Zoom での信頼と安全性の向上 3 点

Zoom では、ユーザーに幸せを届けるよう業務を行うとともに、信頼、安全、尊重のカルチャーを育むことをお約束します。 社内に弁護士、エンジニア、各種技術の専門家で構成された強力なトラスト＆セーフティ チームを置き、このチームがユーザーと Zoom プラットフォームの安全を守るためにたゆみない努力を続けています。

このチームで熱心に乱用や違反のレポートを評価・管理すると同時に、Zoom は、複雑なデジタル化社会に生きるユーザーのニーズをサポートするイニシアティブとアクティビティをプログラムに組み込んでいます。進化する脅威に対応するため、最近、この組み込みの内容を強化しました。

この記事では、Zoom が最近行ったトラスト＆セーフティ プログラム拡充の 3 つのポイントをご紹介します。

Zoom が Global Internet Forum to Counter Terrorism（GIFCT）のメンバーになったことを謹んでご報告します。GIFCT はテロリストと過激派によるデジタル プラットフォームの悪用を阻止するために設立された非政府組織（NGO）です。2017 年に Facebook、Microsoft、Twitter、YouTube によって設立された GIFCT は、メンバー企業間の提携を促進し、関連調査を進め、オンライン上のテロリストや過激派の活動に対抗することを目的としています。

弊社は、業界全体で提携することでナレッジを共有するだけでなく、同様の課題に直面するほかの企業から学び、今日のユーザーにとってより安全なオンライン環境を作り出す一助となることに、大きなやりがいと期待を感じています。

Tech Against Terrorism は、国連テロ対策委員会執行事務局（UNCTED）がサポートしているイニシアティブで、人権を尊重するとともに、テロリストによるインターネット悪用に対抗するべく、世界のテクノロジー業界と連携しています。 Zoom のトラスト＆セーフティ チームの目標は Tech Against Terrorism と 足並みをそろえています。こうした目標をサポートするという信念に基づき、Zoom がこの重要な組織のメンバーに加わったことを謹んでご報告します。

「Zoom は Tech Against Terrorism に参加するという栄誉を受けました。 この組織に加わることで、ユーザーの信頼、安全性、尊厳を大切にする Zoom の取り組みを一層強化し、自由な意見やアイデアの交換をサポートすることになります。 私たちはともに手を携え、テロ行為へのテクノロジーの悪用と闘い、インターネットを安全な場所にするという共通目標の達成を目指しています」

グローバル公共政策および政府渉外責任者、Josh Kallmer

透明性は、トラスト＆セーフティ チームにとってのコアバリューです。弊社は、Zoom コミュニティに対して弊社の活動やインシデント対応を誠実に報告し、Zoom プラットフォームの安全性の確保とコンプライアンス遵守を目的としたアクションについて、ユーザーに情報共有することを第一に考えております。そこで、弊社は政府の要請と Zoom 利用ガイドラインを遵守するために行ったアクションを明記した複数のレポートを作成しました。

• 透明性報告書（2021 年 8 月発行）: Zoom の透明性報告書には、世界の法執行機関や行政機関からのユーザーデータ提供のリクエストに対する Zoom の対応方針、また特定期間に Zoom が従ったさまざまなリクエストの説明が掲載されています。 透明性報告書は 1～6 月と 7～12 月の期間で半期ごとに発行しています。

• 利用ガイドライン施行レポート: 2020 年 10 月、弊社は Zoom プラットフォーム全般について規定し、Zoom が禁止するコンテンツと行動の種類を説明した利用ガイドラインを公開しました。弊社がどのように本ガイドラインを適用してきたかについての透明性を確保するため、Zoom は「利用ガイドライン施行レポート」を作成しました。このレポートでは、一定期間に特定の国で対処および解決された問題、違反について説明しています。本レポートの情報は、月単位でほぼ毎回更新されています。