欧州のパーソナル データを欧州外へ伝送: Zoom の DPA 更新

SCC の（新しい SCC を参照）を受け、Zoom は 2022 年 12 月 27 日までに DPA を更新することとなりました。 この新しい SCC は「自分の個人データの伝送の把握」に関する義務など、従来より強力なデータ保護を導入しており、締約国には、各データ伝送をケースバイケースで合法性を評価するよう求めています。 懸案の評価は「データ保護影響評価（DPIA）」と呼ばれています。

Zoom は 2022 年 2 月にこの新しい SCC を Zoom の ’s DPA に組み込みました。結果として以後、Zoom サービスの利用に関して、Zoom が定めたオンラインのサービス規約に従っている Zoom のお客様は、この新しい SCC の保護を受けることとなりました。 これらのお客様の側で、必要な追加の対処はありません。

DPA に依然として古い SCC が組み込まれているお客様の対応は、次のとおりです。

1. Zoom のオンライン購入または Zoom の見積もりをご利用になったお客様は、以下の手順で、Zoom の更新後の DPA を施行することも選択できます。
2. Zoom とマスター サブスクリプション契約、個別のデータ処理契約を結んでいるお客様は、営業担当者にご連絡いただければ、契約を更新できます。 営業担当者へのお問い合わせにサポートが必要な場合は、Zoom サポートにお問い合わせください。

Zoom とオランダ政府のコラボレーションが成功し、Zoom は監査権の強化、データ管理者とデータ処理者の役割と義務の明確化、政府のアクセス要求に関する保護の強化、運用の柔軟性の向上など、保護と透明性の約束の改善を盛り込んで、2022 年 2 月に標準のグローバル DPA を更新しました。 これらの変更は、Zoom が提供する既存の強固な保護措置をさらに強化する形で加えられています。 これらの変更は、Zoom の透明性レポートと DTIAに加え、お客様が Zoom のデータ保護の実践についてよりよく理解するために必要なツールを提供します。

Zoom のオンライン購入または Zoom の見積もりをご利用になったお客様が、既存の DPA から Zoom の更新後の DPA への移行を希望される場合は、このリンクをクリックしてください。

新しい DPA に署名する人物としては、貴組織の署名権者が適切です。 確信が持てない場合は、組織内の法務チームにご確認ください。

Zoom の更新後の DPA は、英国の GDPR 要件を取り込んでおり、英国での適切なデータ伝送機構に対応しています。

Zoom との初回契約を 2021 年 9 月までに結んだお客様は、古い SCC に即したバージョンを使用している可能性があります。なお古い DPA は、お客様のご要望により Zoom の新しい改良版 DPA に置換できます。

所定の営業担当にお問い合わせください。DPA を適切に更新できるようサポートいたします。 サポートが必要な場合は、Zoom サポートにお問い合わせください。

端的にお答えすると「いいえ」です。 お客様の DPA に組み込まれた SCC のバージョンが、Zoom サービスの提供に直接、影響することはありません。

次の基準に合致する場合は、このプロセスをご利用いただける可能性があります。

• EU 一般データ保護規則（GDPR）を遵守する義務がある
• 2022 年 2 月までに Zoom のオンライン購入または Zoom の見積もりを利用している

営業担当者へのお問い合わせにサポートが必要な場合は、Zoom サポートにお問い合わせください。 追加のご質問については、privacy@zoom.us までお問い合わせください。