2021 Zoomtopia Innovation Award（2021 年度 Zoomtopia イノベーション賞）受賞者

200 万社を超えるユーザーとのビジネス コミュニケーションのためにグローバル スタンダードを開発した非営利企業、GS1 Australia は、2018 年から Zoom をシームレスなコミュニケーションとコラボレーションに活用してきました。 Zoom を導入したことで、GS1 Australia 社内のリモート ワーカーはパンデミック中でも顧客に対して継続的にサービスを提供することができました。同社は新しいハイブリッドな労働モデルを導入し、運営を改めて変革するべく Zoom プラットフォームを活用しました。

自社の講堂スペースを制作スタジオ兼 Zoom Room に一変させたことから、受付担当者と訪問者の健康と安全を守るためにバーチャル受付機能を活用したことまで、GS1 Australia は広範にわたって多数の Zoom ソリューションを活用し、従業員全員が文字どおり「どこからでも働く」ことのできる体制を作り出しました。

パンデミックが猛威を振るう中で安全性と検疫に関するガイドラインが施行された結果、患者は耐えがたいほどの困難な時期を、家族や恋人、見舞い客、ボランティアから隔離された状態で過ごすことになりました。 孤立する患者に接点を与え、思い出に残る体験を届けたいとの願いから、Musicians on Call は自宅療養中や入院中の患者にライブ パフォーマンスを配信するため、Zoom を活用しました。

そして Musicians on Call は、幼い患者がガン治療を終えた最終日に Sia からの通話をつなぎ、最近、脳外科手術を受けたアーティストに Lauren Daigle の歌を届けるなど、患者のために数え切れないほどの心温まる体験を届けることができました。 ほかにも Jason Derulo、Andy Grammer、Darius Rucker、Goo Goo Dolls などのパフォーマンスを届け、Musicians on Call は未曽有の時代にも多くの患者に喜びを広める一翼を担いました。

世界中を舞台に金融サービスと資産管理を営む Fidelity International 社は、常に業務の合理化とクライアント サービスの向上にまい進しています。 Fidelity International はこの目標に沿って、ワークスペース アプリを作成するために Zoom API を活用しました。

このワークスペース アプリでは、位置情報サービスと Zoom、コーデック API を連携させて従業員一人ひとりがどのミーティング ルームにいるかが特定され、ワンタップで自動的にミーティングを開始できます。 また Fidelity International の従業員は、10 分間キャッチアップ機能でアドホック ミーティングのスケジュールを手軽に設定できるようになりました。これは Microsoft Outlook との連携を使って従業員のカレンダーを照会し、適切な空き時間を見つけて自動的にミーティング ID を作成する機能です。

ストーリーは人間関係を構築し、交流を広げ、深めるうえで欠かせない側面です。Life Story Club は特に今の時代にストーリーテリングが発揮する力に目を向けました。 Life Story Club は、Zoom プラットフォームを活用して、高年層を対象に、ストーリーを共有する多種多様なクラブを毎週開催して、グループ メンバーが互いに交流し、自分のコミュニティとの関係を強化できるようサポートしました。

こうしたストーリーテリング コミュニティを作り出すために、トレーニングを積んだ Life Story のファシリテーターが、ニューヨーク市全域で公立図書館や退職者コミュニティ、市当局など、クライアントに直接サービスを提供しているシニアケア組織と共同で取り組みました。 結果として参加者の 86% がこれらのストーリーテリング クラブが新しい出会いに役立った、91% が自分の人生体験をよりすばらしいものに感じる機会となったと述べており、人と人がつながるユニークなスペースを創出した Life Story Club の功績は明らかです。

通学者とリモート受講者の両方にとって魅力的で効果的な学習環境を構築できる理想的なハイブリッド クラスルーム作りを決意したコーネル大学は、短期間でキャンパス全体に Zoom Rooms を展開しました。

教授はオンラインの学生のギャラリー ビューを常に表示する専用モニター、共有コンテンツを管理するタッチパネル インターフェースを使って、効果的なオンライン学習環境を提供すると同時に、キャンパスに来た学生にも引き続き魅力的な体験を提供しました。

デジタル スペースでの人脈作りがかつてないほど重要になっている中で、Warmly はデジタル名刺を開発し、デジタル スペースで人間関係を構築するコミュニケーションの拡充に貢献しました。 Warmly は Zoom デベロッパー向けプラットフォームの各種ソリューションを活用して、ユーザーが自己を表現できるバーチャル背景を自らワンクリックで作成できる、ミーティング内連携を開発しました。

ユーザーは自己表現の一環で自分の性別や名前の読みを追加でき、ミーティングの間、より快適に過ごせるようになります。

新しいガン治療法の開発は、簡単な仕事ではありません。 免疫療法を専門とするバイオ テクノロジー分野のスタートアップ企業である Immunicom は、抗ガン治療の潮流を一変させる可能性を秘めた最先端プロダクトを新しく世に送り出そうと努力してきました。

Immunicom は新しいプロダクトに向けたコラボレーション、メモやデザインの保存、重要なガン治療法の開発に向けた同僚との情報共有に、Zoom Rooms のホワイトボード機能を活用しました。 こうした緊密なコラボレーションとチームワークは、大きなインパクトを持つ多数の成果をもたらしました。Immunicom の最新の免疫療法製品が米国食品医薬品局（FDA）から受けた、ガン治療分野の「Breakthrough Device」指定はその一例です。

人命が懸かった局面では、リアルタイムの状況を示す画像や最新情報へのアクセスが非常に重要です。 初動応答者をはじめとする救急スタッフに人命救助に必要な情報を提供するため、オーシャンサイド市警察はリモコン式ドローンと組み合わせて Zoom を活用しています。

各自のモバイル デバイスを使い、リアルタイムで共有コンテンツにアクセスする能力があれば、命に関わるインシデントへの対応で、救急スタッフがドローン映像を確認して即座に連携し、支援が必要な相手をすばやく見つけて支援できます。

つながりの強化、コラボレーション、連携による業務成果の拡大に向けてお客様が Zoom を活用している様子については、Zoom の [お客様の声] ページをご覧ください。