ホームオフィスから生産現場まで、70,000 名以上の Flex 従業員がグローバルなコミュニケーションに Zoom を使用

皆様が車に乗るとき、洗濯するとき、インターネットに接続するときには Flex 製品をお使いになる機会があるかもしれません。

製造業とサプライ チェーンのグローバル リーダーである Flex は、さまざまな業界で必要となる多様な製品や部品を提供する企業です。Flex コラボレーション ソリューション担当ディレクターである Sergio Dammroze 氏は「Flex は、人々の日々の暮らしに根付いた製品を製造しています」と述べています。

同社ではその規模からあらゆる物事が複雑になりがちですが、特に世界 30 か国に合計 170,000 名もの従業員を抱えているため、分散した大規模な従業員の管理は煩雑になります。

デジタル ワークプレイスおよび IT インフラストラクチャ担当副社長の Diofanto Dio Rosales 氏（Dio 氏）は「さまざまな国、さまざまな施設がある中で、各サイトで多くのイノベーションが起こっています。複数のサイト、地域、部門をつなぎ、ベスト プラクティスを共有して、顧客にサービスを提供したり、連携を行う異種セグメント間で業界を超えた相乗効果を模索したりする必要があります」と述べています。

Sergio 氏と Dio 氏は従業員がブラジルのソロカバにある製造現場にいる場合も、テキサス州オースティンにある Flex 本社にいる場合もコミュニケーションを可能にするシンプルな方法を見つける必要がありました。両氏は目まぐるしく変化する環境の中で迅速な情報交換の促進に役立つプラットフォームを探していました。

Flex はグローバルなメーカーであり、サプライチェーン パートナーであることから信頼性とパフォーマンスがカギとなっていました。同時にイノベーションも重視していました。つまり Flex の膨大な業務をサポートできる画期的なプロダクトを備えた常に進化するプラットフォームを求めていました。

Sergio 氏は「弊社は 30 か国を超える国々で事業を展開しているため、スピード、信頼性、安全性を兼ね備えたソリューションが必要でした。つまりパーフェクトなソリューションが必要だったのです」と述べています。

また、Dio 氏は「弊社はとにかく使いやすいプラットフォームを探していました。問題なく機能し、トレーニングは一切不要なほどの使いやすさを求めていたのです。そして Zoom はまさに理想のサービスでした」と語っています。

Flex は 2017 年に Zoom Meetings を使い始め、Zoom Webinars、Zoom Rooms、ワークスペース予約、Zoom Team Chat、Zoom Phone をチームに導入するとすぐに完全版プラットフォームのメリットを実感するようになりました。

Sergio 氏は「Zoom Rooms は、弊社のカンファレンス ルームを進化させる必須サービスでした。複数のハードウェアの選択肢があり、あらゆるルームサイズに柔軟に対応します。Zoom Team Chat もシンプルで導入しやすいソリューションでした。弊社の従業員は、日常業務で Zoom を使用することにすでに慣れていましたから」と述べています。

Flex のグローバル従業員の大半は、製造現場でさまざまな顧客に向けた製品を製造しています。一方で 70,000 名を超える Flex 従業員が、日常的に Zoom Team Chat を使用して遠隔地からリモートでコラボレーションしています。この人数は、Flex が 2021 年に初めて Team Chat を導入して以来、200% も増加しています。エンジニアリング チームと設計チームは、同チャット サービスを共同プロジェクトの最新状況の共有に活用しています。SME がチャットでナレッジやベスト プラクティスを共有することで、より多くの従業員に最新情報が共有され、その専門知識を活用できます。このようなコラボレーションは、本プラットフォームに備わった別の機能でも行われます。たとえば Zoom Whiteboard では、13,000 件ものホワイトボードが作成されています。

Dio 氏にとって、チームチャットは分散したチームのコミュニケーションに欠かせない要素です。なぜなら Dio 氏のチームメンバーはインド、マレーシア、ブラジルに加え、母国メキシコにもいるからです。Dio 氏は「弊社ではチーム全体にわたるコミュニケーションが重要です。それには高度なコラボレーションと足並みの調整が必要です。Zoom プラットフォームがあれば、これらがすべて可能です」と述べています。

Zoom により、Flex 従業員はビデオとチャットでシームレスにコミュニケーションできるようになりました。同社はコミュニケーション統合に向け、当然とるべきネクスト ステップとして Zoom Phone を検討していました。

世界中に展開された 100 か所の施設に新しい電話システムを導入する取り組みは簡単ではなかったものの、Flex のチームはあらゆる段階で Zoom からのサポートを受けました。

Sergio 氏は「Zoom Phone への移行がスムーズに完了したのは、Zoom プロフェッショナル サービスチームのおかげです。計画・設計から、取りうるソリューションのブレインストーミング、ケースのエスカレーション、電話キャリアと連携したナンバー ポータビリティ管理、移行当日のサポートまで、弊社のチーム間における Zoom との連携が光りました」と述べています。

Flex が以前使用していた電話ソリューションは、独自のインフラストラクチャと専用ハードウェアが必要なうえ、対応範囲が限られていました。Sergio 氏の説明によると、同氏のチームは敷地内全体を確実にカバーするためのインフラストラクチャ投資を止め、独自のセキュリティ要件を満たせるモバイル デバイスを設定しました。現在、従業員は自分の担当部署に戻らなくても生産現場から Zoom Phone、Zoom Meetings、Zoom Team Chat にアクセスできるため、現場でのサポートは最適化されています。

Zoom のようなユニファイド コミュニケーション ソリューションは、安全なプラットフォームで毎日何万人もの従業員をつなぎ、Flex で勤務するグローバル ハイブリッド ワーカーの複雑さを軽減します。

Dio 氏は「サイバーセキュリティは、今日では非常に重要ですから、弊社はサイバーセキュリティとデータ プライバシーに対する Zoom の真摯な取り組みを高く評価しています」と述べています。

Zoom はその使いやすさから、わずかなトレーニング要件に対して活用度は大きいと Dio 氏は指摘します。Dio 氏は「多くの場合、Flex では各コンピュータにクライアント情報をインストールしています。社内でのチームチャットの利用は非常に盛んです」と述べています。また、「Zoom はとても使いやすく、どんな状況にも対応します。社内ユーザーの利用率は非常に高くなっています。そのため、Zoom にきわめて高い信頼を寄せています」とも付け加えています。

Zoom が AI Companion によるミーティング要約や Workvivo の従業員エンゲージメント プラットフォームなど、数々の新機能を継続して導入していることから、Sergio 氏と Dio 氏は Zoom で継続的に Flex 従業員のコミュニケーションを改善し、コラボレーションを合理化する具体的なサービスに期待を寄せています。

Dio 氏は「本業界は進化の途上にあるため、Zoom のように進化し続けるパートナーがいることを頼もしく思います」と述べています。