ソート リーダーシップ

組織の最大の損失(支出)とは? 信頼の欠如

世界中の企業が新たにハイブリッドな労働環境への準備を進める中、成功する戦略の要となるのは「信頼」です。 信頼を築く具体的な方法を紹介します。
3 分で読める

更新日 July 15, 2024

公開日 September 25, 2023

Building trust
Hannah Brozek
Hannah Brozek
マーケティング コンテンツ ライター

信頼について理解する

あなたの組織の経営陣、営業、またはイノベーションには問題があると思いますか? もう一度考えてみてください。 おそらく、信頼性に関して問題があるのではないでしょうか。

信頼を失うことで、従業員のパフォーマンス、顧客との関係、そして企業の存続そのものに影響を及ぼす可能性があります。 実際、2021 Trust Outlook の調査によると、アメリカ人の 10 人中 9 人は、信頼できない組織の製品やサービスは紹介しないという結果が出ています。 しかし、信頼が高まれば、士気が高まり、コスト削減にもつながるなど、最大の効率化になります。

Horsager 氏は「信頼している人にメールを送る場合と信頼していない人にメールを送る場合とでは、どのぐらい時間に差が出るか考えてみてください」と語ります。信頼があれば、素早く行動に移り、効率が向上します。

しかし、信頼は与えられるものではなく、獲得するものです。信頼を与える前に、信頼に値することを証明する必要があります。 では、信頼されるリーダー、ブランド、組織になるには、どうすれば良いのでしょうか?

信頼を育む 8 つの柱

2021 Trust Outlook の調査によると、ある組織や企業で働きたいと思う最大の理由は、経営陣(リーダー)を信頼しているからだと言います。 実際に、信頼を得るにはどうすればいいのでしょうか?

Horsager 氏の 8 つの柱のフレームワークには、いくつかの提言が含まれています。

  1. 明確さ: 曖昧、あるいは複雑な表現は避け、明確な表現を心がける。
  2. 思いやり: 自分だけでなく、他者を気遣う。
  3. 人柄: 簡単だからではなく、正しいから行動を起こす。
  4. 対応力: 常に自らをアップデートし、時代に沿った思考を持ち、対応する。 時代に合わせて、スキルアップすること。
  5. 真摯な取り組み: 逆境に直面しても、献身的に取り組む。
  6. つながり: 他者とのコラボレーションを積極的に行い、意欲的に取り組む。
  7. 貢献: 積極的に協力し、実績を残す。
  8. 一貫性: 常に同じ体験を提供し、信頼できるという評価を獲得する。

上記の柱のうち、自分の戦略に欠けているものが何かを特定したら、それをどのように解決するかを決めます。 たとえば、締め切りを守るのに苦労しており、課題は一貫性だと気づいた場合、時間と場所を決めて、その目標を達成するための明確な「方法」を確立するようにします。 そして、ミッション達成のために必要なタスクを担当する人物を特定します。 それは、上司、同僚、あるいは自分自身です。

これらの柱のどれか 1 つでも欠けていると、人間関係や仕事などに支障をきたす恐れがあります。

要点

今こそ、日常生活の中で、信頼関係を築くことでどのようなことが改善されるのか、そして、そのためにはどのような柱が必要なのかを検討してみましょう。 誰と一緒に取り組むのか、どのようにして問題を解決するのかを明確にします。 近い将来、信頼はもはや最大の損失(支出)ではなく、最大の優位性となるでしょう。

働き方改革が進む中、従業員が次の変化の波に対応できるように、信頼性を維持する必要があります。 信頼を築くには努力が必要ですが、その結果はすべてを左右するため、時間を惜しむべきではありません。

ハイブリッドな働き方のソート リーダーシップに関する最新情報をお届けします。また、Building Forward ウェビナー シリーズの今後のイベントもぜひチェックしてください。Remote, Inc の共同執筆者の Alexandra Samuel 氏をゲストに迎え、ハイブリッドな人材の運用方法をご紹介します。

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