リモートワーク ソート リーダーシップ レポート

リモートチームの気持ちと力を高める 5 つの方法

リモート従業員の管理は、多くの人にとって新しい経験です。 Zoom の経験豊富なマネージャーから得たこれらのインサイトを活用して、この課題に正面から取り組みましょう。
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更新日 June 09, 2022

公開日 May 25, 2022

Coffee at home

1. リモートチーム メンバーのハードワークを認める

リモートワークにより、従業員にはこれまでにない柔軟性が与えられています。 しかし、彼らの貢献が組織やチームにどのような影響を及ぼしているかを頻繁に伝えなければ、チームメイトから孤立しており、仕事から切り離されていると感じさせてしまう可能性もあります。

個々のチームメンバーの貢献を認める機会を利用することで、彼らの仕事に目を向けており、努力に感謝していると示すことができます。 これには、会社のメールやグループ チャット、全社やチームのミーティングといったその他の場でチームメンバーをタグ付けすることや、単にお祝いのチャットを送ることで、彼らの貢献を認めることを含みます。

「一日の終わりに、Zoom の従業員に、マネージャーから注意を払われており、受け入れられていると感じてもらうことが非常に重要です。 従業員一人一人に、自分たちが大事にされており、理解されていることを知ってもらい、彼らが『期待を上回る』ことにワクワクしながら、単に Zoom のためでなく、そのことに気付いているという理由から、出勤できるようにしたいと考えています。ワークスペースの業績は重要であり、従業員の気持ちを高めることができますが、就業記念日、誕生日、顧客からの賞賛の言葉といった個人のマイルストーンも同じくらい重要です。これらは、リモート勤務の従業員が、チームの一員であると感じられ、チームとのつながりをより強く感じられるようにするのに役立ちます。」

人材組織開発・人事のグローバル責任者、Jodi Rabinowitz

2. セルフケアを奨励する

ほとんどのリモート ワーカーにとって、自宅がオフィスです。 そのせいで職場に住んでいるように感じるかもしれません。どんなに仕事が好きでも、そうしたいと思う人はいません。そのせいで、燃え尽き症候群になったり、レジリエンスが非常に高いワーカーさえ消耗したと感じたりする可能性があります。

リモートチームにセルフケアが第一であると示すことで、ワークライフ バランスをより効果的に管理し、プライベートな用事やタスクを処理して、なれる最高の自分になることができるよう、チームを力づけることができます。 チームに、ジムに行く、子どものサッカーの試合に付き添う、家の修繕をする、医師の診察を受けるといった、プライベートな用事のための時間を日中にとるよう奨励することで、休みを取りやすくなったり、リフレッシュできたりします。

「チームにプライベートな時間をとっても問題ないと示すためには、自ら模範を示す必要があります。 カレンダーでランチの時間を作る、疲れ切ったときや気が滅入ったときにカメラをオフにする、1 対 1 のミーティングの最中に散歩に出る、といったように。 リフレッシュするためだけにステイケーションを予約しても、もちろん大丈夫だということをチームに示すというのは、素晴らしいですね! 模範を示すことで、チームは、そのような文化が奨励されていること、そして、あなたがチームのメンバーにも同じように行動してほしいと考えていることを知ることができます。」

GTM 支援および戦略・営業支援の責任者、Michelle Dotson

「私が気付いたことは、リモートチームには『常に仕事モード』でいるという問題があることです。 私たちはまだリモートでコミュニケーションを管理する方法を模索しているところですが、グローバル チームの従業員向けの基本的なガイドラインはいくつかあります。 欧州のチームメンバーが質問やメッセージを投稿した場合、北米のメンバーはすぐに返信する必要はなく、それが欧州時間で金曜だった場合には、アジア太平洋チームのメンバーは現地時間の土曜に返信する必要はありません。 リーダーも同様に対応する必要があります。チームに模範を示すことで、チームは『常に仕事モード』でいるよう求められていないことがわかります。」

グローバル アーキテクト・ソリューション エンジニアリング担当シニア マネージャー 、Mandy Yeung Garby

3. 成功を祝い、失敗から学ぶ

「うまくいくこともあれば、失敗することもある」という言葉は、営業ではまったくその通りです。 士気を高く保つために、成功だけをチームと祝いたいと思うかもしれませんが、失敗を共有することも同じように重要です。

毎週、その週の成功と失敗をチームと振り返る時間を取ることで、チームが抱えている課題を共有しやすくし、重要な教訓や戦略を提供し、チームが次のピッチで成功を収める手助けをすることができます。 またリモートチーム メンバーは、チーム全体で起こっている物事とのつながりをより強く感じ、解決策を思いつく機会をつくることもできます。

ミスを共有することで、失敗は成功の一部であるという重要な教訓を強固にすることもできます。 Winston Churchill がかつて語ったように、「成功とは、熱意を失わずに、失敗に次ぐ失敗を繰り返すこと」です。

