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Updated on September 07, 2025
Published on September 05, 2025
近年、マーケティングの主戦場はオフラインからオンラインへと大きくシフトしています。グローバルではオンラインイベント市場が2023年から2027年にかけて年平均成長率(CAGR)23%超で拡大すると予測されており、日本国内でも約7割のBtoB企業がウェビナーを新規リード獲得の主要チャネルとして活用していると言われています。
一方で、マーケターが直面する課題は共通しています。
ROIを最大化したいマーケティング部門にとって、これらは避けて通れない課題です。そこで誕生したのが Zoom ウェビナープラス。単なる配信ツールではなく、「ウェビナーをマーケティング資産へ変える」ためのプラットフォームとして進化しました。
この記事ではウェビナープラスの主要機能とマーケティング活用の最新事例を、具体的なデモを交えて解説します。
ウェビナープラスは、通常のZoomウェビナーに、イベント関連の便利な機能を追加した製品です。具体的には、イベント管理に関する機能、コンテンツ配信機能、そして制作のための機能が含まれています。これは、ウェビナーを利用するお客様の声を反映して進化した製品であり、より効率的なイベント管理を可能にします。
ウェビナープラスでは、ノーコードで簡単にカスタマイズされたイベントページを作成できます。会社のロゴ、ブランドカラー、ストック写真などを活用し、魅力的なロビーや登録ページを構築できます。これにより、ブランドカラーと独自ページによる印象的なイベント体験を提供できます。
ウェビナー画面をカスタマイズできる機能で、使用したいシーンを事前に作成し、ウェビナー中に必要に応じて話者の画面サイズを調整したり、縦型・横型ウィンドウにカスタマイズしたりできます。テレビ番組のスイッチャー機能のようなイメージで、画面切り替えが簡単に行えます。
最新のアップデートでは、クラウドベースの機能となり、コンピュータのスペックに左右されず、より安定した使いやすい環境が提供されています。
Zoom AIコンパニオン機能を活用して、イベントに必要な画像を簡単に生成できます。単純な画像であれば、毎回発注せずにAIで自動生成できるため、ワンクリックでブランドに合わせた高品質な画像を作成できるメリットがあります。
従来のウェビナーでは、イベント開始前の練習セッションがありましたが、本番開始後は利用できませんでした。ウェビナープラスでは、より柔軟で機能豊富なバックステージが提供され、イベント前だけでなく、イベント中もバーチャル待機室として活用できます。
ウェビナーのスピーカーや運営スタッフがリアルタイムでバックステージでサポートし、Q&Aセッション中の対応方針などをリアルタイムで話し合うことができます。これにより、本番中のプロダクションエラーのリスクを軽減し、スピーカーと運営が舞台裏で連携しながら安全でスムーズな進行が可能になります。
また、一般参加者のみセッションを終了させて、スピーカーと関係者だけで振り返りを行うこともできます。
最大10万人の参加者に対応する安定した配信が可能で、大規模イベントでも安心して開催できます。また、最大1,000人のパネリストを登録できるため、様々な形式のイベントに対応できます。
ウェビナー内でグループ討論ができるブレイクアウトルーム機能を活用できます。最大200の部屋に合計5,000名の参加者をサポートし、部屋ごとの最大参加者数は500名です。この機能により、大規模ウェビナーでも小グループでのディスカッションが可能になり、双方向の参加体験によって理解度や満足度を高めることができます。
また、最新アップデートでブレイクアウトルームの録画が可能になり、ローカル環境での利用が可能です。
録画されたコンテンツを配信するシステムも提供されています。イベント主催者がイベントの開始や進行に常に関わる必要がなく、リハーサルも不要です。パネリストにとっても失敗できないというプレッシャーから解放され、自信を持って参加できます。
予定時間を超過することがなく、スケジュール通りに進行できるため、時間と収入を削減する必要のあるイベントにも効果的です。これは、ライブ特有のリスクを避けたいビジネスに特におすすめです。また、録画データを再利用して、お好みの時間に配信することでリード獲得を増やせるメリットもあります。
この機能はAIを活用して、録画されたビデオから自動的にハイライトビデオを生成し、要約記事も作成できます。ウェビナー終了後の事後プロモーションの準備時間を大幅に短縮できます。
録画データから要約や短いビデオを自動作成することで、限られたリソースでもコミュニケーション力を高めることができます。これにより、業務効率の向上が期待できます。
ウェビナー実施後、録画されたビデオを自動的にクラウドにアップロードし、アーカイブとして配信できます。クラウドでビデオコンテンツを管理することで、ウェビナー終了後もコンテンツを活用できます。
また、ウェビナー終了後すぐに視聴リンクが掲載されるため、見逃した方へのフォローアップもすばやく行えます。録画ファイルをその都度ダウンロードしてYouTubeや社内ストレージにアップロードする手間が不要になり、Zoomのプラットフォーム内で安全にアーカイブ動画をストリーミングできます。
ビデオ再生ページでは、指定した時間に表示される投票クイズ機能や、教育コンテンツの理解度チェックテストなども設定可能です。また、PDFなどの資料を添付することもできます。
Webinar Plusのリリースに合わせて、サポート体制も強化されました。契約後の導入サポートとして、オンボーディングプログラム(有料)が提供されています。
また、イベントプロセス全体を通じて、プロモーション管理から実施、イベント当日の配信とサポートまでを含む総合的なプロフェッショナルサービスが提供されています。このオンボーディングプロフェッショナルサービスは日本語で完全サポートされています。
私たちは、ウェビナープラスがお客様のイベント管理を効率化し、より魅力的なウェビナー体験を提供するお手伝いをしたいと考えています。ご質問やデモのご希望がありましたら、お気軽にお問い合わせください。