アリーナは歓声や音楽で騒音レベルが非常に高くなります。そこで今回は、チャット形式のZVAを主軸に展開しました。来場者は配布チラシや会場各所に掲示された二次元コードをスマートフォンで読み取るだけで、すぐにAIチャットにアクセス。テキストで質問を入力すれば、騒がしい環境でも正確な回答を受け取ることができます。
特に工夫したのは、回答にTOYOTA ARENA TOKYOのデジタルマップへのリンクを組み込んだ点です。「トイレはどこ?」と聞けば、テキストでの案内に加えてマップ上の正確な位置がワンタップで表示されるため、初来場のファンでも迷わずたどり着けます。また、会場内にZoom特設ブースを設置し、スタッフがZVAの使い方を直接レクチャー。「AIに聞く」体験のハードルを下げることで、幅広い世代のファンに自然に利用していただくことができました。
ZVA構築の舞台裏
このZVAの構築には、Zoomの関係者とアルバルク東京の広報・運営チームが約2か月にわたって協働しました。アルバルク東京側からは会場FAQ、選手データ、飲食店情報、デジタルマップなどの情報を受け、Zoom側のSEチームなどがそれを数百件のナレッジとして集約し、それをZVAのナレッジベースに構築。テスト期間中には何度もフィードバックと改善を繰り返し、当日の精度を高めました。