高度なエンタープライズ向けサービス

帯域の最適化

Zoom メッシュ ソリューション ファミリーは、帯域幅の使用を飛躍的に改善することで、高品質の Zoom Meetings、Webinars、Events のコンテンツ配信を円滑化します。

Zoom メッシュ
Zoom メッシュのフローチャート

Zoom メッシュのご紹介

Zoom メッシュは、動的に構築され、クラウドで制御されるクラウド ピアリング メッシュと Zoom クライアントと Zoom クラウドの両方を使用した再配信テクノロジーに基づく Zoom ネイティブのエンタープライズ向けコンテンツ配信ネットワーク(eCDN)ソリューションです。このソリューションでは、高度なアルゴリズムを使用して、ネットワークに加わる Zoom クライアントに「親」と「子」のロールを割り当てるインテリジェントなメディア配信メッシュを構築します。親クライアントは、クラウドからミーティングまたはウェビナーのメディアを受信し、子ロールが割り当てられたクライアントに再配信します。親と子のロールの選択は、メッシュ オーケストレーターとよばれる Zoom クラウドの要素によって管理され、さまざまな帯域幅条件で Zoom Meetings、Webinars、Zoom Events のインターネット帯域幅使用量を抑え、ネットワーク輻輳を緩和します。

Zoom メッシュが選ばれる理由は何ですか?

オフィス内の従業員数が多いほど、同時ミーティングやウェビナーへの参加者も多いことになり、WAN やインターネット接続に多くの負荷がかかります。Zoom メッシュがあれば、こうした帯域幅の制約を最小限に抑えられるため、ローカル ミーティングの出席者数やウェビナーの参加者数が多くなっても優れたユーザー体験を確実に提供できます。

  • グラフと虫眼鏡
    メッシュ パフォーマンスのモニタリング

    Zoom メッシュの高度なダッシュボードは、さまざまなネットワーク条件におけるメッシュの有効性、帯域幅の節約状況、出席者に対するクライアント パフォーマンスをモニタリングします。

  • アナログ メーター
    数分内のメッシュ展開

    Zoom メッシュは Zoom エコシステムに対してシームレスに連携するため、導入作業を最小限に抑え、エンドユーザーのトレーニングなしで数分のうちに Zoom Meetings、Zoom Webinars、Zoom Events を最適化できます。有効にすると、メッシュは自動的に確立され、環境全体または特定の場所のすべてのウェビナーとイベントに対して動的に調整されます。

  • 歯車
    ユーザー満足度の向上

    組織の帯域幅の制約に対応するよう設計されたサードパーティ eCDN ソリューションでは、ミーティングやウェビナー、イベントの機能が損なわれる可能性もあります。Zoom メッシュは帯域幅への追加投資を最小限に抑えながらネイティブの Zoom 体験を維持するだけでなく、Zoom のパフォーマンスをさらに高品質になるよう引き上げることで、ユーザー満足度も向上させます。

Zoom メッシュ機能の詳細

  • 「親」と「子」の比率が最大 1 対 30 のメッシュ

  • 最大 1,000 か所に対応

  • ネットワーク トポロジの自動検出

  • 動的な親ロールの再割り当てによる堅牢なレジリエンス

  • 1 か所当たり最大 10 万人のユーザーに対応

  • グローバルとローカルのメッシュ オプション

  • きめ細かなエンドポイント管理(強制的に含有 / 除外)

  • 詳細なダッシュボード(MOS スコア、ステータス、使用状況、パフォーマンス、比率、アラート、ログ記録)

コンピュータを使用する女性

Zoom メッシュについてよくあるご質問

Zoom メッシュは公認のエンタープライズ向けコンテンツ配信ネットワーク(eCDN)です。これにより、Zoom クライアントは同じネットワーク内で、ピアツーピア方式によりクライアント間の Zoom Webinars / Zoom Events メディアを直接再配信し、帯域幅を最適化できます。Zoom メッシュは、クライアント ピアリング メッシュ、同一ネットワーク内の再配信テクノロジーを使用するネイティブ eCDN です。

従業員がオフィスに復帰し、大規模な全社ミーティング スタイルのウェビナーとイベントの主催を継続するとなると、多くの組織では、オフィス内のウェビナー / イベントに何百もの潜在的なクライアントが同時参加すると消費される帯域幅が大きいため、エンドユーザー体験の保持が危ぶまれます。このような懸念を払しょくするため、Zoom メッシュが選ばれています。

Zoom メッシュは、ネットワーク内のクライアント間でメディアをリレーして、重複するビデオ ストリーミングをクラウドから削除し、インターネット / WAN 帯域幅を大幅に節約します。

全クライアントがクラウドからビデオ ストリーミングを直接受信するのではなく、一部のクライアントがこのストリーミングを受信し、ネットワーク内の別のクライアントに再配信します。これによりウェビナー / イベントへの出席に必要なインターネット帯域幅を大幅に削減できます。

Zoom メッシュは、Zoom Webinars および Zoom Events の帯域幅の最適化をサポートします。Zoom メッシュ eCDN は Zoom ネイティブで、その機能はもともと Zoom クライアントに組み込まれており、メッシュ オーケストレーターという新しいクラウド機能で制御されています。Zoom メッシュの操作に追加のソフトウェアやハードウェアは必要ありません。

Zoom Webinars および Zoom Events と連携するサードパーティの eCDN ソリューションに比べ、Zoom メッシュでは次のメリットを活用できます。

  1. Zoom クライアントにネイティブで組み込まれている Zoom メッシュは、ウェビナーとイベントのホスト / 出席者のネイティブな Zoom ユーザー体験を維持します。
  2. シンプルなクラウドベースの管理 – Zoom メッシュを使用すると、Zoom クラウドから制御されるメッシュを自動的に検出・構築できます。
  3. 一元化されたネイティブな参加体験とカレンダー体験を利用できます。従来の eCDN ソリューションでは、ウェビナー出席者ごとに異なる参加リンク(URL)が必要です。このようなソリューションのユーザーは、ウェブベースのインターフェースを介して再ストリーミングされたメディアを受信しますが、チャット、挙手、翻訳など、Zoom のネイティブな体験や機能のメリットは得られません。Zoom メッシュを使用すればこのような制限がなくなります。通常の Zoom 参加フローでウェビナーに参加すると、メッシュが有効な場所にクライアントが存在する場合、Zoom メッシュが自動的に使用されます。
  4. IT 部門向けのメリット: Zoom をサードパーティに連携する必要はなく、1 つのプラットフォームでウェビナーとイベントに対応できます。
  5. 使用状況 / 分析は Zoom 管理ウェブポータルのネイティブ機能で、別個のインターフェースは不要です。

Zoom メッシュは現行バージョン 5.12.6 の標準の Zoom クライアントに組み込まれています。これは Zoom クライアント体験のネイティブなサービスです。Zoom メッシュをそのまま使用するだけで、優れた Zoom ユーザー体験を維持できます。

標準の Zoom クライアントは、Zoom メッシュ環境で「親(クラウドからメディアを受信)」または「子(親からメディアを受信)」になることができ、この設定はクラウド オーケストレーション サービスにより決定されます。

Zoom メッシュの料金の詳細情報については、Zoom の営業担当者にお問い合わせください。

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帯域幅を拡大すれば、迅速なコミュニケーションを実現できます。今すぐ Zoom にご相談ください。

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