Zoom の相互運用性ソリューションが、サードパーティ サービスやエンドポイント全体でシステムへの投資効果を高め、ワークフローを最適化させる方法をご確認ください。
Zoom 相互運用性&連携ソリューション
- 01 Zoom Meetings なら誰でも参加できる - Jumplink to Zoom Meetings なら誰でも参加できる
- 02 Zoom Rooms は異種ミーティングにもコールインできる - Jumplink to Zoom Rooms は異種ミーティングにもコールインできる
- 03 Zoom カンファレンス ルームコネクタの機能 - Jumplink to Zoom カンファレンス ルームコネクタの機能
- 04 Zoom Phone の活用 - Jumplink to Zoom Phone の活用
- 05 Zoom Rooms 専用ハードウェア&連携ソフトウェア - Jumplink to Zoom Rooms 専用ハードウェア&連携ソフトウェア
- 06 すべてを 1 つに集約する - Jumplink to すべてを 1 つに集約する
現代のデジタルワーカーにとって、異なるシステムやエンドポイントが協働してシームレスなコミュニケーション体験を提供することは、今まで以上に重要です。企業では多くのサービスやエンドポイントを抱えるホストを使用しているため、組織内で導入しているこうしたビデオ カンファレンス ルームシステムが、IT 施策におけるリソースのボトルネックになってしまうこともよくあります。実際に、グローバル エンタープライズではさまざまなシステムが混在する環境が一般的であり、ビデオ カンファレンスを使用してお客様やパートナー企業、同僚とコミュニケーションをとるうえで相互運用性が大きな問題となっています。
Zoom では、組織が展開サイクルのどの段階に相当していても、相互運用性のニーズに応える以下のソリューション スイートをご用意しています。
Zoom Rooms
ワンタッチで Zoom Meetings や Zoom Rooms 以外にもコールインできる
- Zoom Rooms(Mac / Windows)から Microsoft Teams のミーティングにダイレクト ゲスト参加で参加できる
- 組み込み型のサードパーティ通話機能により、ユーザーは標準ベースのミーティング招待で簡単に参加できる
- USB のハードウェア連携により、Zoom Rooms ユーザーは自身のノートパソコンから Zoom ルームのカメラ、スピーカー、マイクを介して異種ミーティングにコールインできる
Zoom カンファレンス ルームコネクタ
標準ベースのルームから Zoom Meetings に参加できる
- 既存のビデオ カンファレンス ルームシステム(例: Cisco、Poly、Lifesize)を有効にして Zoom Meetings に参加できる
- 会社でお使いの SIP/H.323 エンドポイントを使用し、Zoom Rooms に移行しながら Zoom Meetings にコールインできる
Zoom Phone
フル機能のエンタープライズ向けテレフォニー システム
- Salesforce、Slack、Microsoft Teams などの業界をリードするビジネス アプリケーションや、Five9 などのコンタクト センター ソリューションとの相互運用性を提供するクラウドベースの電話システムで、ワークフローを合理化する
- さまざまなハードウェア ソリューションとの相互運用性により、お客様がご使用中のグローバル ソフトフォンおよび固定電話の導入範囲内で既存の投資を活用できる
Zoom Rooms 専用ハードウェア&連携ソフトウェア
「相互運用」ではなく、専用の連携機能であたかも同じ環境内にいるかのように連携します。
Zoom Rooms 専用ハードウェア(Neat、Poly、DTEN、Logitech)
- 最適な Zoom Rooms 体験のために設計された専用ハードウェア デバイス
Zoom for Home(Amazon Echo Show、Facebook Portal、Google Nest Hub)
Zoom App Marketplace
- 組織の Zoom ユーザーと IT 管理者が、一般的なユースケースであるスケジュール作成、コラボレーション、教育機関向け機能、文字起こし、CRM などの Zoom 連携アプリを見つけて展開できる
Zoom Meetings に参加する選択肢が電話しかないときもあります。仕事用の電話機がある方なら誰でも、Zoom Meetings にコールインすることができます。Zoom Meetings が作成されると、音声のみで参加する参加者のためのダイヤルイン電話番号と、グローバル ダイヤルイン番号と指示が記載された招待状が作成されます。
管理者は、Facebook または YouTube でZoom Meetings または Zoom Webinars のライブ配信ができます。これにより、閲覧者は通常の Zoom Meetings セッションから参加することも、Facebook ライブまたは YouTube の配信セッションを視聴してコメントを書き込むこともできます。
