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CX を変革する方法: 新しい調査結果が示す、UCaaS とコンタクト センター プラットフォームの連携がもたらすメリット

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更新日 January 30, 2025

公開日 August 16, 2023

顧客体験を変革する方法

わずか 1~2 回でも不快な体験をしたら、ほとんどの顧客がそのブランドから離れてしまう現況においては、顧客体験が今日のビジネス リーダーの最重要課題であることは、想像に難くないと思います。実際に、Metrigy の 2023 Technology Spending Outlook(2023 年テクノロジー支出見通し)によると、企業の 65% が 2023 年は CX 関連の支出を平均 23% 増大していると回答しており、これはテクノロジー分野でもっとも高い数値となっています。

しかし、CX への注目度が高まっているのは、テクノロジー分野だけではありません。CCO(最高顧客責任者)の採用も拡大しており、Metrigy によると、約 75% の企業がすでに CCO を雇用しているか、その予定を立てているとのことです。この役職を設けた企業からは、収益、顧客評価、エージェントの効率性において、好ましい指標が報告されています。

これを受けて私たちは、顧客体験を向上させるその他の動向に興味が湧きました。 そこで Metrigy と協力して、従業員の負担を軽くしたり、顧客との長期的な関係を築いたり、誰もが切望するブランド エクイティを構築したりするために、CX リーダーがどんなことをしているのか把握するため、新たに調査を実施しました。

本調査の全文はこちらをご覧ください。または、記事のハイライトをチェックしてください。

CX の変革につながるプロジェクトとは?

Metrigy の調査によると、2023 年に CX 変革のイニシアチブを完了済みまたは進行中の企業は 82.7% にのぼるそうです。 最も注視されている分野は、従業員を中心としたイニシアチブ、基盤となるテクノロジー、アプリケーションとチャネルでした。 では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

従業員を中心としたイニシアチブ

満足度の高い従業員は満足度の高い顧客を生み出すと言いますから、エージェントのスケジュール、パフォーマンス、生産性を管理する CX ソリューションが企業の最優先事項となるのは当然です。Metrigy の調査によると、CX リーダーの 54% がエージェントのスケジュール作成とキャパシティ プランニングを強化するツールを、52% がワークフォース最適化テクノロジーを業務に追加しています。

アプリケーションとチャネル

バーチャル アシスタント自動チャットボットは、生成 AI 関連のプロジェクトと合わせて、CX を変革する要素の 41% を占めています。Metrigy はまた、ビデオや画面共有を使えば参加者同士でさらに魅力的なやり取りができるようになるため、40% の企業がビジュアル エンゲージメント チャネルをポートフォリオに追加しているとも報告しています。

バーチャル アシスタントと自動チャットボットは、生成 AI 関連のプロジェクトと合わせ、CX を変革する要素の 41% を占めています。

基盤となるテクノロジー

さらに強固な基盤を構築するため、CX リーダーの 48% はユニファイド コミュニケーション プラットフォームや CRM をコンタクト センターと連携し、46% はネットワーク、オーディオ、ビデオのパフォーマンスを改善する管理ツールを追加しています。クラウドベースのアプリも依然として人気が高く、40% のリーダーがオンプレミスのプラットフォームにクラウド用として構築されたソリューションを追加しています。それと同時に、31% のリーダーがオンプレミスからクラウドに移行しています。

リモートで働くコンタクト センター エージェントの負担を軽減

リモートで働くコンタクト センター エージェントの負担を軽減

従業員の働き方も重要です。Metrigy によると、フルタイムかつ在宅勤務のコンタクト センター従業員を抱える組織は 62% にのぼることから、今日のワークプレイスを成功に導くためにはハイブリッド ワークをサポートし、実現するテクノロジーが不可欠です。

多くのコンタクト センター エージェントがリモートで働いているため、リーダーはコミュニケーションのサイロ化を最小限に抑え、摩擦を減らす新しい方法を探す必要があります。ワークフォース管理ソリューションが役に立つ一方で、ユニファイド コミュニケーション プラットフォームとコンタクト センター機能の連携は、この摩擦を減らす鍵であるだけでなく、次のようなメリットもあります。

  • 顧客との対話に専門家が参加する際のアクセスが簡単
  • フロントラインとバックオフィスの担当者同士が、同じアプリで合理的に会話可能
  • エージェントとスーパーバイザーの双方が、顧客のサポートと製品開発に関与可能
  • ライセンスのバンドル化によるコスト削減
  • 顧客との通話中にビデオや画面共有を使用可能

このような利点に加え、顧客評価、従業員の効率、収益の増加により、昨年54.2%の企業がUCaaSとコンタクトセンターのプラットフォームを統合した理由が容易に理解できます。

(Mike Morse Law Firm が、この統合アプローチによってどのように顧客とのコミュニケーションを改善し、従業員のコラボレーションを合理化したのかご覧ください。)

CX 戦略を改善する方法

コンテンツ

顧客とより良い関係を築きたいのであれば、今こそが変革のレンズを通して CX 戦略を評価する時です。 全体的な体験を犠牲にすることなく、お互いにシームレスに連携できるようなプロダクトで、技術スタックを統合する方法を探ってください。 追加コストをかけることなく、エージェントと顧客の双方にとって有意義な体験を生み出してくれるものこそが、適切なソリューションと言えます。

Metrigy の CX 変革に関するレポート全文を読んで以下をご確認ください。

  • CX 戦略を評価する方法
  • UCaaS とコンタクト センター プラットフォームを連携するメリット
  • ビジュアル エンゲージメント アプリケーションの価値
  • 顧客体験を変革するためのヒント

Zoom は、コンタクト センター業務とユニファイド コミュニケーションを一体化することで、エージェント、同僚、そして顧客にわたるコラボレーションを促進できると考えています。Zoom の CX ソリューションは、オムニチャネル コンタクト センター、自動バーチャル アシスタント、ワークフォース エンゲージメント管理ツールが持つ機能をすべて単一のプラットフォーム上で提供します。Zoom の顧客体験ソリューションで CX を変革する方法について詳しくは、今すぐ Zoom にお問い合わせください

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