AI × クラウドで実現する次世代コンタクトセンター ― なぜ今「Zoom Contact Center」なのか
この“AIファースト”の潮流の中で、近年特に注目度を高めているのがZoom Contact Centerです。2022年の提供開始からわずか3年で急速に進化し、2025年にはGartner Magic Quadrant(CCaaS部門)にも選出。新世代のクラウド型コンタクトセンターとして、大手企業の導入が加速しています。
更新日 September 30, 2022
公開日 September 21, 2022
Zoom プロダクト マーケティング マネージャーの Robin Bunevich は、Zoom AI 部門のプロダクト マーケティングおよび戦略を統括しています。Robin は、3 年にわたり Zoom のイベント ソリューション製品のマーケティングを主導し、Zoom で急成長している製品の 1 つである Zoom Events をリリースしました。現在は、組織が AI をワークフローにシームレスに導入できるよう支援することに注力しています。Zoom に入社する前は、ニューヨーク・タイムズ紙でライブイベントのマーケティングを担当し、2020 年 3 月には同組織のバーチャル イベント プログラムへの全面的な移行を支援するうえで重要な役割を果たしました。Zoom では、15 年以上にわたるマーケティングと広告の経験を活かし、Zoom AI ソリューションの認知度向上と普及に努めています。
Zoom はイベント マーケティング市場の動向に、常に意識を向けています。そのため、twine での「Where the Pendulum Stops: The Future of Events and How Zoom Events Fits In(振り子が止まる場所: イベントの未来と Zoom Events の位置付け)」という談話で、ほかのイベント プロフェッショナルたちがどのような発言をするか、待ちきれない思いでした。
先日、スピード感のあるネットワーキングと高度なブレイクアウト ルーム機能を提供する Zoom アプリの twine と Zoom Events を使用して、60 名を超えるイベントとマーケティングのプロフェッショナルをつなぐイベントが主催されました。Liz King Caruso 氏、Michelle Bruno 氏、Dahlia El Gazzar 氏がモデレーターを務めた、この 1 時間の談話は、誰もが楽しみながら、イベントの現状と市場の向かう未来の予測に関する新しいインサイトを得ることができる、よい機会となりました。こちらの談話では、今後もバーチャル イベントが重要な要素となるであろうことが判明しました。
パンデミックは、古くから振り子で言い表される世の趨勢を、バーチャル イベントの方向へ大きく動かしたかもしれません。しかし 2 年たってみると、あまり多くの変化は起きていません。 私たちは、この振り子が最終的に落ち着く場所の予測について、バーチャル イベントを 1、対面イベントを 10 とした 1~10 の尺度で、投票を行いました。 結果は、ハイブリッド イベント、つまりバーチャル要素を持つライブイベントの大きな需要を反映し、5.7 となりました。
一部の参加者が対面でのミーティングで浪費される時間の多さを指摘したとおり、対面での体験は、長らく世のスタンダードだったとは言え、常にもっとも効率的な方法ではありませんでした。 何日にも及ぶ移動から、非生産的な基調確認のやりとりまで、より意図的に時間を使うというニーズは、対面イベントの持ついくつかのメリットを上回りました。
ほかにも次のメリットを指摘して、バーチャル イベント指向のやりとりがありました。
バーチャル要素は、今後も続いていくでしょう。 オンラインになったミーティングは、今後も元には戻らない模様であり、人々にも歓迎されています。
Adrian Seger 氏(Conferences That Work)
バーチャル イベントはこのように強く支持されていますが、対面イベントも反対票より支持票が多いことから、対面イベントの失墜を示唆するものではありません。 むしろ参加者の大半は、対面でのミーティングにはメリットがあるとの考えでしたが、出席に関する選択肢があれば、出席者のメリットは大きくなるとも考えていました。 ほかの議論では、バーチャル形式を向上し、よりインタラクティブでイマーシブなコンテンツを提供し、かつすべてのイベント オーガナイザーと出席者が関わる普遍的な鉄則を定義する必要性に、重点が置かれていました。
「ハイブリッド」という用語にも、同様の曖昧さがあります。むしろ「最新型ミーティング」や修飾語を省いた「イベント」単体のほうが、好んで使用されています。参加したイベント プロフェッショナルたちには、ほかにも次のような主張がありました。
イベント プランナーの課題の 1 つは、ポストパンデミック時代のオーディエンスを魅了する新しい戦略の開発です。 職場のミレニアム世代の増加とクラウドベース ツールの普及が相まって、従来の方法のインパクトは薄れているため、(潜在的)顧客がよく使うアプリを使用し、(潜在的)顧客がいる場所で、(潜在的)顧客と会う必要があります。 今日の若い世代は、従来のイベントに馴染みがないため、短時間で消化できるコンテンツ、つながるためのデジタル ネットワーキング ツールがスタンダードだと考えています。
対面イベントの出席者を増やすには、より意図的なプランニングが必須です。そのため、イベント プロフェッショナルたちは、次のような提案をしています。
オンライン コンテンツを提供するリモート イベントで得られる最大のメリットの 1 つは、データにアクセスできるため、ブースをさっとみたり出席者として登録したりするより、はるかに多くを評価できる点です。 しかし、次の言葉どおり、このプロセスは今後さらに改善する必要があり、イベント プランナーの最重要考慮事項となっています。
今回の座談会でもっとも重要なポイントの 1 つは、共感の重要性でした。 私たちが未だ新型コロナウイルスの甚大な影響から回復中の新時代に、オーディエンスとスタッフのニーズを理解し、両者のバランスをとるためのツールとしては、共感が非常に有効です。
バーチャル イベント支持は、さらに優れたテクノロジーとバーチャル イベント管理プラットフォームのニーズと同様に、私たちの議論全体を通じて顕著でした。 Zoom Events についてとイベントの未来における Zoom Events の位置付けについては、同プラットフォームの使いやすさ、多彩な機能、値ごろ感、拡張性に加え、一般オーディエンスに浸透済みである点が、参加者の間で話題となりました。
私たちが前述の「鉄則」の定義に取り組むことから、イベント業界が今後も進化を続けるであろうことは、間違いありません。しかし、私たちはそれまで、バーチャル イベントをできるかぎり、魅力的かつインクルーシブで印象深いものにするべく、邁進します。 よりスマートなブレイクアウト ルームを twine for Zoom で構築し、皆様のイベント マーケティング戦略を向上させることができる方法については、今すぐ Zoom Events にお問い合わせください。