Zoom カンファレンス ルームコネクタを使用すると、Zoom Meetings のホストがすべての SIP/H.323 参加情報を自動的にミーティングの招待状に追加できるため、出席者は自身のカンファレンス ルームシステムを使用して参加できます。
Zoom Rooms には相互運用性がネイティブに組み込まれています。ほかの標準ベースの SIP/H.323 エンドポイントを呼び出すだけではなく、標準ベースのミーティング招待状と連携するため、ワンタッチでこれらのミーティングに参加できます。つまり、出席者は SIP/H.323 アドレスのダイヤルイン オプションを利用できるサードパーティのミーティング招待状からミーティングに参加できます。
出席者は Microsoft Teams、Cisco Webex、GoToMeeting、BlueJeans のミーティング招待に、Zoom Rooms からルーム コントローラを使用してワンタッチで参加できます。これにより、組織内に複数のビデオ コミュニケーション ソリューションを展開している IT チームが、カンファレンス ルームでミーティングを開始するステップを簡略化できます。**
また、Zoom は一部のソリューション プロバイダーとパートナーシップを結び、基本的なオーディオ、ビデオ、共有機能をシームレスに連携しています。たとえば Microsoft Teams のダイレクト ゲスト参加を使用すると、コントローラをワンタッチするだけで、Zoom Rooms の通話から Microsoft Teams のミーティングに、または Microsoft Teams のルームから Zoom Meetings に、すばやく簡単にコールインできます。追加のハードウェアやコストも不要です。これは異種会議システムを使用している外部のパートナーやお客様にとって理想的なソリューションです。
**一部のサードパーティのミーティング招待では、Pexip や Poly RealConnect などの相互運用サービスを招待状に添付しなければならない場合があります。
お使いのルームシステムを Zoom に接続する
Zoom カンファレンス ルームコネクタを使用すると、標準ベースのルームシステムを Zoom Meetings と接続できます。これにより、お使いの標準ベース ルームシステムを使用したまま、IT 管理者がサービスや維持、サポートに要するコストを大幅に節約できます。
お使いのビデオ カンファレンス ルームサービスを Zoom カンファレンス ルームコネクタに置き換えると、IT 管理者は Zoom クラウドのメリットを強く実感できます。
Poly、Cisco、Lifesize から Zoom Meetings にワンタッチで参加できる
標準ベースの SIP/H.323 Poly、Cisco、Lifesize ルームシステムにより、さらに Zoom との連携を強化できます。Zoom で管理されている場合、デバイスのコントローラをワンタッチするだけで、選択したエンドポイントからスケジュールされた HD 品質の Zoom Meetings を直接開始できます。
また、ルームが Zoom パーソナル ミーティング ID で設定されている場合にインスタント ミーティングを開始したり、Zoom Meetings がカレンダーに記載されていない場合でもそのルームからミーティングに参加したりすることもできます。
詳細情報については、カンファレンス ルームコネクタ対応デバイスのページをご覧ください。
Zoom Phone は最新のクラウド VoIP 電話システムです。既存のビジネス アプリケーション、システム、デバイスとの相互運用性と連携により、シームレスなコミュニケーション体験を提供します。
ビジネス アプリケーションとの連携
Zoom Phone は、Salesforce、Slack、Office 365 などの重要なビジネス アプリケーションや、Genesys、Five9、inContact、TalkDesk、Twilio、Zoom Contact Center などのコンタクト センター ソフトウェアと連携します。以下はその一例です。
- Salesforce ウィジェット内でクラウド PBX 機能を提供し、クリックツーコール機能、通話のレコーディング、カスタマイズ可能な配置を迅速に実現する
- Slack や Microsoft Teams のワークストリーム コラボレーション ワークフローで、Zoom Phone のクリックツーコール機能を提供する
- コンタクト センター アプリケーションの強化により、エージェントが Zoom Phone ディレクトリ、コール ルーティング、クリックツーコール連携を活用して SME を呼び出せる
お使いの電話網の活用
