
UCaaS の概要、メリット、機能、メカニズムのご紹介
UCaaS の概要、メカニズム、主なメリットに加え、最適なプロバイダーを選択し、チームのコミュニケーションとコラボレーションに革命をもたらすヒントをご確認ください。
更新日 September 29, 2022
公開日 December 22, 2021
Zoom ユーザーの皆様、すばらしいホリデー シーズンをお過ごしのことと思います。皆様のミーティングの手順を合理化し、同僚と最新情報を確認し合い、ハイブリッド ワーク体験をよりシームレスにし、ユーザーのセキュリティとプライバシーを強化するために、価値ある更新、新機能を今月も多数ご用意しています。
たとえば Zoom Phone 用ビデオ ボイスメールや社内のワークスペースを簡単に予約できる機能(今月はベータ版)のリリース、セキュリティ機能とプライバシー機能においても、クラウド レコーディングを特定の社外ステークホルダーと共有する機能など数種類の更新を行いました。
それでは新しくご利用いただけるようになった機能と更新をいくつかご紹介しましょう。
ユーザーがよりミーティングに集中しやすく、バーチャル ミーティング体験をカスタマイズできる機能をリリースしました。
ホストは、ミーティング開始時にフォーカス モードを自動的に起動させ、参加者全員が集中できるように、ミーティングをスケジュールできます。
ミーティング ホストは、カスタマイズしたギャラリー ビューの順番を保存して次回以降に利用することもできます。固有のミーティング ID ごとに、カスタマイズしたギャラリー ビューの順番を保存できるため、保存しておいたカスタマイズ済みの順番を読み込むことで、ホストはミーティングごとに手動で順番を変更する手間を省けます。この機能は Zoom Webinars にも搭載されています。
GIF ゲームをワンランク上に向上させたり、折り返し通話のプロセスを合理化したりすることができます。
GIPHY 検索パネルで GIF を選択すると、メッセージ作成ボックスに GIF が表示されます。GIF を送信する前に、テキストも追加できます。
連絡先からビデオ ミーティングの不在着信があると、中央に表示されるため、不在着信の内容をすぐにチェックできます。ミーティングの不在着信情報を見て、チャットやチームチャット チャネルに移動したりビデオ通話を開始したりすることもできます。
Zoom Team Chat で送信されたビデオをモバイル デバイスに保存する Zoom Team Chat で送信されたビデオをローカル モバイル デバイスに保存できるようになり、ユーザーがビデオ資産をより簡単に共有・活用できるようになりました。
今回のリリースでは、ほかの Zoom ユーザーや海外の顧客、ステークホルダーとつながり、コミュニケーションを強化できる追加の手段を VoIP 電話ユーザーに提供します。
Zoom はスタンダード ボイスメールの代替機能として、ビデオ応答メッセージを提供します。発信者は、ビデオ メッセージで同僚により詳しい状況を伝えることができ、受信者のボイスメール受信箱に直接残すことができます。
パワーパック アドオンをご利用のユーザーは、連絡先を検索してデスクトップのパワーユーザー環境から直接、通話を転送できるため、Zoom クライアントのメイン ウィンドウを開かず、より効率的に通常ワークフローを遂行できます。
ワークスペース予約のプロセスを合理化し、今回の最新の更新でルーム内のプレゼンテーションを強化できます。
従業員が在宅勤務でも社内でも業務を遂行できるハイブリッド ワークが台頭している今、安全でシームレスなオンサイト体験の提供は、非常に重要です。今月後半に一般向けベータ版をリリースするワークスペース予約では、ユーザーがオンサイトとリモートのどちらであっても、インタラクティブなマップを通じて簡単にミーティング スペースを予約でき、全従業員にとってシームレスな体験が実現します。
Zoom のローカル限定の共有画面機能は、ルーム内のユーザーが、ほかのミーティング参加者には表示されないメモを読むための機能であり、以前は Zoom Rooms 専用ハードウェア限定で提供されていました。今回、Mac と Windows 向けにローカル限定の共有画面のサポートが加わり、ユーザーは HDMI 接続を使用している間、ルーム内専用で画面共有を表示できるようになりました。
Zoom for Home が Apple の iPad をサポートするようになり、ユーザーはリモート オフィスやオンサイトのワークスペースとして、柔軟なコンパクト デバイスを利用できるようになりました。手順は Zoom Rooms コントローラ アプリをダウンロードし、セットアップ プロセス中に Zoom Rooms タッチモードを選択するだけです。Zoom for Home に加え、iPad もバーチャル受付(キオスクモード)やデジタル サイネージのデバイスとしても利用できます。
