AI、リーダーシップ、ワークプレイスでの「信頼の文化」の構築に関するインサイト
AI のインパクト、信頼の重要性、優れたリーダーのマインドセットについて、PwC ワークフォース トランスフォーメーション プラクティス部門責任者である Toni Cusumano 氏との Q&A から学びましょう。
更新日 July 15, 2024
公開日 September 25, 2023
目的に集中して取り組む: タスクに費やした時間の長さは、成果、仕事の質、効果を示す指標ではありません。 目標を時間ではなく、成果や目的として設定しましょう。 上司や雇用主と決定した優先事項を実現することに重点を置き、仕事の進め方を変えましょう。
仕事の取り組み方についてトップダウン(上意下達)で調整するには、メリットとデメリット(トレードオフ)を明確にし、成果を予想するとともに、上司と優先付けについて話し合いましょう。 マネージャーを上司ではなく、得意客としてイメージしましょう。
ミーティングの回数を減らす: ミーティング志向の文化は、情報化時代以前に生まれたものです。当時は、紙の資料ではなく、直接会って話すことが最も効率的なコラボレーションの方法でした。 現代のテクノロジーでは、従業員が物理的に同じカンファレンス ルームにいなくても、作業を進めることはできます。
作業の障壁(ボトルネック)を上司と確認したり、同僚とブレインストーミングを行うなど、一か所に集まって行うミーティングに価値がある場合もありますが、ミーティングをデフォルトとする方法からは脱却する必要があります。 そのためには、リモート勤務とオフィス勤務に意識的にアプローチすることが重要になります。
ハイブリッドな勤務体制を導入している企業では、従業員がオフィス勤務の日を利用して、直接会って話し合った方が良い内容については、リーダーがミーティングのスケジュールを調整することができます。 ミーティングでは、達成したい作業に重点を置き、アジェンダがあることを確認します。
情報過多を避ける: 長年、電子メールの過剰送信(情報過多)に対する不満の声が上がっていましたが、リモートワークによって、この問題の解決の必要性が改めて浮かび上がりました。
大量のメール、チャット、電話を受けるため、優先順位付けに苦労し、重要なことが埋もれてしまうこともあります。
来る仕事すべてに対応することはできません。毎週メール対応の時間を決めて、その時間に合わせてメールの返信をするようにしましょう。 メール フィルター、ルール、代替受信箱などを利用して、メールを整理しましょう。 勤務時間のみ、チャットをチェックするようにしましょう。カレンダーに勤務時間を設定しておけば、連絡するタイミングを相手に知ってもらうことができます。 時には、仕事から離れてひと休みしましょう。自分にインスピレーションを与えてくれる人と連絡を取ったり、散歩に出たり、自分をケアする時間を取るようにしましょう。
リモートワークに意識的に取り組むことで、生産性だけではなく、仕事との関係性も大きく変わります。 最も効率良く作業できる時間帯や方法に合わせて1日のスケジュールを調整し、目的との関係を再定義することができます。
マネージャーが直接、あなたの作業を監視していない場合は、あなたのモチベーションは最終的に責任感、意欲、目的意識に動かされます。 リモートワークは、私たちの仕事と世界を変える可能性を調和させる方法の一つです。ハイブリッドな働き方を新しいコンセプトではなく、持続可能な現実にする原動力となるのです。
ハイブリッドな働き方に関する最新情報をお届けしますので、お楽しみに。また、「Building Forward」ウェビナー シリーズで今後のイベントをチェックし、栄えある賞を受賞したポッドキャストのホストであり、ニューヨークタイムズのベストセラー作家でもある Gretchen Rubin 氏をゲストに迎えた回のまとめ記事もご覧ください。