セキュリティとプライバシー 教育機関 Zoom Workplace ミーティングとチャット レポート

お子様が Zoom を安全に利用するための保護者用ガイド

保護者の皆様が、お子様と Zoom を安全に使用するための話し合いをする際の、ヒントとお役立ち情報をいくつかご紹介します。
5 分で読める

更新日 July 15, 2024

公開日 February 07, 2023

セーファー インターネット デー
Chanel Cornett
Chanel Cornett
トラスト&セーフティ部門、ポリシー カウンセル

オンラインの安全性について効果的に話し合うためのヒント

ちょっと話をしようか。

さまざまな理由でこう口にすることが、保護者ならあるでしょう。 学校のこと、他の子どもとのいざこざ、それに願わくば、オンラインの安全性について話すこともあるかもしれません。 子どもたちがインターネットでつながりをもち、仲間と絆を深め合い、新しい知識を得ている現代社会において、ネットの安全性はますます重要なトピックになっています。 今年のセーファー インターネット デーのテーマが、オンラインでの生活についての会話に注目しているのはそのためです。

ですが、いつでも自然とこうした会話になるわけではないでしょう。そこで、保護者の皆様がお子様と Zoom を安全に使用するための話し合いをする際の、ヒントとお役立ち情報をいくつかご紹介します。

有言実行

16 才未満のお子様は自身の Zoom アカウントを保有できませんが、教育機関では、バーチャル学習のために教育機関向け Zoom が幅広く使用されています。お子様が Zoom やそのほかのインターネット ベースのアプリケーションを使用する際は、身体の安全について話し合うのと同じように、オンラインの安全性についても話し合うことが大切です。こうした会話を通してお子様は、オンラインでの問題発生時にそれを認識する方法や、その対処法について学ぶことができます。オンラインの安全性と Zoom について話し合う際のヒントをいくつかご紹介します。

Zoom がほかのテクノロジーと異なる点を理解する

教師は Zoom Meetings を介して魅力的なデジタル学習環境を構築し、授業を逃した学生はクラウド レコーディングで授業の遅れを取り戻すことができます。また、Zoom Whiteboard では創造力を高め、コラボレーションを促進できます。 現代のお子様達にとって欠かせないツールである Zoom ですが、ソーシャル メディア プラットフォームではありません。 Zoom プラットフォームにはテキストでのフィードや投稿を公開する機能はなく、コンテンツを表示するアルゴリズムも使用しません。 学校や保護者が、お子様のチャットやミーティング、その他のコンテンツの保存を設定で許可していたとしても、Zoom のコミュニケーションはほとんどの場合ライブで行われ、インデックス化されたり他人が検索したりはできません。

お子様が Zoom のコンテンツを、コンテンツを拡散するフィードやアルゴリズムを使うほかのサイトに配信することを許可した場合は、そうしたプラットフォームの施行するコンテンツ ルールに、学校や保護者、お子様は従う必要があります。

不正行為を形成するものを知る

バーチャルな環境だからといって、行動を変えてはいけないということをお子様にきちんと説明することが重要です。オンライン クラスルームにも、物理的なクラスルームと同じルールがあります。指名されてから話し、ほかの学生を思いやり、皆のことを尊重するようにしましょう。

Zoom では、従うべき「クラスルームの規則」として Zoom 利用ガイドライン(AUG)を定めており、ユーザー全員に以下の行動を禁止しています。

  • 虐待
  • 不快な言動
  • 暴力の賛美
  • 不正あるいは特定の規制のある商品
  • 機密性の高いコンテンツ
  • 自殺および自傷
  • スパム

不正行為の防止機能

教育者がお子様を交えたミーティングを行う際は、こうしたセッションの安全性を保つための機能について全員が理解していることが重要です。 これらの機能をいくつかご紹介します。

  • 待機室: 待機室は、自分のミーティングに参加できる人をふるい分けることができる、いわばバーチャルの用心棒のようなものです。
  • 参加者をミュートする: ホストは各参加者を個別に、または全員を一括でミュート / ミュート解除できます。これにより、ほかの参加者からの迷惑で気が散るノイズや、不適切なノイズをブロックできます。また、[参加時にミュート] を有効にすると、大規模ミーティングにおける喧噪を抑えられます。
  • ミーティングをロック: いつでも玄関に鍵をかけるのは賢明な行為です。 ホストが開始後のミーティングをロックすれば、ミーティング ID やパスコードがあっても、新しい参加者は入室できなくなります。 Zoom ウィンドウの下部にあるセキュリティ アイコンをホストがクリックするだけで、この設定を有効にできます。 ホストにポップアップが表示されるので、[ミーティングをロック] のボタンをクリックするだけです。
  • 参加者のアクティビティを一時停止: ホストは、オーディオ、ビデオ、チャット、注釈、名前の変更、参加者のプロフィール画像を非表示にするなど、参加者全員のアクティビティを瞬く間に一時停止することができます。 ミーティングが予期せぬ妨害に合った場合、ホストはこの機能を使用して違反者を直ちに特定し、退出させ、報告して、ミーティングを再開できます。

その他のミーティング中のセキュリティ機能の一覧はこちらからご確認ください。

不正行為が起きた場合の対処法

  • いつどのようにして Zoom が行動を起こすかを知る: At-Risk Meeting Notifier(リスクのあるミーティング通知)のようなツールで事前に不正行為を検知し、潜在的な不正行為が行われる前にユーザーに警告するほか、トラスト&セーフティ チームでは、利用規約や利用ガイドラインへの違反が疑われる報告を受けた場合に行動を起こします。 潜在的な違反には、ミーティングの前、最中、後にフラグを立てることができ、Zoom ではできる限り迅速に適切な行動を決定します。 Zoom が行動を起こすのは、違反が発生したという証拠がある場合のみです。 報告に、違反の証拠となる十分な情報がない場合は、報告を却下します。 Zoom はまた、当社の「政府によるリクエストのガイド」に沿って有効な法的要請に応じ、ユーザー情報を法執行機関および政府機関に提供する場合があります。

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