
Zoom Cobrowse SDK を使用してウェブページにコブラウズ体験を追加
Zoom Cobrowse SDK により、ウェブ アプリケーションに対するコブラウズ体験のスムーズな連携に必要なすべてのツールがデベロッパーに提供されます。
更新日 January 04, 2023
公開日 October 19, 2022
Zoom の Video SDK は、使いやすさ、直感的に理解・操作できるしくみ、本格的なカスタマイズ性を追求した設計で、優れた品質とエンドユーザー体験を念頭に置いて作成されています。 展開に必要なコードが最小限で済むうえ、世界中で Video SDK のお客様の魅力的なユーザー体験構築に貢献してきたリアルタイムのエンゲージメント機能を提供します。 Zoom の API と SDK にはグローバルな需要があるため、Zoom ソリューションとほかの Video SDK ベンダー 4 社の比較を示すことが重要であると考え、TestDevLab(ソフトウェアの品質保証とカスタマイズされたテストツール開発のプロバイダー)に各社の分析を発注しました。
Zoom Video SDK Performance Report(Zoom Video SDK パフォーマンス レポート)は、詳細なテスト結果を明かし、次の内容をカバーしています。
主な要点には、次のようなものがあります。
パフォーマンスの品質は、さまざまなネットワーク条件下で重要です。 TestDevLab は、無制限のネットワークでオーディオ遅延、ビデオ遅延、フレームレートをテストしました。 結果から Zoom には次の特徴があることが判りました。
Zoom Video SDK のフレームレートは、Vonage Tokbox、Agora、Twilio Programmable Video、Chime と比較して高性能です。
Zoom Video SDK のフレームレートの回復性能は、Vonage Tokbox、Agora、Twilio Programmable Video、Chime と比較して、時間の経過に伴うフレームレートにおいて高性能です。
優れたフレームレートは、スムーズな画像品質と相関関係があり、ビデオ通話参加者にとって一段と魅力的な体験をもたらします。
TestDevLab は次に、パケットロス 25% というシナリオでソースがどの程度対応できるか調べました。 パケット損失は、ネットワーク速度の低下、ボトルネックの原因、ネットワーク スループット帯域幅の中断につながる可能性があるうえ、場合によっては価格も高額です。 パケット損失が発生する原因には、ネットワークの混雑、信頼性の低いネットワーク、ソフトウェアのバグ、負荷が掛かりすぎたデバイスなどがあります。
パケット損失 25% で実施した今回のテストで、Zoom の Video SDK は次の結果となりました。
TestDevLab は、ユーザー数当たりの CPU 使用率、時間の経過に伴う CPU 使用率、時間の経過に伴うメモリ使用率を調べました。テストの結果から、Zoom Video SDK は高品質のオーディオとビデオを維持しつつ、CPU 使用率が他社に比べて常に低いことが判りました。
Zoom Video SDK のユーザー当たりの CPU 使用率は、Vonage Tokbox、Agora、Twilio Programmable Video、Chime と比較して低くなっています。
Zoom Video SDK の CPU 使用率は、Vonage Tokbox、Agora、Twilio Programmable Video、Chime と比較して、時間の経過に伴い低くなっています。
CPU と RAM の使用率が低いほど、ユーザー体験とアプリのパフォーマンスが向上し、バッテリーの消耗が速いアプリだという苦情が減り、ユーザーがビデオ通話と同時にほかのアプリケーションを実行できる能力が高まります。
Zoom の Video SDK のパフォーマンスと容量について、社外の方々の声もお聞きください。 Zoom のお客様である TaskHuman は、2017 年の設立以来、世界中の専門家の知識を集約し、1 対 1 のビデオ通話を通じてユーザーが即座にアクセスできるようにすることを使命に取り組んでいます。
TaskHuman は、Video SDK を活用してビデオを健康とウェルネス アプリケーションに連携し、世界中のユーザーをつないでいます。 しかし、同社のレガシー SDK ソリューション ベンダーでは、必要な信頼性とシームレスな体験を提供できず、問題の特定と修正に多大なリソースを投資する必要がありました。 結局、TaskHuman は 2021 年の初めから Zoom の Video SDK に切り替え、次の能力を確保しました。
TaskHuman が Zoom の Video SDK を活用した様子についてこちらをお読みください。 また開発を加速し、カスタマイズ可能なビデオベース アプリケーションを構築する方法については、こちらでご確認ください。
「Zoom のビデオ通話は、ほぼ世界標準になっています。特にパンデミックの間、非常に広く使用されましたが、Video SDK には同じインフラストラクチャが使用されています。お客様はコールインする際に、バックエンドの通話プラットフォームに何が使用されているのかご存知ありませんし、TaskHuman が開発したものだと思われるでしょう。ですから通話に問題があれば、通常、TaskHuman の問題だとみなされ、当社の評価に影響します。Zoom を実装してからは、ユーザーの皆さんにはるかに優れた体験を提供できるようになり、TaskHuman ブランドの評価もはるかによくなりました。- TaskHuman 社、エンジニアリング責任者、Daniel Mazzella 氏
Zoom Video SDK パフォーマンス レポートの結果はすべて、こちらで共有しています。