Zoom プロダクトの更新: ホスト向けに新たなセキュリティ ツールバー アイコンを設置、ミーティング ID 表示を廃止

皆様のミーティングのプライバシーとセキュリティをさらに強化するため、昨夜、重要な更新を実装しました。ミーティング ホストから見て最大の変更点は、Zoom ミーティング コントロール内の [セキュリティ] というオプションです。この新しいアイコンにより、ホストは Zoom の種類豊富なセキュリティ機能の中からより迅速に目的の機能を見つけて有効にすることができます。この [セキュリティ] アイコンは、Zoom Meetings のホストと共同ホストがミーティングをより簡単に保護できるようにするための機能で、両ロールにのみ表示され、このアイコンから Zoom の持ついくつかの既存のセキュリティ機能に手早くアクセスできます。[セキュリティ] をクリックすると、ホストと共同ホストはこのオールインワンの UI から迅速に次のような操作を実行できます。

• ミーティングをロック
• [待機室] を有効にする（事前に有効になっていない場合でも）
• 参加者を削除
• 以下の参加者機能を制限する
  • 本人からの画面共有
  • ミーティング内のチャット
  • 本人の名前の変更
  • ホストからの共有コンテンツへの注釈

Zoom クライアント内に設けられた多様なセキュリティ機能は、きわめて有用ですが、メニュー階層のあちこちに分散しすぎていました。今回、常設の [セキュリティ] アイコンを追加したことで、皆様のプロフィール設定内にあった Zoom のデフォルトのセキュリティ機能が強化され、Zoom ユーザーは一段と迅速にミーティングの混乱を阻止する対策を取ることができるようになりました。[セキュリティ] アイコンはミーティング コントロール内の [招待] ボタンがあった場所に設置されています。[招待] ボタンは [参加者] パネルに移動しており、ホストはそこで追加の外部参加者を追加できます。[セキュリティ] アイコンは Zoom の最新リリース（バージョン 4.6.10）に組み込まれており、デスクトップ（Mac および Windows）、モバイル（iOS および Android）iPad、ウェブ クライアントのあらゆる有料および無料アカウントで、Zoom のあらゆるホストおよび共同ホストが使用できます。この [セキュリティ] アイコンの更新に関する詳細情報は、Zoom のサポートページまたはこちら（https://youtu.be/6JbDfXIElT0）の概要ビデオをご覧ください。

Zoom チームは以下のとおり特定のアカウント タイプの機能もいくつか更新しました。

• 待機室: 無料のベーシック アカウントとシングル ライセンスのプロアカウント、Zoom の K-12 プログラムに登録されている教育機関向けアカウントでは、待機室機能がデフォルトでオンになりました。
• パスワード: 無料のベーシック アカウントとシングル ライセンスのプロアカウント、Zoom の K-12 プログラムに登録されている教育機関向けアカウントでは、ミーティングのパスワードがデフォルトでオンになっています。なおこれらの教育機関向けアカウントでは、このデフォルト設定を変更できません。
• ドメイン連絡先: 管理下にないドメインを使用する無料のベーシック アカウントとシングル ライセンスのプロアカウントでは、同じドメインの連絡先が表示されなくなりました。また [連絡先] リストに同じドメインのユーザーを自動入力するオプションを削除しました。該当する連絡先を維持する場合は、[外部連絡先] として追加してください。
• 参加者の名前の変更: 上掲のミーティング内の名前の変更のコントロールに加え、アカウント管理者とホストはウェブポータルを使用して、参加者が自ら名前を変更する機能（全ミーティングが対象）をアカウント、グループ、およびユーザーレベルで無効にすることができるようになりました。

Zoom の最新バージョンに更新するには、Zoom のダウンロード ページにアクセスしてください。Zoom を安全に使用するヒントとコツをさらに確認するには、Zoom の YouTube ページまたは Zoom ブログをご覧ください。