Zoom によってサイバー空間での安全を確保する方法
10 月はサイバーセキュリティ月間ですが、サイバーセキュリティに対する意識は、年間を通じて常に持っておくべきです。職場や家庭でデータを保護するためのヒントをご覧ください。
更新日 September 22, 2022
公開日 September 14, 2022
「世界中のビジネスで働き方の主流が、オフィスベースから、従業員が最も働きやすい場所や時間を自由に選べるハイブリッド ワークへと移行しています。 今後 5 年間でコラボレーションを可能にするミーティング サービスは、ハイブリッド ワークを定義し、実現する上で中心的な役割を担うようになるでしょう」と Omdia Universe は コラボレーションを可能にするミーティング サービスに関する 2022~2023 年の報告書で伝えています。
未来の働き方においてミーティング サービスが果たす役割を念頭に、Omdia は、ミーティング サービスに関する情報を提供することでベンダーが合理的にサービスを選択できるよう、この報告書を作成しました。 Omdia Universe は、「この報告書は個々のベンダーを支持することが目的ではなく、サービスを選択する際に役立つ情報を提供するものです。 報告書の調査結果は、特に中~大規模の多国籍エンタープライズのお客様の視点や要件に重点を置いています」と記載しています。
Omdia は関連するミーティング サービス プロバイダーについて詳細に分析し、ソリューションの市場での存在感、能力、セキュリティなどを評価することでリーダー企業を決定しました。 その中で、Zoom はトップリーダーに選出されました。Omdia の評価では、Zoom の堅牢な機能の充実と、関連するセキュリティ コントロールについて総合的に言及しています。
Omdia によると、ミーティング サービスは「リアルタイムで行われる、クラウドベースのビデオ カンファレンス、コラボレーション テクノロジー、オーディオとカンファレンス、画面共有、レコーディング、メッセージなど」と定義され、柔軟な働き方が進む現代においてますます革新的で競争力の激しい市場になっています。
Omdia のレポートでは、この市場における主なリーダーが特定されており、「市場に存在する大多数のベンダーよりもきわめて迅速にイノベーションを起こす」リーダーのトップ 3 に Zoom が選ばれました。このレポートでは「市場のリーダーは、最高レベルのソリューション機能を提供しています。また、これらのベンダーは変化の激しい市場にすばやく対応しています。たとえば、市場リーダーは顧客がハイブリッド ワークに移行し始めるとすぐに、公平なミーティング、個別のインサイト、詳細な分析などの機能を導入しました」と付け加えて説明しています。
Omdia は、新たな需要に合わせて Zoom がどのように進化してきたかを詳しく説明する中で、発展し続ける顧客基盤に合わせて Zoom が機能拡張に注力していることを強調しました。「ここ数年間の Zoom の成長は目覚ましいものがあります。Zoom のプラットフォームは、中小企業(SMB)から大企業まで、あらゆる企業に魅力的で使いやすい機能を多数提供しています。2021 年、Zoom はバーチャル ホワイトボード、ライブ文字起こし、Zoom(Contact)Center に対する機能強化など、複数の機能を発表しました。」
Omdia は、「Zoom は世界で最も人気のあるビデオ会議ソリューションの 1 つ」だと報告書で言及しています。
コロナ禍の初期にサービスの導入が急速に進む中で、充実した機能と幅広いソリューションを持つ Zoom は存在感を増していきました。 Omdia が言及しているように、「Zoom のプラットフォームは多彩な機能を提供しており、それが Zoom が市場のリーダー企業の 1 社であるゆえんです。 ミーティングのほかにも、Zoom ではプラットフォームを進化させて、ストリーミング、デジタル サイネージ、大規模ウェビナー、50,000 名が参加できるバーチャル イベントに対応するなど、すべての顧客のニーズに対応するワンストップ ソリューションを提供しています。 Zoom の全顧客は、デスクトップとモバイルアプリ間でメッセージとファイルを共有できる Zoom Team Chat にも継続的にアクセスできます。」
下図で示すように、Zoom は機能の荷重合計スコアで 84% を記録し、ミーティング サービス分野において信頼できる一貫したプロバイダーとしての確固たる地位を確立しました。 「Zoom は、Omdia Universe でリーダーに位置づけられています。最高スコアと最低スコアの差異の全体平均が 49 ポイントだったのに対し、Zoom はわずか 26 ポイントで、全参加企業の中で最も一貫した評価を受けたからです。 Zoom はさらに、機能セクションの 8 つのサブカテゴリにおいても 80% 以上のスコアを記録しました。 ネット プロモーター スコア(NPS)、製品体験、ベンダー体験全体では平均 85% のスコアを達成しました。」
Zoom では、拡張性と相互運用性を念頭にプラットフォームの設計を行っています。Omdia のレポートでは、Zoom の連携機能と SDK が特に傑出していると説明しています。
