Zoom / Zoom Rooms クライアント向け ZoomOpener インストーラにおける DLL インジェクション

  • ZSB-22010
  • CVE-2022-22788
  • 7.1
  • CVSS:3.1/AV:N/AC:H/PR:L/UI:R/S:U/C:H/I:H/A:H

Zoom Meetings クライアントをインストールせずにミーティングに参加しようとすると、ユーザーにより ZoomOpener インストーラが [ミーティングの起動] ページからダウンロードされます。バージョン 5.10.3 より前の Zoom Client for Meetings 向け ZoomOpener インストーラと、バージョン 5.10.3 より前の Windows 版カンファレンス ルーム向け Zoom Rooms は、DLL インジェクション攻撃の影響を受けやすくなります。この脆弱性は、被害者のホストマシン上で任意のコード実行に利用されるおそれがあります。

 

ユーザーは、以前のバージョンの ZoomOpener インストーラを削除し、[ミーティングの起動] ページの [今すぐダウンロード] ボタンから最新バージョンの ZoomOpener インストーラを実行することで、セキュリティを確保できます。また、https://zoom.us/download から、すべての最新のセキュリティ更新が適用された最新版 Zoom ソフトウェアをダウンロードすることでも、セキュリティを確保できます。

  • Zoom Client for Meetings for Windows before version 5.10.3
  • All Zoom Rooms for Conference Room for Windows before version 5.10.3

報告: James Tsz Ko Yeung 氏

Revision 日付 説明
1.0 06/14/2022

初出版