AI、リーダーシップ、ワークプレイスでの「信頼の文化」の構築に関するインサイト
AI のインパクト、信頼の重要性、優れたリーダーのマインドセットについて、PwC ワークフォース トランスフォーメーション プラクティス部門責任者である Toni Cusumano 氏との Q&A から学びましょう。
更新日 March 24, 2023
公開日 January 05, 2022
この 2 年間、もしビデオ コミュニケーションがなかったとしたら? 完全に孤立しているとは言えないまでも、近くに住んでいるのに電話したり電話会議したりしているだけで、誰の顔も見ることができないなんて、想像できますか?
幸いなことに、人々が直接会って仕事をしたり、学んだり、交流したり、祝ったりできなかったときに、私たちは顔を合わせてつながることができました。 私たちは相手が微笑んだり、首を横に振ったり、うなずいたりする様子を見ることができました。このような非言語的な手がかりは、あらゆるコミュニケーションにとって何よりも重要です。
「ビデオは新しい声です」という言葉は、今や世界中の若者にも年配の方にも広く理解されています。 ビデオは間違いないく物事を変えました。 リモートワークは今では普通の働き方です。 遠隔教育はさらに利用しやすくなり、信頼性も増しています。 Zoom で誕生日会の招待状を受け取ることに驚く人は、もう誰もいません。 おそらく、もっと注目すべき変化は、ビデオやその他のクラウド サービスが、あらゆる業界においてより高い水準のイノベーションにいかに火をつけたかということです。
ではこの次は?
ビデオは、小売業、金融サービス、医療、教育、保険、救急サービスなど、あらゆる業種の人材と体験を再構成し続けます。これが簡単な答えです。この影響が及ばない業界などありません。 しかし、この新しくやってきたビデオ時代は、ビジネス、教育、社会がどのように見えるのかという古い概念を過去のものとし、個人的にも職業的にも新しい可能性を生み出すでしょう。
私たちが注目している 2022 年以降の大きなアイデアをいくつかご紹介します!
皆さんのブランドで顧客がどのような体験を得るのかはいつでも重要ですが、「大量自主退職時代」の渦中では、社内におけるその体験がさらに重要味を増してきます。 組織は、顧客と従業員の体験のバランスと、ビジネスが人々に提供する満足度をよくよく見極める必要があります。
体験とは、顧客からすれば簡単にかつ申し分なくビジネスと取り引きできる能力に他ならず、従業員からすれば生産的で有意義な仕事以外の何ものでもありません。 満足度はまた違います。自分の体験をどのように感じるか、それが満足度です。 参考にできるのでしょうか? 皆さんのブランドのことを誰かに話すでしょうか?あるいは誰かに自社の従業員にも見習わせると語るでしょうか?
ビジネス リーダーにとって、顧客満足度は常に最優先事項です。新しい働き方を採用するほど、これからの成長のためにも従業員満足度は仲間であり重要です。 対面でのつながりとバーチャルでのつながりを戦略的に組み合わせることで、組織はこの総合的な体験を提供するべく取り組んでいるだろうと期待しています。
競争が激化しているということは、今日の顧客にはかつてないほど多くの選択肢があるということです。当然のことながら顧客は、より魅力的で優れた体験を求めています。 先を見越したサービス、パーソナライズされたやり取り、コネクテッド 体験に対する顧客の高い期待は、物理チャネルとバーチャル チャネル全体で、そのような期待に応えるよう企業に圧力をかけています。
では、競合他社より優れたカスタマー 体験を、どのように提供しますか? 顧客の元まで出向いて顧客に会い、顧客が望む方法で顧客を引き込むのです。 まずは、エンゲージメントとアウトリーチの方法にビデオをプラスして、あらゆるものに新しい「v」バージョンを作成してください。
「大量自主退職時代」の余波は、従業員が自分のロールや会社が心底楽しいと認識し続け、職業的な目的も個人的な目的も評価し続ける限り、続くでしょう。 従業員は、組織の使命やそのサービスが人々や地球に与える影響を評価するなど、自分の仕事がもたらす結果についてさらにさまざまなことを考えています。
ビジネスリーダーは、従業員の幸福、包括性、平等、コラボレーション、生産性、そしてもちろん目的に焦点を当てて、オフィス内の作業環境を再考しなければなりません。 企業環境から価値やインスピレーションを見出せない人は、自分の望む職場環境や目的を、他のどこかで簡単に見つけることができます。 採用面接のときにどのような「従業員体験」への答えを出すことができるのか、今すぐ計画してもいいのではないでしょうか。というのもそれこそが、最高の人材を採用して維持するか、それとも窓際族を抱え込むかの分かれ道になるからです。