「これは私たちのチームにとって、メンバーが自身が直面しており、おそらく他のメンバーもそうである課題について打ち明け、チーム間のコラボレーションを促進するのに非常に役立ちました。 そうした場を作り、自分の良い面と悪い面を共有する文化を持つことは、リモートワークの世界では極めて重要です。 リーダーとして、私たちは、タスクやプロジェクトで正しい成果を挙げられなかった場合に、自分自身やチームに責任を課す(当然、チームに責めを負わせることなく)方法を学ぶ必要があります。 責任の所在を明らかにすることより、チームに問題の再発を防ぐための知識とツールを身につけさせることに重点を置く必要があります。

グローバル アーキテクト・ソリューション エンジニアリング担当シニア マネージャー 、Mandy Yeung Garby

4. 学びと能力開発の機会をつくる

立場や業界に関わらず、成功を収めているプロフェッショナルには、共通点があります。それは、フィードバックを得て、価値ある教訓や戦略を学ぶ機会を持つことが非常に上手なことです。 しかし、フィードバックや成長の効果的な機会をリモートで提供するにはどうすればよいでしょう。

電話、チャット、ビデオ、メールなど、さまざまなコミュニケーション媒体を利用できるため、フィードバックを提供する方法はたくさんあります。 たとえば、チャットやメールで簡単なヒントまたは重要な製品情報やメッセージ情報を提供することができる一方、1 対 1 のフィードバック セッションといった、戦略やフィードバックに関するより複雑な議論はビデオを介して行うことができます。 リモートチームが継続してキャリアを積むために必要な特定のスキルを磨くことができるように、コーチング セッション、ウェビナー、対面での会議などの特定のリソースを提供することもできます。

「私は常に、チームが容易に取り入れることができる関連性が深く、ポイントを得た情報を提供するよう心掛けています。 短文でのメッセージなら、Zoom Phone をアカウント候補のリストに紹介する最善の方法についてメッセージを送信するかもしれません。 私に売り込みをしてくる人たちからのさまざまなタイプのメールを送ったり、そうしたメールをチームに転送して、どう思うか、どのように批評するか、その人に何らかのアドバイスをするかを質問したりもします。 現実世界の情報と実際の人々を利用して、ブレインストーミング セッションを創り出しています。セッションでは、単にチームに考えてもらうだけでなく、互いに教え合い、成長できる雰囲気づくりをしています。」

商業・商業調達部門、マネージャー、Garrett Graston

5. 信頼関係を築くためのつながりをつくる

リモートワークは、マネージャーと部下にあたる従業員との高い信頼関係を本質的に必要とする点が独特です。 マネージャーは、部下である従業員が、最小限の管理で、責任を果たし、最善の努力をしてくれると信じなければなりません。従業員は、マネージャーが、自身の取り組みを、指導し、方向性を示し、先導してくれると信じなければなりません。

対面で一度も会ったことがない人や、あまりよく知らない人と信頼関係を築くのは難しく思えるかもしれませんが、対面でするときと同じように人とのつながりをつくるのが秘訣です。 ミーティング中に自分自身に関する詳細やエピソードを共有し、今度はリモートチーム メンバーに自分の詳細を共有してもらうよう依頼することで、お互いの理解を深めることができるとともに、自分自身への理解も深まります。

「私はあなたを信頼しています」ということは、チームに判断と責任を任せるということに他ならないということを忘れないでください。 チームに、見込み客とファースト コンタクトをとらせたり、新しい営業テクニックを試させたり、営業プロセスである種の反対に直面したときに対処する方法を決定させたりすることで、あなたがチームが成功すると信じているように感じさせることができ、今度はあなたがチームの信頼を得ることができます。

「リモートチームの管理は、完全に信頼関係が頼りです。 信頼を得るための一番の早道は、お互いのことを個人的に知り合い、チームのメモリを構築することです。 仕事関連ではないチーム ミーティングを主催したり、休暇やペットの写真をチームチャットで共有したり、特別な才能を持ったチームのメンバーを紹介したり、といった取り組みはすべて、リモートワークの隠し事をしているように感じられる部分を壊し、チームのメンバーの間につよい絆を築き上げるのに役立ちます。」

GTM 支援および戦略・営業支援の責任者、Michelle Dotson

「弊社 CEO である Eric Yuan が折に触れて口にすることの 1 つが、信頼のスピードです。この考え方は、信頼がなければ、スピード感がなく、お客様は問題があれば去ってしまうということです。 従業員が、雇い主や上司が自分の言葉に耳を傾け、自分に最も適した能力において決断を下す権限を与えてくれると信頼できれば、より効率よく、より勤勉に働いてくれます。 従業員が正しい決断を下せると信頼できれば、細かく管理しようとした場合に比べ、従業員はより充実感を得ることができます。」

商業・商業調達部門、マネージャー、Garrett Graston

生活で問題があっても、仕事はうまくやる

チームが在宅勤務でも、出社勤務でも、ハイブリッド勤務でも、これらのヒントは、ダイナミックで、権限が与えられた、有能なチームを築き上げる手助けとなる一方で、自分自身のスキルとリーダーとしての有効性を向上することができます。

Zoom のユニファイド コミュニケーション プラットフォームがハイブリッド ワーカーの能率を改善しパワーアップする方法について詳細をご確認ください。

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