ZoomMate入門ガイド
ZoomMateの使用開始に必要な機能、つまりノート、検索、ワークフロー、AIツールのすべてを、Zoom Workplace内で利用できます。
ミーティングインテリジェンスは、ミーティングの終了後に何かが起きて初めて価値を持ちます。
公開日 2026年8月11日
ZoomプロダクトマーケティングマネージャーのRobin Bunevichは、Zoom AI部門のプロダクトマーケティングおよび戦略を統括しています。Robinは、3年にわたりZoomのイベントソリューション製品のマーケティングを主導し、Zoomで急成長している製品の1つであるZoom Eventsをリリースしました。現在は、組織がAIをワークフローにシームレスに導入できるよう支援することに注力しています。Zoomに入社する前は、ニューヨーク・タイムズ紙でライブイベントのマーケティングを担当し、2020年3月には同組織のバーチャルイベントプログラムへの全面的な移行を支援するうえで重要な役割を果たしました。Zoomでは、15年以上にわたるマーケティングと広告の経験を活かし、Zoom AIソリューションの認知度向上と普及に努めています。
ナレッジワーカーは日々、どの組織も活用しきれないほど多くの有用な情報を生み出しています。ミーティングで意思決定が行われます。会話を通じてコンテキストが明らかになります。その場にいない人が耳にすることのない議論の中で、答えが生まれます。こうした情報をすべてどこかに記録するという課題は、おおむね解決されています。AIメモ作成は、始まりにすぎません。
さらに難しいのは、その後に何が起きるかという問題です。多くの組織は知識の記録には非常に長けていますが、それを活かせていることはほとんどありません。要約はあります。アクションアイテムも記録されています。そして、ミーティングが終わって仕事に取りかかるまでの間に、メールや通知が届いたり、なんと別のミーティングが入ったりします。そして、本来終えるはずだった仕事は、まったく片付きません。
1回の生産的なミーティングで何が生まれるか、考えてみましょう。共有すべき決定事項、オーナーを決める必要があるタスク、回答が必要な質問、次の会話までに行うべきフォローアップです。
優れたAIメモ作成機能なら、こうした内容をすべて忠実に記録します。その後、人が要約を読み、重要な点を見極め、別のシステムでタスクを作成し、手作業で次のステップへとつなげます。
AIメモ作成機能は会話を記録しました。その内容を行動に移すための作業は、依然としてすべて人が担う必要があります。
記録、コンテキスト、行動がつながれば、仕事の進め方を変えられます。適切に設定すれば、ミーティング終了後に、オーナーと期限を記載した要約を適切な相手へ自動的に振り分けられます。ミーティング中に出た質問には、過去の会話、共有ドキュメント、接続されたシステムを横断して検索することで回答できます。顧客に約束したフォローアップも、会話のコンテキストをあらかじめ盛り込んだ下書きを作成できます。
そして、こうしたことを実現するために、全員が同じプラットフォームを使う必要はありません。多くのAIメモ作成機能は、ビデオ通話、電話、対面での会話など、ミーティングの形式を問わず利用できます。特定のツール専用ではなく、システムのオーディオ機能を利用する仕組みだからです。多くのAIメモ作成機能は、単一のプラットフォームにとどまらず、チームがさまざまなミーティング環境で利用できるように設計されています。
多くの組織では、すでに複数のAIツールが導入されており、ツールごとにデータポリシー、コンプライアンス要件、管理ダッシュボードが異なります。調査によると、AI対応のコラボレーション機能を利用する従業員は、週に平均3時間を節約しています。しかし、その価値がIT部門の管理下にない複数のツールに分散すると、価値を測ることが難しくなり、管理はさらに困難になります。記録、コンテキスト、行動が1つのプラットフォームにまとまれば、IT部門はポリシーの設定を一元化し、1つのコントロールパネルと統一された方法ですべてを管理できます。インテリジェンスは、スケールアップに対応できるように設計されています。管理負担まで増やす必要はありません。
これは、AIがいつか実現するかもしれない未来の構想ではありません。記録、コンテキスト、行動が1つのプラットフォームにまとまることで実現するものです。
My Notesはシステムのオーディオ機能を利用し、Zoom、Microsoft Teams、Google Meetに加え、対面での会話にも対応します。Zoom Workplaceに組み込まれたAI機能は、ミーティング、チャット、電話にインテリジェンスをもたらし、コンテキストのつながりを保てるように設計されています。さらにZoomMateは、そのインテリジェンスをチームがすでに使っているツールと連携させ、会話をもとにタスクの完了、フォローアップの下書き作成、仕事の完遂を支援できます。
My Notesと主要なAI機能は、対象のZoom Workplace有料プランに含まれています。ZoomMateは有料アドオンとして利用でき、AIエージェントやワークフローに加え、Salesforce、Jira、Google Drive、OneDriveなどの対応アプリと連携できる機能を提供します。
会話を起点に、仕事を完了まで進められます。チームが最も力を発揮できる場所がどこであっても、1つのプラットフォームで一元管理できます。
*Deloitte、Zoomによる委託調査、「次世代コラボレーションによる生産性の向上」、2025年。