教育機関 レポート

教育向けZoom:上位10のFAQ

リモート教育への Zoom 利用についてご不明点はありませんか?Zoom をバーチャル教育やオンライン学習に使用するうえでよくあるご質問のトップ 10 をまとめました。
7 分で読める

更新日 September 22, 2022

公開日 April 24, 2020

Zoom を介して教える講師
Brendan Zhang
Brendan Zhang
Zoom Events プロダクト マーケティング マネージャー

リモートでのバーチャル学習は、多くの教師や管理者、学生、保護者にとってニューノーマルになっています。バーチャル学習への移行は簡単ではないかもしれませんが、Zoom を使用することで、ユーザーにとって安全で効果的なバーチャル クラスルームを確保できるよう、リソースを提供したいと考えています。Zoom をバーチャル教育やオンライン学習に使用するうえでよくあるご質問、トップ 10 をまとめました。

1. Zoom Meetings と Zoom Webinars のどちらでクラスを主催すればよいですか?

ミーティングもウェビナーも、大人数のオーディエンスとつながり、エンゲージメントを確保するための優れた方法です。事前登録を求めることにより価値ある洞察を収集することさえできます。 しかし、ミーティングとウェビナーには以下のような主な違いがあります。
  • ミーティングは、コラボレーション力が高く、出席者がオーディオやビデオを使用し、画面を共有し、ライブのインタラクティブな環境で注釈を行う機能を利用できます。
  • ウェビナーは、オーディエンスを管理する機能がより強力です。ウェビナー出席者は、ビデオやオーディオでやり取りする代わりに、ホストまたはほかの参加者と Q&A やチャットパネルでやり取りできます。
ハンズオンの学びが多くコラボレーションが重視されるクラスルーム環境では、共有されているコンテンツに生徒が直接取り組んだり、学生・生徒どうしの直接のやり取りがあったりして、ミーティングが重宝します。オンライン講義にはウェビナーが最適で、学生・生徒が講義を聞いたり、コンテンツを視聴したり、Q&A 機能で質問を送信したりできます。 どちらを使うかの判断材料として、ライセンス ミーティング アカウントとライセンス ウェビナー アカウントの機能比較表をご覧ください ミーティングとウェビナーを比較している表

2. バーチャル クラスルームのセットアップのベスト プラクティスは、どのようなものですか?

ここに、安全で生産性の高いバーチャル教室を確保するための推奨事項を記載します。

  • パスワードが必要: ミーティングまたはウェビナーのパスワードを作成し、生徒と共有して、パスワードのあるゲストのみがバーチャル教室に参加できるようにしてください。
  • 事前登録を要求する: ミーティングウェビナーのいずれでも、登録を要求すると、クラスへの参加登録を済ませたユーザーを把握できます。また手動で登録者一人ひとりを承認し、クラスの出席予定者の評価に役立てることもできます。
  • 待機室を有効にする: 待機室を利用すると、ミーティングへの参加者の自動的な参加を拒否できます。Zoom の K-12 プログラムに登録されている場合、これがデフォルトで有効になります。出席者を一人ひとり承認することも、参加者全員を一斉に承認することもできます。また学校のドメインでサインインしている生徒の入室は自動的に許可し、待機室をスキップさせることもできます。学校のドメインに属さない出席者は個別に許可する必要があります。
  • 画面共有を無効にする: 教育機関のユーザーは、画面共有のデフォルト設定が、ホストからの画面共有のみ許可するようになっています。これにより、出席者による不適切なコンテンツや集中を乱すコンテンツの共有を拒否できます。出席者にコンテンツ共有の許可を与えるには、この設定を調整するか、[セキュリティ] アイコンでミーティング内共有の設定を切り替えます。
  • 非公開チャットを無効にする: ホストには、出席者どうしでは非公開メッセージができないように、チャットをロックする機能があります。生徒間は禁止していても、生徒と教師の間のチャットは可能です。
  • 参加者を管理する: 招かれざる外部参加者がクラスルームに参加した場合は、[セキュリティ] アイコンのコントロールで削除できます。参加者をミュートする機能、参加者のビデオを停止する機能、名前の変更を制限する機能など、参加者管理に関するその他のインサイトについては、Zoom のサポートページをご覧ください。
  • ミーティングをロックする: [セキュリティ] アイコンから直接、ミーティングをロックし、ミーティング開始後にほかの出席者の入室を拒否することもできます。この機能は、不正な外部参加者をシャットアウトできるうえ、遅刻に関するポリシーの実施に最適です。

3. 担当クラスルームの安全を期すには、どうすればよいですか?

数多くの機能と設定がデフォルトで有効になっているため、今すぐ利用して、Zoom でのクラスルームの安全性を期すことができます。ミーティング内では、[セキュリティ] アイコンは、多様なセキュリティ機能をすばやく見つけて有効にすることができるオールインワン UI です。ホストまたは共同ホストはこの機能で以下を実行できます。

  • ミーティングをロックする
  • 待機室を有効にする
  • 参加者を削除
  • 参加者の画面を共有する機能、チャットの機能、自分の名前を変更する機能、注釈する機能を制限

Zoomの新しいセキュリティアイコン無料のベーシック アカウント、シングル ライセンスのプロアカウント、Zoom の K-12 プログラムを利用しているアカウントでは、セキュリティの追加レイヤーとして、待機室ミーティング パスワードがデフォルトで有効になっています。このうち K-12 アカウントではミーティング パスワード要件を変更できません。バーチャル クラスルームの保護に関する最近のブログで、ぜひ追加のヒントをご覧ください。

4. クラスルームで出欠を取るには、どうすればよいですか?

