Zoom ミーティングのレコーディングの活用方法

まずは、レコーディングしたファイルを見つけなければ、何の作業もできません。

クラウド レコーディングは処理に時間がかかるため、処理が完了した時点でメールでお知らせします。 メールに記載されているホストリンクをクリックしてレコーディングを表示し、管理するか、「録画を視聴者と共有」リンクを使って他のユーザーと共有します。

また、Zoom デスクトップ クライアントで [] タブをクリックし、左パネルの上部にある [レコーディング] タブをクリックすると、すべてのレコーディングのリンクが表示されます。 ローカルあるいはクラウドに録画した過去のミーティングが一覧表示され、閲覧したいミーティングを選択できます。

レコーディングが完了したら、コンテンツとして整理して、他のユーザーと共有できます。

ミーティングのレコーディングは編集する必要はありませんが、洗練されたコンテンツとして整理するのに役立ちます。 つまり、ミーティングの冒頭で「もう少ししたら始めましょうか…」などと話している部分があっても、気にする必要はありません。いつでも編集でカットできますから。

特に、ミーティングが長時間にわたった場合、レコーディングを編集して小さなファイルにまとめておくと、配布しやすいでしょう。 ミーティングの時間が長くなれば、それだけ、レコーディングのファイルも大きくなるので、注意してください。

Zoom レコーディングの形式は、MP4 と M4A で、ScreenFlow、Camtasia、iMovie、Adobe Creative Cloud のビデオソリューションなど、あらゆる編集ソフトウェアに対応し、簡単に編集できます。 アカウント設定で、サードパーティのビデオ エディタ用にレコーディングを最適化するオプションを選択すると、最良の結果が得られます。

字幕を追加したり、文字起こしを作成したりして、レコーディングのアクセシビリティを向上するには、まずアカウントでオーディオによる文字起こしが有効になっていることを確認する必要があります。 有効になっていれば、クラウドに録画したミーティングやウェビナーの音声が自動的に書き起こしされます。

ミーティングをクラウドに録画すると、レコーディング ファイルが作成された時点でメールが届きます。 オーディオの文字起こしが有効の場合、文字起こしの処理が完了した時点で、自動的に 2 通目の電子メールが送信されます。この処理は、ミーティングのレコーディングよりも時間がかかる場合があります。 オーディオの文字起こしの VTT ファイルは、ミーティングのレコーディングの保存先と同じ URL にあり、ダウンロードして編集することができます。

文字起こしを字幕として表示したい場合は、レコーディングを表示して、画面右下の CC アイコンをクリックすれば設定できます。 ダウンロードしたビデオに字幕を追加したい場合、お使いの再生ソフトによっては、VTT ファイルをアップロードすることも可能です。

レコーディングを編集し、字幕を付け、仕上げのレタッチ処理を行えば、共有できます。

不特定多数の人の目に留まってほしいという場合は、MP4 で録画したファイルを YouTube や Vimeo などの動画ホスティング サイト、または自分のウェブサイトにアップロードするとよいでしょう。 

限定した人とだけ共有したい場合は、クラウド レコーディングへのリンクを送ります。 ​受信した元の電子メールからリンクをコピーして貼り付けるか、レコーディング管理ページの [共有] ボタンをクリックするだけで、設定は終了です。 認証されたユーザーのみがレコーディングを閲覧できるようにする、パスコードを要求する、有効期限を追加するなど、レコーディングのセキュリティを守るための対策はいくつかあります。

ローカル レコーディングの場合は、Dropbox、Box、Google Drive などのクラウド ファイル共有サービスにビデオ ファイルをアップロードして、簡単に共有できるようにしましょう。

ミーティングのレコーディングの活用方法がわかったら、ローカルおよびクラウド レコーディングの FAQ（よくあるご質問）で長年の疑問に対する答えを見つけたり、次のミーティングのレコーディングに移りましょう。

クラウド ストレージが不足していますか？ Zoom の追加ライセンス、オプションのアドオン プランについては、zoom.us/pricing でご確認ください。

編集部注: この記事は 2015 年 6 月に掲載されたものですが、正確さと包括性を期するため、更新されました。