概要
米国国防総省(DoD)のクラウド コンピューティング セキュリティ要件ガイド(CC SRG)は、DoDの情報および情報システムの分類基準を規定しており、DoD影響レベル4(IL4)は、「管理対象の非機密情報(CUI)、CUI以外(Non-CUI)、最重要ではないミッション情報、国家安全保障に関係しないシステム」と定義されています。
ZoomにおけるDoD IL4
行政機関向けZoom(ZfG)は、米国国防情報システム局(DISA)からDoD IL4の暫定認可(PA)を取得しており、また空軍省との関係においてDoD IL4の運用認可(ATO)を取得しています。
ZoomのDoD IL4暫定認証は、行政機関向けZoomと行政・国防担当省向けZoomを対象としており、以下の製品が含まれます。
- Zoomクラウドビデオカンファレンス - ビデオ、オーディオ、コンテンツ共有型ウェビナーおよびコラボレーションを含む、クラウドベースのコラボレーションサービスです。
- Zoom Events - ユーザーが出席者向けに魅力的なバーチャル体験の数々を構築できる、汎用性の高いプラットフォームです。Eventsを使用すると、ユーザーは自社向けにブランディングされたイベントハブの管理、チケット発行と登録の追跡、単一ダッシュボードからのユーザーアクセスの制御、Zoomイベントにおけるネットワーキングが可能になります。
- Zoom Rooms - 専用のMacまたはPC、カメラ、iPadコントローラを備えたスピーカーなど、市販のハードウェアを使用したカンファレンスおよびハドルルーム用の、ソフトウェアベースのグループビデオカンファレンスです。
- Zoom Whiteboard - アイデア、プロセス、コンセプトを共同で作成・記録するための使いやすいツールセットをお客様に提供します。イノベーションの促進に重点を置いた機能を備えているZoom Whiteboardがあれば、ハイブリッドチームは新しい方法で簡単にやり取りし、シームレスなコラボレーションを実現できます。
- Workspace Reservation - ユーザーが事前に、あるいはオフィス到着時に柔軟なワークスペース予約をできるようにするソリューションです。この機能は顧客管理者が Zoom 管理ポータルを介して有効にします。また、予約可能なワークスペースはルーム管理サービスで管理されます。
- Zoomミーティング コネクタ - お客様のプレミス環境へのインストールを想定したZoomクラウド インフラストラクチャのソフトウェア(VM)バージョンです。
- Zoomメッシュは、Zoom WebinarsおよびZoom Events用のネイティブクライアントベースのメッシュ(eCDN)ソリューションであり、組織がユーザーによるウェビナーやイベントのメディアストリームの受信方法をより適切に管理できるようにするものです。その全機能は既存の「行政機関向けZoomクライアント」内に組み込まれており、Zoomメッシュにサブスクライブすると、行政機関向けZoomクライアントの機能が有効になり、お客様が指定したクライアントを通じてミーティングやウェビナーでメッシュを利用できるようになります。メッシュクライアントが行政機関向けZoomのセキュリティ境界と通信する際、伝送や暗号化の仕様に変更は加えられません。
- 継続的なZoomミーティングとは、すべてのミーティング参加者専用のグループチャットを Zoom Team Chatに作成することで、ミーティングの前後および最中に参加者がコミュニケーションをとれるようにする機能です。この機能を有効にすると、ミーティング中に送信されたチャットはグループチャットにも表示されるようになり、ミーティング終了後も会話を継続できます。定期的なミーティングをスケジュールすれば、プロジェクト全体を通して、ミーティングの内外を問わずグループに付随するグループチャットを利用できます。
- Zoom Chat - プロジェクト、チーム、トピック別に整理された公開/非公開チャネルで、ファイル、絵文字、スクリーンショットなどを共有する機能を備えたチャットメッセージを送信できます。
- Zoom Phone - 従来の PBX 機能、統合型 PSTN 接続、強化された緊急サービス、およびモバイルアプリ、デスクトップ アプリ、従来の固定電話デバイスからの通話サポートを備えたクラウドベースの電話システムです。
- Zoom Contact Center(ZCC)- ビデオ用に最適化されており、共通のZoom体験に統合されたオムニチャネルContact Centerです。Zoom Contact Centerでは、ユニファイドコミュニケーションとContact Center機能が統合されています。ZCCは、FedRAMP認定サービスのZoom Phoneを基盤としています。本プロダクトは行政機関向けZoom管理ポータルで管理されます。
- Zoom API - デベロッパーがビデオ、音声、画面共有をアプリケーションに簡単に追加できるようにします。Zoom APIは、RESTを中心に設計されたサーバーサイド実装となります。Zoom APIでは、ユーザー、ミーティング、ウェビナーなどのリソースの作成、編集、削除といったミーティング前の体験を管理できます。
- Zoom Meeting SDK を使用すると、使い慣れた Zoom のミーティング体験やウェビナー体験をアプリまたはウェブサイトで表示できます。Meeting SDK インターフェースは Zoom クライアントに類似していますが、独自のアプリまたはウェブサイト内で動作する点が異なります。
- Zoomクライアント - ユーザーがミーティングの開始・参加、参加者、ホスト、共同ホスト向けミーティング内コントロールの採用、ウェビナーコントロール、参加者の管理、画面共有コントロール、チャット、チャネルの確立、連絡先の追加、設定の変更を実行できるローカルクライアントです。
- Chrome PWA向けZoom - ユーザーが、現在デスクトップ クライアントやモバイルアプリで利用可能なFedRAMP認定サービスであるChatとPhoneを、Chromeウェブブラウザ内で使用できるようにします。
- QSS - エンタープライズ サブスクリプション内のZoom Meetings、Webinars、およびPhone(全FedRAMP認定サービス)全般にわたり、エンタープライズ組織が各ユーザー、ホスト、参加者に対するネットワークとサービスの中断をほぼリアルタイムで特定、トラブルシューティング、解決できるようにします。この変更により、境界に新しいWebhook APIが導入され、この情報はTLS 1.2を介して顧客所有のツールに転送されます。
- 行政機関向けZoomが提供する生成AIアシスタントのZfG向けAI Companionは、個人が生産性を高め、チームメイトとつながってコラボレーションし、スキルを向上させるサポートをすることで、個人の能力を強化します。ZfG向けAI Companionは、行政機関向けZoomプラットフォーム内で有効にできる生成AI機能です。
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