Zoom Phone を既存の PSTN キャリア、UC インフラストラクチャ、システムと連携し、お使いのハードウェアやソフトウェアの埋没コストを活用します。プレミス ピアリングの Zoom Phone は、Bring Your Own Carrier(BYOC)と Bring Your Own PBX(BYOP)を提供し、オンプレミスのレガシー PBX システムと PSTN 回路間の通話をシームレスにルーティングします。Zoom Phone はクラウド PSTN キャリアとのピアリングもサポートしているため、ハードウェア セッション ボーダー コントローラのコストは無料で BYOC ができます。
お使いの電話器の活用
Zoom Phone はデバイスを相互運用できるため、ユーザーが操作に慣れているデバイスに対応しています。たとえば Poly、Cisco、Yealink、AudioCodes の人気の SIP 固定電話や、さらには汎用 SIP ベースの電話をサポートします。Algo と Cyberdata のポケットベルやインターコム デバイスもサポート対象です。最後に、お客様がお使いの AudioCodes、Oracle、または Ribbon の高価なセッション ボーダー コントローラも活用できます。
Zoom Rooms 専用ハードウェア
フル機能のハードウェア ソリューションとして設計された Zoom Rooms 専用ハードウェアは、Zoom Rooms を大規模かつ高速に導入するのに最適です。Zoom は Neat、DTEN、Poly などのパートナーと密接に連携し、Zoom Rooms 専用ハードウェアを提供しています。これらのハードウェア ソリューションは、Zoom Rooms の最適な体験を創出するどころか、中央管理システムですべての Zoom Rooms と専用ハードウェアをシームレスに管理することもできます。
Zoom for Home
Zoom は多くの企業とパートナー関係を結び、ご自宅での Zoom Meetings にも適した包括的なシステム連携ソリューションを提供しています。これらは個人の Zoom Meetings ユーザー用に設計されており、通常はソリューションの一部として小型の画面が含まれています。Zoom for Home 専用ハードウェアの一部のモデルは、中央管理ポータルから IT 部門により管理できます。
Zoom App Marketplace
Zoom App Marketplace を使用すると、Zoom ユーザーと IT 管理者はサードパーティのアプリ連携を見つけて導入し、お好みのサードパーティ アプリで Zoom をスムーズに活用することも、Zoom Meetings 体験内でアプリを検索して活用することもできます。
メモ作成、プロジェクト管理、ホワイトボードなど、さまざまなユースケースで使用できるプロダクト内の Zoom Apps を使用して、Zoom 体験をさらに強化できます。これらのプロダクト内連携は Zoom Meetings と Zoom デスクトップ クライアントから直接アクセスできるため、ミーティングの前後やミーティングの最中もワークフローを中断することなく生産性と集中力を高められます。
現在 Zoom App Marketplace には、Zoom 連携を利用可能な 1000 以上のサードパーティ アプリが登録されており、各アプリ内から Zoom を使用できます。たとえば、Zoom と Microsoft Teams のアプリ連携により、Teams 環境から直接 Zoom Meetings の開始、スケジュール、参加、管理が可能になります。Zoom App Marketplace で利用可能なその他のアプリや連携もぜひご確認ください。
Zoom は、すべてのエンタープライズにおいて、コミュニケーションやコラボレーション ニーズのすべてに Zoom プラットフォームを利用すると、ビデオ カンファレンス史上最高の体験が実現すると確信しています。多くの場合、お客様はさまざまな種類のプロダクトやサービスを駆使して仕事上のやり取りを行う必要があります。
Zoom はもともと相互運用性に優れています。Zoom Meetings を使用することで、すべての標準ベースのエンドポイントを、Microsoft、Cisco、Poly のルームシステムのカレンダー連携に参加させることができます。Zoom Rooms はこれらのシステムと密接に連携しており、ワンタッチでコールインできます。
フル機能を備えつつもシンプルな Zoom Phone を入手し、簡単にアクセスできる Zoom App Marketplace を利用すれば、Zoom の相互運用プラットフォームを余すところなく活用できます。Zoom の相互運用性は、ネットワーク内のすべてのユーザーが可能な限りシームレスにコミュニケーションをとり、コラボレーションを行うためのソリューションを提供します。
Zoom を使用してビデオ コミュニケーションの相互運用性を高める方法の詳細情報については、今すぐ Zoom の専門家にお問い合わせください。
すべてのプランにすべての機能が含まれているわけではありません。特に MS Teams や Webex などの外部サービスへの参加に関連するいくつかの機能は、お客様がそのベンダーで購入 / 設計したプランや展開モデルによって異なる場合があります。