デベロッパーのバーチャル採用は至難の業: HackerRankがZoomのウェブ版Video SDKにより採用負担を軽減

HackerRankはZoom Video SDKを活用し、テクノロジー企業が採用担当者と候補者に信頼性が高く品質も優れた体験を提供できるようにサポートしています。

HackerRank
HackerRankのロゴ
企業規模:

従業員数: 50~999人

設立:

2012年

本社:

カリフォルニア州マウンテンビュー市

業界:

テクノロジー

課題:

最適なスキルセットを持つデベロッパーを雇用するために、世界中の企業が、バーチャルでのスキル評価や面接を通じて候補者の技量や専門知識を検証するHackerRankを利用しています。HackerRankは顧客から通話でのオーディオ・ビデオ品質の不安定さを指摘されるようになり、テクノロジースタックの再評価が必要になったと自覚しました。

メリット:

テクノロジー企業をサポートする能力に長け、採用担当者と候補者に信頼性が高く品質も優れた体験を提供しています。

使用製品

バーチャル面接は、一筋縄ではいきません。パンデミックがリモートワークの普及を後押ししているとはいえ、テクノロジー業界が急成長を続け、人材不足に陥っている今、状況は芳しくありません。しかもデベロッパーの採用に関しては、候補者の大半にリアルタイムのスキル評価が必要とされるため、さらにハードルが上がります。

 

候補者が最優先される今日の労働市場において、企業は最初の働きかけからスキル評価時、最終面接に至るまでのあらゆる接点で、候補者に好ましい印象を刻み付ける必要があります。リモートでスキル評価や面接を実施する場合、オーディオ・ビデオ品質にわずかでも問題があれば、やむなくスケジュールを改めて実施し直す場合もあり、候補者が面接を辞退することや、他社のオファーを受けることもあります。

 

「リモート面接の採用が増える一方で、低品質のビデオ・オーディオ体験に甘んじて耐える傾向は、今後も弱まり続けるでしょう。バーチャルでも対面さながらの感覚でスキル評価と面接ができなくてはなりません」とHackerRankの最高プロダクト責任者であるOded Shekel氏は説明しています。

 

HackerRankはバーチャルスキル評価とリモート面接を基盤として、企業が最適なデベロッパーを見極められるよう支援しています。このビジネスを始めて10年、当社はデベロッパースキル全般とその評価方法の専門企業として一目置かれるようになりました。

 

Fortune 100企業の25%以上を含め、世界中の3,000社を超える企業において、テクノロジー部門の採用担当者と採用責任者が採用プロセスのあらゆる段階で人材を客観的に評価できるようにすることで、HackerRankは実力あるデベロッパーの採用を支援しています。この企業のテクノロジーを利用すると、10年以上活躍してきたデータサイエンティストから新卒生まで、多様なロールに求められる100種類以上のスキルをリモートで評価できます。

 

HackerRank はデベロッパー採用の方法を変革しており、次の魅力も備えています。

  • 2,100万人以上のデベロッパーを擁するコミュニティ
  • 技術スキル評価に関する1億8,800万以上のデータポイント

 

採用担当者の履歴書レビュー時間の短縮を支援する Screen、そしてフル機能を1つの総合開発環境(IDE)に搭載し、管理機能をすべてプラットフォームに埋め込んだまま、候補者が各自のスキルを紹介できる Interview という 2 つのリモートファーストのプロダクトを持っているため、信頼性とオーディオ・ビデオ品質は、きわめて重要です。

 

プロダクト使用量は増えましたが、それと同時にエンドユーザーの共有したフィードバックで、Interviewプロダクトの搭載するオーディオ・ビデオ体験が面接や技術評価によくない影響を与えたと指摘されました。そのため HackerRankは、自社のテクノロジースタックを再評価してHackerRankのソリューションに欠かせない高品質のオーディオとビデオを提供できる長期的ソリューションを実装するべきときが来たことを自覚しました。

概念実証をテストする

HackerRankは2021年に同社のネットプロモータースコア(NPS)のコメントの40%がオーディオ・ビデオ品質に言及していたことを突き止めました。同社にかかってきたサポート依頼の電話も、同様の問題に関するものでした。チームは既存ツールを使用し、この問題の修正を試み、大別して次の2つの懸念に行き当たりました。

  1. 継続的なオーディオ品質: エンドユーザーは面接セッション中にオーディオ品質のゆらぎを経験していました。
  2. 不安定なネットワーク: Wi-Fi信号が増減するなど、ネットワークが不安定なせいで面接担当者がセッションを再開する必要が生じていました。

 

Shekel氏は次のように説明します。「私たちは市場内のほかの企業の意見を評価し、現行のテクノロジースタックを刷新する必要があると判断しました。そこで、SDKを提供できるベンダー6社を特定し、それぞれでの概念実証(PoC)を構築しました。社内で1週間かけ、毎日のスクラムミーティングでPoCを一つひとつテストしました。1週間の終わりが近づいたころ、私たちはネットワーク接続を操作し、当社の2つの主要問題領域に対する各PoCのパフォーマンスを評価しました。そのPoCが正常に復旧できるかどうかを見極める必要があったのです。」

 

このプロセス全体を通じて、HackerRankはチームから品質に関するフィードバックも収集しました。PoCがチームメンバーの期待値に達していなければ、先に進む意味がなかったからです。

 

「チームが満足できず、1週間たたないうちに一部のPoCのテストを止めたインスタンスがいくつかありました」とShekel氏は教えてくれました。

必要な信頼性をウェブ版Zoom Video SDKで提供する

ウェブ版Zoom Video SDKはオーディオ・ビデオ品質の信頼性が高く、拡張性にも優れていたため、HackerRankはウェブ版Zoom Video SDKの採用を決定しました。

 

「私たちはサービスの利用拡大に応じて規模を拡大し、信頼性を維持する必要があります。2021年には50万回の面接を主催しましたが、優れたバーチャル面接体験を候補者に提供するために、ユーザーは大きなプレッシャーにさらされています」とShekel氏はいいます。「お客様が候補者を面接しているときに、通話が切れるようなことがあってはなりません。お客様の企業イメージも当社のブランドイメージも悪くなります。」

ウェブ版Zoom Video SDKの導入期間中、HackerRankとZoomのチームが終止、緊密に連携しました。

 

「Zoomとの連携は、このチームが体験した中でもっともよい体験でした」とShekel氏は話しています。「対応のレベルと品質が、まるで社内のチームと一緒に働いているかのようでした。Zoomは広く一般に使用されているため、ビデオユーザーの期待する品質のベンチマークとなります。Zoomのウェブ版Video SDKを使用すれば、皆がZoomミーティング中に体験しているのと同じ品質をお客様に提供できます」とShekel氏は語りました。

 

Shekel氏は、1日当たりの面接件数が来年には2倍になると推計し、Zoomのデベロッパー向けソリューションなら短期的・長期的にHackerRankのビジネス成長をサポートすると確信しています。

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