ソート リーダーシップ インサイトとトレンド ハイブリッド ワーク

組織心理学者の Adam Grant 氏が語る、ハイブリッド環境で成功を収めるためのアイデア

Adam shared some of his insights on the changing nature of work and how employees and organizations can succeed in this changing environment.
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更新日 July 15, 2024

公開日 September 25, 2023

Ryan Azus and Adam Grant

ハイブリッド ワーカーへのマクロ的なアプローチ

2022 年度の Zoom Growth Summit は、社内の税務チームとともに振り返り、お祝い、そして研修を行う場です。今回、働き方への考え方を変える、著名な組織社会学者の Adam Grant とお話しする貴重な機会に恵まれました。 Adam 氏の研究は、ベストセラー本やランキング上位のポッドキャストである「WorkLife」、見るものを惹きつける TED Talks を通して世界中で非常に高い評価を受けており、視聴回数は 2,500 回を超えています。

Adam Grant 教授は、NASA の宇宙飛行士の協力のもと、宇宙飛行士が打ち上げ前に信頼を構築する仕組みを研究したり、PIXAR の制作チームとミーティングを行い、良いアイデアを引き出すお手伝いをするなどの様々な取り組みを行なっています。その中で共通しているのは、個人や組織が成功を収めるためのサポートをしているという点です。彼の言葉を借りると「仕事をつまらないものじゃなくする」ため取り組んでいます。それでは、このミッションについてご紹介します。

Adam 氏は会話の中で、変わりゆく働き方に関するアイデアや、従業員と組織がこの動的な環境で成功を収めるための方法、世界的にも高い業績をあげた宇宙飛行士からのアドバイスを快く教えてくれました。

バーチャル コミュニケーションによる会話の民主化

組織でしばしば懸念されるのは、対面のコミュニケーションなしにリモートの従業員が同僚とつながりを深め、共同作業を行うことができるのかという点です。 Adam 氏自身も、バーチャル授業の初日は同様の感情を抱いたそうです。 しかし、コミュニケーションにはさまざまな方法があり、全員に参加する機会を提供することができるという気付きがありました。

「10 分や 15 分などの短い時間で顔を出しやすいことから、バーチャル オフィスアワーが対面より優れていることがわかりました。 私には 15 年間の指導経験がありますが、今まではその場で手を挙げていた生徒を指名していました。 今はチャット ウィンドウを使用して、面白い質問をした生徒や関連する指摘をした生徒を確認できます。さらに、生徒らは互いに会話を重ね、互いに意欲をかき立てる様子を伺え、私にとっても再び考えるきっかけとなりました。」

前進するためには、ときに知識を捨て去る必要がある

組織でしばしば懸念されるのは、対面のコミュニケーションなしにリモートの従業員が同僚とつながりを深め、共同作業を行うことができるのかという点です。 Adam 氏自身も、バーチャル授業の初日は同様の感情を抱いたそうです。 しかし、コミュニケーションにはさまざまな方法があり、全員に参加する機会を提供することができるという気付きがありました。

「10 分や 15 分などの短い時間で顔を出しやすいことから、バーチャル オフィスアワーが対面より優れていることがわかりました。 私には 15 年間の指導経験がありますが、今まではその場で手を挙げていた生徒を指名していました。 今はチャット ウィンドウを使用して、面白い質問をした生徒や関連する指摘をした生徒を確認できます。さらに、生徒らは互いに会話を重ね、互いに意欲をかき立てる様子を伺え、私にとっても再び考えるきっかけとなりました。」

未来に熱意を持ち続ける

パンデミックの結果として生じた移行と課題のすべてに対応することは、特にパンデミック自体に関連する個人のあらゆるストレスを前にして、誰もが簡単に行えるものではありませんでした。 このストレスとリモートワークに対処する方法については、Adam 氏は友人で宇宙飛行士の Scott Kelly 氏に連絡を取ったそうです。

Adam 氏によると、彼は「宇宙で連続して 340 日を過ごしたというアメリカ記録を作った宇宙飛行士であり、宇宙ステーションで丸 1 年を過ごし、リモートワークを乗り切る方法を熟知した人物」です。

Adam 氏は、長い間宇宙という予測不能でストレスが多い環境に対応するという大きな課題を Scott 氏がどのように認識していたか、課題に対処するためにあらゆる準備が必要だったことについて思い起こし、次のように述べました。

「Scott は、NASA のミッションに集中するだけではなく、出発時と変わらないやる気と熱意を持って取り組める目標を設定したそうなんです。 長く辛い道のりになることを認識した上で、自分自身の精神状態をコントロールするしかないと考えたのです。先を見越して未来を想像するという、この心のタイムトラベルは、未来をよりリアルに感じ、未来の感覚を確かめ、経験するような感覚を得ることができます。 また、過去を振り返り、熱意を維持するために普段から取り組めることを明らかにできるのです。」

Growth Summit に Adam 氏をお迎えできたこと、そして彼から得られたすべての学びに感謝します。 個人的には、本当の意味で「アハ体験」のようなものであり、Zoom で私たちが一度立ち止まり、考える必要があることに気付かされました。それは、どのように従業員とのつながりを深め、Zoom プラットフォームを使用して社内の会話を民主化し、自分自身の「課題のネットワーク」を実践して考えを新たにするかについて考えることです。 イベントの一環で、財務チームに Master Class の年間サブスクリプションが贈呈されました。私自身もここでの学びをただ盲目的に受け入れるだけではなく、これを活用して継続的な学習に取り組みたいと思います。

ハイブリッド ワークに関するさらなるアイデアや、業務の調整方法については、ハイブリッド ワークのページ(英語)をご覧ください。  

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