Zoom Workplace レポート ルームとワークスペース ハイブリッド ワーク ミーティングとチャット

あなたの組織でハイブリッド ワーク環境を実現するには

多くの組織が、より柔軟なハイブリッド ワークモデルに移行しつつあります。あなたの組織がハイブリッド ワークにシームレスに移行する方法をご紹介します。
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更新日 April 07, 2023

公開日 June 16, 2021

ホームオフィスで働く

私たちの働き方は今、大きな転換点を迎えています。 これまで、多くの組織におけるワークモデルは、次の 2 つのどちらかでした。1 つ目は、全社員が毎日出勤するオフィス勤務、2 つ目は、場所を問わず社外で業務を行う在宅勤務です。 

しかしながら、昨今の世界的な危機により、組織はどこでどのように働くかについて、根本的に見直す必要に迫られています。 近年のテクノロジーの進化に伴い多くの組織が、社員がオフィスまたはリモート、あるいはその両方を組み合わせて働くことができるハイブリッド ワークモデルを検討しています。 

ハイブリッド ワークのメリット

ハイブリッド ワークモデルへの移行は、組織に次のようなさまざまなメリットをもたらします。 

  • 高い柔軟性: ハイブリッド ワークモデルは、社員のより柔軟な働き方を実現します。オフィスでも、自宅でも、出張前の空港でも、プールサイドでも、どこからでも仕事ができます! 
  • ワークライフ バランスの向上: 社員自らが出社日を自由に選択できるようにすることで、充実したプライベートを過ごすことができるようになり、ストレスの軽減し、また自分のための時間や家族を大切にする時間をより多く持てるようになります。 
  • 優れた人材へのアプローチ: ハイブリッド ワークモデルを採用することで、雇用者は国内外を問わず幅広い層の人材にリーチし、優秀な人材を世界中から獲得することができるようになります。 

一方で、ハイブリッド ワークモデルが適切に導入・運用されないと、組織全体にさまざまな課題が生じる可能性があります。たとえば次のようなことが考えられます。

  • 社内オフィス勤務とリモートワークでの従業員格差問題: リモートでのコミュニケーションに比べ、対面でのコミュニケーションがはるかに効果的であることは間違いないでしょう。リモートワークの従業員は、バーチャル ミーティングで社内オフィス勤務の従業員と同等の参加機会が与えられず、疎外感を抱くことがあります。
  • チームワークに関する課題: これまで組織は、ハッピーアワーやスポーツなどのイベント開催を通じて、チームの結束力を高めてきました。 しかし、場所を問わずリモートで業務を行う社員は、実際に参加することができないため、こうした結束を作り上げるのは難しいかもしれません。
  • テクノロジーへの依存度の高まり: チームの分散化が進むにつれ、コミュニケーションのテクノロジーへの依存度も高まります。そのため、こうしたソリューションの使用方法について社員に適切なトレーニングが行われてない場合、効果的なコミュニケーションを行う上で深刻な支障をきたす可能性があります。 

世界におけるハイブリッド ワークの評価

組織が業務や社員の要望を再検討し始め、ハイブリッド ワークが定着しつつあることは明らかです。 大手アナリストの最近の調査によると、企業はハイブリッド ワークの価値を認識しています。

  • マッキンゼー社の最新レポートでは、多くの経営幹部が、パンデミック以前のレベルと比較して、組織の生産性、顧客満足度、社員のエンゲージメント、そして多様性と一体感の向上を挙げています
  • さらにマッキンゼーは、10 社のうち 9 社が、将来的に在宅勤務とオフィス勤務を組み合わせる予定であることも明らかにしています 
  • 2020 年の「Gartner ReimagineHR Client Survey」によると、人事部門責任者の 90% が社員の在宅勤務を全面的に信頼していると回答、さらに 75% がリモート ワーカーの生産性は、オフィス ワーカーと変わらず高いと考えています

また社員も、ハイブリッド ワークへの移行を支持しているようです。 

  • SurveyMonkey 社と Zoom が実施した最近の調査では、過去 1 年間に在宅勤務を行なったことがある回答者のおよそ 2/3 (65%) が、ハイブリッドな勤務環境が理想的なワークモデルであると回答しています
  • 2020 年の「Gartner ReimagineHR Client Survey」によると、世界のナレッジ ワーカーの 25% が主な職場として在宅勤務を選択し、2022 年には就業人口の 45% が週に 2〜3 日、在宅勤務をするようになると考えられています
  • SurveyMonkey 社の調査によると、リモート ワーカーの 61% が大規模なグループ ミーティングにバーチャルで参加したいと考えています。一方で、新規クライアントや顧客に対しては、69% のリモート ワーカーが直接会うことをより好む傾向にあります 

これらの調査からも明らかなように、組織や社員のほとんどがハイブリッド ワークモデルを支持しています。しかしながら、調査対象となった組織の 68% がハイブリッド ワークへの移行計画をまだ立てていません。 あなたの組織が新たなワークモデルに向け準備する際に役立つ、ハイブリッド ワークのベストプラクティスをご紹介します。 

ハイブリッド ワークへのベストプラクティス

効果的なハイブリッド ワーク環境を実現するためには、組織と社員の緊密な協力が不可欠です。 ここでは、ハイブリッド ワークモデルの導入を検討している組織のためのベスト プラクティスをご紹介します。 