Neat Frame は 15.6 インチのタッチ スクリーンを搭載し、Zoom を使った多様なハイブリッド ワークのニーズに応えるオールインワンのビデオデバイスです。 横型のフォーム ファクタを採用しているため、場所を取らず、画面スペースの無駄が少ない最適なレイアウトで、人物やコンテンツを表示できます。 Neat Frame では人物に自動的にフレームとトラッキングを施し、不要なバックグラウンド ノイズを排除しながら、優れたサウンドを提供します。
Amazon Fire TV Omni シリーズを使った Zoom 初のスマートテレビ アプリでは、快適なリビングルームからご友人、ご家族、同僚とつながることができます。手順は Fire TV Appstore から Zoom 連携アプリをダウンロードし、互換性のある USB ウェブカメラ(1080p 推奨)を接続するだけです。ログインすると、ご家庭内のもっとも大きい画面でビデオ通話を行ったり、「Alexa、Zoom ミーティングに参加して」と言うだけで、次の Zoom 通話で Alexa を利用したりすることができます。
どのような種類のイベントにも、十分な柔軟性が必要です。そして今回の更新では Zoom Events ユーザー向けに、ユーザーが臨機応変にイベントを調整するために必要な一段上の柔軟性を提供します。
バーチャル カンファレンスやサミットで、最適な体験を作り出せるように、イベントの出席者とスピーカーに送信されるイベント通知をイベントホストが決定できるようになりました。またホストは、出席者に送られる通知メールの大半を制御できるほか、通知メールを完全に無効にする機能も利用できます。
イベントの詳細情報とコンテンツは、予告なく変更されることが多く、ホストは当初の計画より多くの情報を出席者から収集する必要が生じます。そのため、登録時の質問に変更を加えざるを得なくなる場合もあります。 イベントがカンファレンスやサミットで公開されると、ホストは登録時の質問を編集できるようになり、さらに柔軟性を高めています。 ホストには引き続き、以前編集した質問に対する回答と新しい回答の両方が届きます。
イベントの開催前や終了後にイベントに参加しようとするときの混乱を和らげるため、ホストや出席者がイベントに参加できないときは、ポップアップ メッセージが表示され、その旨が通知されます。
Zoom では、定期的に Zoom Apps 製品を拡張し、コラボレーションと連携の機会をさらに強化していきます。このリリースでは、Zoom のお客様向けに一段と柔軟性の高いソリューションを提供しています。
より効率的に Zoom Apps を使用できるように、今後は事前承認が下り次第、アカウント管理者からの事前承認待ちをしていたアプリから、インストール可能になった旨と新しいステータスをユーザーに通知します。この通知は、該当するアプリが事前承認されているユーザーまたはユーザー グループにのみ表示されます。
ブレイクアウト ルームから Zoom Apps にアクセスできるようになり、ユーザーはブレイクアウト スペースでお好みのワークプレイス アプリとインタラクティブ ゲームを利用できるようになりました。
ユーザーのセキュリティとプライバシーを強化する継続的な取り組みの一環として、Zoom Meetings と Zoom Webinars のお客様のセキュリティを強化する新規更新を 2 件リリースしました。
Zoom デスクトップ クライアントの更新を適用すると、Microsoft Outlook と Google Calendar のカレンダー連携で取得したミーティングの詳細情報が、カレンダー内の [非公開] イベントのスケジュール作成特権を持つホストなどのユーザーに表示されなくなります。
ウェビナーのホストは、パネリストが登録に使用したメールと関連付けられたアカウントでサインインするようパネリストに義務付けることができるようになりました。 パネリストがサインインせずに参加しようとしたり、間違ったアカウントでサインインしたりすると、通知が届き、サインインまたはアカウントを切り替えるオプションが表示されます。
ミーティングのホストが、クラウド レコーディングにアクセスしてクラウド レコーディングを特定の社外メールや社外ドメインと共有できるようになり、従来よりスムーズに社外のステークホルダーとレコーディングを共有できるようになりました。
Zoom プラットフォームの大半の更新については、Zoom のリリースノート ページをご覧ください。Zoom があらゆる事業体や組織に有益である仕組みを確認するには、今すぐ Zoom プロダクトの専門家によるデモをスケジュールしてください。
編集注記(12月22日): 本ブログは、今月ワークスペース予約のベータ版がリリースされたこと、2022 年中に一般公開される予定であることを明確に伝えるために更新されました。