オンライン クラス中に出欠を取る方法の一つは、事前登録の要求です。登録レポートを見れば、誰が事前登録し誰が実際に出席したかを確認できます。出欠を取るもう一つの方法は、授業中に投票を立ち上げることです。その投票のレポートをあとでエクスポートし、投票に応答した人をチェックすると、誰が授業に出席したかを把握できます。

5. 生徒全員のビデオ表示を見るには、どうすればよいですか?

Zoom では、ギャラリー ビューに最大 49 名の参加者のビデオを表示できます。ビデオ設定でこの機能を有効にするだけで使用できます。学生・生徒が 50 名以上いても問題はありません。ギャラリー ビューの左右の矢印をクリックして逐次ほかの参加者 49 名を表示していけば、最大 1,000 枚のサムネイルから参加者のビデオを表示できます。

Zoomのギャラリー ビュー

6. ブレイクアウト ルームをセットアップする手順は?

ブレイクアウト ルームには、クラスを 50 個もの下位セッションに分割する機能があります。これは、グループ単位の活動や課題に最適です。各ブレイクアウト ルーム内では、参加者が種類豊富なオーディオ、ビデオ、共有の機能すべてにアクセスできます。またサポートが必要になった場合は、各ルームからホストにアラート通知を送信できます。対してホストはどのブレイクアウト ルームにでもアクセスし、質問に答えることができます。 この機能を利用するには、ミーティング設定でブレイクアウト ルームを有効にしておく必要があります。有効になっていると、事前に割り当てるか自動割り当てで学生・生徒をグループに配置できます(具体的な手順はこちら)。

7. 自分から画面共有を行うには、どうすればよいですか?

画面共有を利用すると、スライド、ビデオを筆頭に、価値あるコンテンツを学生・生徒と共有できます。学生・生徒が自分の作業のプレゼンテーションを行えるように、学生・生徒に画面共有へのアクセス権を与えることもできます。画面を共有するには、緑色の [画面共有] アイコンをクリックし、共有する要素を選択します。ビデオを共有する場合は、[コンピュータ サウンドを共有] チェックボックスを必ずクリックしてください。 画面共有を利用すると、Zoom セッション内の別のカメラを共有することもできます。そのため、オーバーヘッド プロジェクターに似た書画カメラからも画像を共有できます。Zoom と Kaptivo の連携もご確認ください。この連携では、物理的ホワイトボードのコンテンツをデジタルデータとしてキャプチャし、共有することができます。

8. 注釈を付けるには、どうすればよいですか?ほかに誰が注釈を付けることができますか?

画面共有中、共有コンテンツに図画を描き込んだり文字を入力したりステッカーを貼り付けたりすることもできます。ホストには、画面への注釈付与を参加者に許可する機能も追加で提供されます。この方法は、学生・生徒とのエンゲージメントやコラボレーションに最適です。画面共有の際は、ホワイトボードも共有できます。このバーチャル ホワイトボードは、クラスルーム内によく設置されているホワイトボードと同じように利用でき、空白のデジタルページを共有して出席者と一緒に課題に取り組むこともできます。

9. Chromebook では、どのような機能を利用できますか?

Chromebook でミーティングを主催したりミーティングに参加したりすると、ほかのデバイスで利用できる機能の大半にアクセスできます。必要なのは、Chrome のウェブストアにある Zoom アプリケーションからミーティングに参加することだけです。Chromebook での主な違いは、投票、ホワイトボード、注釈、リモート コントロールを利用できない点です。詳細情報については、Chromebook で Zoom を使用する方法をご覧ください。

10. モバイル デバイスではミーティングの主催や参加ができますか?

Zoomを利用すると、同じ信頼性が高くシームレスなミーティングエクスペリエンスへ、他のデバイスと同じようにモバイルデバイスでもアクセスできます。 しかし、投票を作成し立ち上げる機能、ブレークアウトルームを開始する機能、誰に画面共有をさせるかをコントロールする機能などのミーティング内コントロールの一部は、モバイルデバイスでは利用できません。 ギャラリー ビューもスマートフォンやタブレット端末で制限されています。

Zoomの使用を今日すぐ開始しよう

使用開始にあたってもう少しサポートが必要ですか?そのような場合は、このオンデマンドウェビナーでZoomの専門家が回答する上位10の質問に目を通すことができます。

ウェビナーを視聴

ご愛顧いただいているお客様

Okta
NASDAQ
楽天
Logicool
Western Union
オートデスク
Dropbox
Okta
NASDAQ
楽天
Logicool
Western Union
オートデスク
Dropbox

Zoom - すべてのつながりをひとつのプラットフォームで