PropNexは、シンガポール最大の上場不動産会社として、不動産管理、不動産コンサルティング、スタッフへの営業トレーニング、不動産仲介など、あらゆる不動産サービスを提供しています。PropNexは、シンガポールの不動産市場で8,600人以上の営業担当者をサポートしており、マレーシア、インドネシア、ベトナムでも存在感を高めると同時に、東南アジアで最大の不動産会社の一つとなっています。
2000年の創業以来、PropNexはその定評のある不動産代理店としての専門的サービスで複数の賞と称賛を受けており、シンガポールと東南アジア全域で信頼の置けるブランドとして急成長しました。
対面ツアーの代替手段
不動産会社であるPropNexは、物件の契約をまとめるためにクライアントと不動産物件ツアーを実施する営業担当者に大きく依存しています。しかし、新型コロナウイルスが世界中で蔓延すると、ソーシャルディスタンスを確保する必要が生じたため、PropNexでは対面式の物件ツアーを提供できなくなるなど、不動産業界固有の課題に直面しました。
「新型コロナウイルスが世界的なパンデミックになったとき、私たちは大きな問題に直面していることに気付きました」とPropNexのCEO兼創設者であるIsmail Gafoor氏は述べています。「私は『どうやってビジネスを続けていくのか?』と自問自答しました。シンガポールでは、ローエンドの物件でさえ100万ドルを大きく超える可能性があり、クライアントが対面でのツアーができない状況で、物件に署名してもらうことは大きな課題でした。
Gafoor氏と彼のチームは、不動産の販売を継続し、新しいクライアントを開拓することを可能にするソリューションを必要としていました。PropNexはまた、パンデミック期間中、約10,000人の営業担当者を含む東南アジア全域の地域スタッフとコミュニケーションを取る手段や、ガイダンスやトレーニングを提供する方法を必要としていました。
ウェビナーの活用でリーチの拡大が可能に
組織を迅速に立ち上げて運営を軌道に乗せるために、PropNexのチームは、効果的なバーチャルツアーを主催し、会社のトレーニング セッションを実施するための使いやすいビデオ会議ソリューションを探していました。Gafoor氏のチームは、世界的な「Zoomブーム」を受け、Zoomを実装することに決めました。
Gafoor氏はこう述べています。「親しい友人から、Zoomについて、そしてアメリカ全土でZoomが成功を収めていることについて教えてくれました。さらに調べてみると、Zoomのユーザー インターフェースやその機能セットのシンプルさは、他の何よりもずっと優れていることが分かりました。」
PropNexではZoom Webinarsも導入しましました。これは、より多くの顧客にリーチしたり、Zoomのビデオ プラットフォームを使用してクライアントに効果的に販売する方法を従業員に訓練したりするためのプラットフォームとして機能します。