ルームとワークスペース レポート

管理者の皆様 カンファレンス ルーム管理業務が簡単になる Zoom Rooms 機能をご紹介

本稿では、お客様の Zoom Rooms 向けハードウェアの管理と展開をシンプルにするべく、Zoom Rooms に導入した拡張機能の一部を取り上げます。
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更新日 December 16, 2022

公開日 December 08, 2022

Zoom Rooms controller

導入

今回ご紹介する機能により、Zoom Rooms を一つずつ追加する手間や、ハードウェアが設置され割り当て可能になるまで待つ時間は不要になります。 Zoom Rooms と関連ハードウェアを効率的に展開できる機能をいくつかご紹介しましょう。

Zoom Rooms をインポート

Zoom Room を 1 部屋だけ作成するなら、ご負担にはならないでしょう。しかし数百、場合によっては 1,000 もの Zoom Rooms をインポートするとなると、相当時間がかかる作業です。 そのため Zoom は、管理者の皆様が多数の Zoom Rooms を一括作成できる機能を開発しました。

CSV 形式のファイルを使用して、多数の Zoom Rooms を一度にインポートする本機能では、管理者が一度に最大1,000 室もの Zoom Rooms を作成でき、同時にカレンダー連携、Zoom Rooms の種類(キオスク、パーソナル Zoom Rooms、デジタル サイネージ単体など)、定員、各種タグ、Zoom Rooms をお使いの拠点の階層で特定のルームが占める位置を追加できます。 このため管理者は、Zoom Room の展開に関連する多数のステップを 1 つの操作で完了させることができます。

Zoom のルーム用デバイスをインポート

一度に最大 1,000 台ものデバイスを Zoom Room 専用ハードウェアとしてインポートする機能があれば、管理者は使用ハードウェアが使用拠点に届くまで待ち、Zoom Rooms を割り当てる必要がありません。 Zoom Rooms ダッシュボードで [デバイス管理] セクションに移動し、Zoom Rooms 専用ハードウェアをインポートして Zoom Room に割り当てるまでをワンステップで実行するオプションを選択するだけです。

この機能は、インポート中にエラーが発生した場合、関連するエラーコードも含めたレポートを送信するように設定されているため、管理者は問題の発生箇所を即座に特定できます。 Zoom はセキュリティを大切にしています。たとえば誰かが、すでにほかの Zoom アカウントと関連付けられているデバイスをインポートしようとしても、Zoom がインポートを阻止します。

継続中の管理

Zoom は Zoom Rooms がお客様のビジネスニーズに合わせて変化することを理解しており、Zoom の諸機能は、可能な限り最高の体験をお届けするために、常に進化を続けています。 そのため Zoom は、お客様の継続的な Zoom Rooms 管理を支援する機能を多数ご用意しています。

Zoom Rooms を更新

Zoom Rooms の更新方法は、お客様のニーズや組織の状況によって異なるため、Zoom では Zoom Rooms の更新を発行する方法を数種類ご用意しています。具体的には Windows または Mac マシンで一度に 1 室ずつまたは複数のルームを更新する機能、スケジュールを設定して定期更新する機能、所定の自動更新プロセスを使用する機能などがあります。 Zoom Rooms の実行マシンが Windows マシンであろうと Mac 、コンピュータであろうと、Zoom がサポートする Zoom Rooms アプリのいずれかのバージョンにダウングレードするユーザー機能が付いています。

1 回限りの更新

お客様に一段と高い柔軟性を提供するために、Zoom Rooms では、ウェブポータルから直接、1 台または複数のデバイスにアップデートをプッシュする機能を提供しています。 また管理者が更新中の挙動をよりよく把握できるように、Zoom Rooms ではステータス更新プロセスについて [更新中]、[ダウンロード中]、[インストール中] など、従来より細やかなフィードバックを表示します。 定期自動更新を使用して更新されるデバイスでも、同様の強化されたフィードバックを利用できます。

定期更新

システム管理者もチームも忙しく、多様なシステム要件に対応していく中で、事前にスケジュールを設定しておく必要がある定期更新もあります。 定期更新は、対象デバイスを個別に、または一括して選択でき、更新を処理する日時を選択できます。 また管理者が更新内容を把握しやすいように、定期更新の内容の表示と編集、デバイスの削除、進行中の更新の進行状況の追跡もできます。

そのため更新をスケジュールするだけでなく、更新がデバイスに適用されたことを確認することもできます。 更新エラーはすべて記録され、ウェブポータルに表示されます。

自動更新

Zoom は複数の Zoom Rooms を自動的に更新したいというご要望にも対応しています。 この機能は、お客様に代わって Zoom Rooms に更新を自動発行するだけでなく、お客様に更新確認日と更新適用日を選択する機能も提供しています。 毎日更新を確認する必要がない場合は、特定の曜日と時間帯を選択して更新の有無を確認し、適用できる更新があれば適用することもできます。 適用対象はアカウント単位、グループ単位、ルーム単位で選択できるため、お客様の Zoom Rooms をより柔軟かつ細やかにコントロールできます。

Zoom Rooms の整理

ミーティング スペースはそれぞれ、サイズ、ハードウェア、ソフトウェア、照明、座席配置などの条件が異なります。 Zoom は Zoom Rooms を整理、管理、説明する方法を増やし、システム管理者とチームが十分な情報に基づいて迅速、簡単に変更と更新を実行できるようにしたいと考えています。  

サービスログ

Zoom Rooms の設定時または変更時には、特定のルームまたは場所について注釈を残し、ほかの管理者に文脈を伝えることもできます。 アカウント内のサービスログを使用すれば、ルームや場所に注釈を付けることもできます。

サービスログを使用すると、各ルームのサイズ、使用方法、ルームへの変更、特別な考慮事項などの詳細情報を追加することもできます。 各注釈に最大 4 個まで画像を追加できるオプションもあるため、サービスログを閲覧した人に文脈情報を提供できます。リモート管理者は変更を加え、過去の処理を把握し、ルームの外観を把握することもできます。

Zoom Rooms のタギング システム

管理者が Zoom Rooms を簡単に整理できるようにするため、カスタムタグを作成して Zoom Rooms にタグを適用できるようにしました。 結果として管理者は、お客様の Zoom Rooms 用の固有タグを合計で 500 個まで作成し、管理することができます。

1 個または複数の Zoom Rooms を選択し、各室に最大 10 個まで適用することもできます。 また適用範囲に場所単位を選択し、選択したタグを選択した場所の Zoom Rooms に適用することもできます。 また Zoom ウェブポータルで [Zoom Room 管理] を使用しているとき、タグで Zoom Rooms をフィルタリングすることもできます。 このため管理者は、必要に応じて Zoom Rooms を整理できます。

Zoom Rooms のメリットを確認

このような優れた Zoom Rooms 管理機能がお客様のカンファレンス ルーム体験にもたらす影響については、Zoom アカウントにログインしてご確認ください。 どこからでも、カンファレンス ルームの管理を簡単にし、より合理的で直感的な体験を届ける Zoom Rooms の革新的な機能については、Zoom Rooms ページをご覧ください。

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