  • チーム内のつながりを確実に保つ: 離れた場所にいるメンバーと仕事をするには、定期的なコミュニケーションとコラボレーションが不可欠です。職場のメッセージ アプリケーションやビジネスフォン サービスなどの効果的なソリューションを活用して、スムーズに同僚とつながることができるようにしておくことをお勧めします。 また、バーチャルでのチーム ビルディング イベントを開催することで、実際に会ったことがなくても、チーム メンバー同士の結びつきを深めることもできます!
  • 充実したリソース ライブラリの作成: 優れたリソースを提供することで、離れた場所にいるメンバーの職務遂行、デバイスとアカウントのセキュリティ維持、さらにワークプレイスで使用するテクノロジーとソリューションの習得を支援します。また、レコーディングされたトレーニングの資料やセッションが作成されるため、社員は成果達成に必要な情報や資料にスムーズにアクセスできます。
  • ワークプレイス ソリューションの統一: 複数のアプリケーションやプログラムを併用すると、ハイブリッド型ワーカーはさまざまな状況でどのソリューションを使用すべきか混乱し、ユーザー体験の低下を招くこととなります。そして、管理も複雑になり、コストもかさむ可能性があります。 ユニファイド コミュニケーション ソリューションを導入することで、電話、チャット、ウェビナー、ビデオ ミーティングなどのコミュニケーションをすべて 1 つのプラットフォームに集約し、シームレスなコミュニケーションを実現することができます。 
  • 円滑な組織コミュニケーションのためのインフラ導入: ハイブリッド型ワーカーやステーク ホルダーに一斉にコンタクトできることは、有事、またニュース リリースの際に非常に重要になります。 大規模なイベントやミーティングにも対応できる優れたビデオ コミュニケーション ソリューションを活用することで、全社ミーティング、タウンホール ミーティングをホストしたり、組織レベルのコミュニケーションをよりパーソナライズされた直接的な方法で行うことが可能になります。 
  • すべての社員が同等の機能を利用できるソリューションの導入: オフィスで勤務する社員とリモートで勤務する社員がいる場合、どこにいてもエンタープライズ グレードのコミュニケーションを実現するソリューションを用意することが求められます。 チームのデジタル コラボレーションを可能にし、仕事に集中できる環境を整え、オフィス ワーカーと同レベルの機能を備えたソリューションをチームに提供することで、チームがどこで仕事をしていても、高い生産性と成果を確実なものにすることができます。 

Zoom で強力なハイブリッド型ワーカーの実現へ

皆様の組織でハイブリッド型ワーカーの活躍をサポートするには、従業員が社内オフィス勤務でもリモートワークでも同じ条件で働ける環境を確立するソリューションの導入が必要です。Zoom のプラットフォームには、チャット、電話、ミーティング、カンファレンス ルーム、ウェビナーなど、組織がリモートワークの従業員に社内オフィス勤務時と同等の機能と裁量を提供するために必要なソリューションがすべてそろっています。

Zoom プラットフォームでは、以下の機能を利用できます。

シームレスなコミュニケーション エコシステム

Zoom では、多様なビジネス コミュニケーション ツールを 1 つのプラットフォームで使用でき、多種類のアプリケーションとプラットフォームを使い分ける煩わしさがありません。Zoom では従業員が電話、ビデオ、チャットなどのコミュニケーション方法をシームレスに使い、ファイル送信、画面共有、ミーティングのスケジュール作成などもできるエコシステムを構築できます。

ダイナミックなカンファレンス ルーム

Zoom のカンファレンス ルーム ソリューションである Zoom Rooms は、小さなハドルスペースから大きな「全社ミーティング」用カンファレンス ルームまで、皆様の組織のニーズに応じて臨場感あふれるミーティング スペースを用意できます。さらに Zoom Rooms には、ワイヤレス画面共有、タッチフリー操作、ホワイトボードでのリアルタイムの注釈付与など、最先端の機能が搭載されています。

オフィス ワーカーに匹敵する業務環境をリモート ワーカーに

Zoom は、画面共有やライブ注釈を通じてリアルタイムでコラボレーションする機能、バーチャル背景を使用してあらゆる場所をオフィスとして利用可能にする機能、多様なコミュニケーション ツールをシームレスに使用する機能がそろっています。組織内で社内オフィス勤務とリモートワークの従業員に平等な機会を提供できます。社員は、どこにいるときも同じパフォーマンスと機能にアクセスできます。

さまざまなワークプレイス ソリューションとのネイティブな統合

Zoom のプラットフォームは、Slack、Microsoft Office 365、Google G Suite、Salesforce をはじめとする、さまざまな業界トップクラスのワークプレイス ソリューションと簡単に統合することができます。これにより、社員はワークフローを合理化でき、業務中にアプリケーション間を行き来する無駄な時間を最小限に抑えることができます。 

ハイブリッド ワーク実現に向けて

皆様の組織がハイブリッドワークへの移行に向けて確信を持って前進し、さらに柔軟なワークスタイル、ワークフローの合理化、シームレスなコミュニケーションを実現する方法の詳細情報をご確認ください。

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