「Zoom のサブカテゴリの最高スコアは、98% を記録した連携機能でした。これは本 Omdia Universe レポート内におけるほかのどのベンダーよりも高いスコアです。Zoom 提供のすぐに使える連携機能は 1,800 を超え、大企業からスモール ビジネス、さらには個人ユーザーまで、さまざまなタイプのユーザーのニーズを満たしています。さらに Zoom は、強力な Zoom Apps と Zoom SDK を介して拡張性の高いソリューションも展開しています。Zoom のプラットフォームは Zoom(デスクトップ)クライアントともツールを連携できるため、Zoom の体験をカスタムのアプリケーションやサービスにも広げられます。また Zoom は、デベロッパーが簡単に Zoom をアプリに連携できるローコード ツールである Jumpstart アプリビルダー¹ のリリースも 2022 年に計画中です」と Omdia は報告しています。
Zoom の 2 番目に高スコアを記録したサブカテゴリは特長と機能で、93% でした。 Omdia は、「このカテゴリでの卓越したスコアは、Zoom が過去 1 年間に実施したプラットフォームの機能強化などの取り組みを浮き彫りにしています。リモートとオフィス内の参加者に公平なミーティングを提供する Zoom スマート ギャラリーは、その一例です。 また、カスタマイズ可能な SDK、Zoom Apps、イマーシブ シーン、Zoom for Home、非接触型、コラボレーション、強化されたウェビナー、バーチャル イベント、ホワイトボード機能なども提供しています」と分析しています。
報告書では、プラットフォームの拡大に向けた Zoom の取り組みについても言及されており、Zoom のミーティング ソリューションがどのように成長の基盤を築いたかについても言及されています。 「Zoom はミーティング ファーストのプラットフォームで、そのアーキテクチャはシンプルかつ使いやすいものになっています。 シンプルで直感的な UI という核となる長所が常にあるため、ユーザーは最小限のクリックでプラットフォームのすべての機能を簡単に見つけて使うことができます。 プラットフォームがユーザー フレンドリーなため、ロイヤリティが高くなっています。」
Zoom は、セキュリティと信頼性を念頭に構築したユニファイド コミュニケーション体験を構築してきたことから、「エンタープライズ クラスのセキュリティを提供する傑出した企業である」と Omdia はコメントしています。
実際に、Zoom がセキュリティとコンプライアンスのサブカテゴリにおいて 90% のスコアを記録しているのは、当社のセキュリティ機能と取り組みの結果だと言えます。 報告書には、以下のようなコントロールとプログラムが集約されています。
ID と認証:「Zoom(デスクトップ)クライアントは、SAML 2.0 ベースの SSO をサポートしています。お客様は独自の SSO ソリューションを活用して 2 要素認証を実装することもできます。Zoom(デスクトップ)クライアントは SSO に加えて、ユーザー名とパスワードによる認証もサポートしています。また、Zoom(デスクトップ)クライアント ツールバーには、きめ細かな管理を可能にするツールが集約されており、お客様固有のシナリオに適応するために必要な柔軟性も備えています。」
リスク軽減戦略: 「Zoom には、インシデントの検出、分析、優先順位づけ、処理を含む、セキュリティ インシデントに対応するための最小要件を定義する、インシデント対応計画(IR 計画)があります。 セキュリティ チームと運用チームは、年中無休でセキュリティ インシデントの監視と報告を行っています。」
暗号化:「Zoom は有料無料にかかわらず全世界すべてのユーザーを対象に、オプションでエンドツーエンド暗号化(対応のミーティング)も提供しています。」
コンプライアンス サービス:「Zoom プラットフォームは、多くの規制(と規格を含むコンプライアンス)に対応(しており、関連する証明と認定を獲得して)います。これらには、SOC 2 Type II、CSA STAR レベル 2 査定、ISO/IEC 27001:2013、International Association of Privacy Professionals(IAPP)シルバー メンバー、コモン クライテリア、Cyber Essentials(英国)、Cyber Essentials Plus、GDPR、金融情報システム センター(FISC)(日本)、FedRAMP インパクト レベル(中)、DoD IL[4]、HIPAA、個人情報保護および電子文書法 / 個人健康情報保護法(PIPEDA / PHIPA)、家族の教育の権利とプライバシーに関する法律(FERPA)が含まれます。」
「Omdia Universe Collaborative Meeting Services 2022-23(英語)」レポート全文をご確認いただき、Zoom がいかにミーティング業界でエンタープライズ クラスの安全なミーティング サービスを牽引しているかについて詳しくご覧ください。
または、個別のデモを予約して、Zoomがビジネスコミュニケーションを統合し、向上させる方法を実際にご覧ください。