2022 年に多く見られるであろう従業員体験に関その他の事柄を、いくつか以下に紹介します。
企業は自らを改革するでしょう。なぜかというと、その必要があり、かつ迅速に実行できるためです。 一次医療および二次医療、不動産、金融サービス、小売業を含む業界全体が、物事を見て体験するという新たな期待があるため、顧客とのやり取りを再考しています。
この変化と革新の水門は、新たに発見されたデジタル トランスフォーメーションの俊敏性によって部分的に開かれています。 これまでは、大規模な変革プロジェクトとなると、何年もかかることがありました。 ですがそんな時代はもう終わりを告げました。速い展開速度と、労働力内の集合的でより高度なテクノロジー リテラシーがその主な理由です。
クラウド電話システムの移行には、3 か月あれば十分です。 社内メッセージ プラットフォームの移行は、週末のうちに行うことができます。 デジタル トランスフォーメーション…いえ、それどころかデジタル ディスラプションの競争が始まっています。
デジタル サービス開発への参入障壁が非常に低いことも理由の 1 つです。 Zoom のようなクラウド サービス企業は、驚くべき新しいサービスを柔軟に構築するために必要なツールとリソースを、開発者に提供しています。 組織が、Zoom の Meeting SDK と Video SDK を今以上に活用してデジタル アプリケーションを強化、拡張、調整し、顧客の進化するニーズに対応するようになっている様子が見て取れます。
これからの仕事は、仕事がどのように見えるかだけでなく、仕事がどのように行われるか、そして何より、どのようにコラボレーションするかが肝になってきます。 人間である私たちは、言葉を書いたり、言語を話したり、あるいは非言語的にコミュニケーションをとったりなど、多くの方法でコミュニケーションをとります。 テクノロジーによってこのような形のコミュニケーションを模倣する方法が見つかると、従業員が同僚と一緒にオフィスにいる経験を再現しやすくなるので、これは願っても無いことです。
新しいソリューションであっても、既存のツールの新しいアプリケーションであっても、テクノロジーは、このダイナミックで急速に進化する仕事の世界をできる限り協調的かつ包括的に保つ手助けとなります。 従業員がどこにいても、コラボレーションを強化し、チームの効率を維持できるようにこれらのツールを組み込むためには、従業員全員を対象にしたトレーニングが必要です。
パンデミックが世界を席巻するにつれ、ビジネス、教育、政府、および顔を合わせてのコミュニケーションを維持するために、ビデオ ソリューションが実質的に一夜にして採用されました。 それからほぼ 2 年経った今、組織はそのプロバイダーが進化するニーズに適しているかどうかを評価しているでしょう。
ビデオ コミュニケーション プラットフォームは、これまでになく必要とされています。というのも、以下のコアとなるためです。
コミュニケーション革新は、ビデオだけにとどまりません。 プラットフォーム全体のビジョンがロードマップに入ってい場合は、オプションを再検討し、代替案を評価する時期かもしれません。
パンデミックのかなり前から Zoom がリリースしてきた、コミュニケーション革新のすべてをご覧ください。
人々がオンサイト IT の助けを借りずにソフトウェアやハードウェアのソリューションを使いこなす方法を学ぶにつれて、従業員のテクノロジー リテラシーは過去数年間で確実に高まっており、パンデミックがこの概念を加速させています。
現在 CIO は、全社的なテクノロジーの採用が容易になり、従業員の生産性が大幅に向上したという事実によって、恩恵を受けることができています。 一方で、従業員が基準を高く設定していることが課題です。 新しい CIO イニシアチブは、新らしい精査を受け、高い期待に応え、かつそれを超えなければなりません。そして同時に、従業員の満足度を最優先する必要があります。
新年に注目しているその他数点:
この投稿のために貴重な力添えをしてくれた、私が務める CIO の同僚、CIO アドバイザーの Magnus Falk とグローバル副 CIO の Gary Sorrentino に、特別な感謝を捧げます。 安全で革新的な新年を!
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