き方の未来について学ぶ

これは、次の段階の働き方に向けて前進する様子についての私たちの見解です。 今日の「働き方変革サミット」で、他の組織、アナリスト、チームリーダーがこの重要なトピックに取り組んでいる方法をご覧ください。 参加は無料です。Zoom での働き方の未来のために、そして世界中の組織のために、私たちが構築しているテクノロジーの一部を直接ご覧いただけます。

ご愛顧いただいているお客様

Okta
Nasdaq
Rakuten
Logitech
Western Union
Autodesk
Dropbox
Okta
Nasdaq
Rakuten
Logitech
Western Union
Autodesk
Dropbox

Zoom - すべてのつながりをひとつのプラットフォームで