Zoom で最高のハイブリッド ワーク環境を構築する方法
Zoom Rooms で利用できるスマート名前タグやインテリジェント ディレクターなどのイノベーションが、ハイブリッド ワーク環境にありがちな 3 つの課題への対処に役立つ仕組みをご覧ください。
更新日 July 12, 2023
公開日 June 06, 2023
私たちの日常生活は、存外に多くの AI であふれています。 目的地まで誘導してくれるスマートフォンのマップ機能、質問に答えるチャットボット、ポッドキャストや音楽をオンデマンドで再生するスマートホーム デバイスなど、枚挙にいとまがありません。
Zoom ユーザーのコミュニケーションは、多くの AI システムに支えられています。 AI テクノロジーが使用されている機能、製品、サービスには、次のようなものがあります。
音声認識も Zoom の AI テクノロジーの主要素の 1 つです。Zoom Meetings のライブ文字起こし機能と翻訳機能を実現することで、アクセスしやすいコミュニケーションの基盤が提供されます。 Teach for All のようなお客様は、これらの機能を使用して教育の壁を打ち壊し、レコーディングとチャットの文字起こしや翻訳を行っています。 これらのお客様は、言語の壁を打ち壊し、世界中の人々の相互コミュニケーションを支援し、ミーティング実施後のデータ処理(自動ログ記録、自動抄録作成など)に対応しています。
カールスルーエは、2021 年からこの Zoom テクノロジーの開発で中心的な役割を果たしてきました。 Zoom は KIT のスピンオフ企業である Kites を買収したことから、Zoom の研究開発チームの中心的役割を担う拠点はカールスルーエとなりました。 Sebastian Stüker の率いるチームが、人工知能を音声認識と音声翻訳に使用するアプリケーションを研究・開発しています。 ある機能は、21 か国語ですべての Zoom ユーザーが利用可能になりました。
拠点マネージャーである Sebastian Stüker(コンピュータ科学博士、Research Science ディレクター)は「私たちは自動言語翻訳によって、人間のコミュニケーションに見られる言語の壁を克服し、真のグローバル コミュニケーションを実現できます」と述べています。
拠点であるカールスルーエが担う役割は、研究開発だけではありません。 こちらの「イノベーション ハブ」スペースには、ハンズオンの Zoom テクノロジー体験も用意されています。 同スペースは全室で Zoom Rooms テクノロジーを完備しています。
カールスルーエ チームが自社開発の翻訳テクノロジーを頻繁に使用している点も忘れてはいけません。 ハイブリッド ワークを採用しているチームでは、この点が特に顕著となります。 Sebastian Stüker は「皆にとってよくある状況を紹介すると、ミーティング進行中、ルーム内にはドイツ人が 4 人いて、当然ドイツ語で話しています。 シンガポールにいる同僚と米国にいる同僚は、この会話にデジタルで参加したとき、ライブ翻訳を使用することで、私たち 4 人がまだ昼食の話をしているのか、プロジェクトの話をしているのかを即座に理解できます。 言語の壁が即座に崩されるため、私たちが英語に切り替えて会話を続ける前でさえ、誰一人として疎外感を抱きません」と述べています。
カールスルーエに Zoom イノベーション ハブを開設する意味は、研究開発の拠点であるドイツへの投資だけではありません。 新しいオフィス群は、関心のあるお客様がまっ先に Zoom の最新機能を体験できる場にもなっています。 このような機会提供により、ハイブリッド ワークへの最適な設備投資に十分な価値があることを中小企業に示すことができます。
Zoom 体験センターでは、Zoom Rooms が提供する対面とデジタルにおける機能と可能性をすべて体験していただけます。 これからも Zoom はニュースレターと公式ウェブサイトを通じ、皆様の参加方法に関する最新情報をお届けしていきます。