従業員数1～49名
インド、カルナータカ州バンガロール
テクノロジー
デベロッパーがさまざまなユースケースに対応するカスタムワークフローを構築し、ビジネスを拡大する
すぐに使用できるビデオストリーミングソリューション、シームレスな連携の実現、市場投入期間の短縮、競争上の優位性、高品質のビデオ
Skylark Dronesは、ドローンデータのメリットを活用して、企業が意思決定を行う方法に革命をもたらしています。同社は2人の情熱的なエンジニア、Mughilan Thiru Ramasamy氏とMrinal Pai氏によって設立され、グローバルなドローンインフラストラクチャの基盤を築いています。
急成長を遂げているSkylark Dronesは、すでに100社以上の企業クライアントへのサービス提供、100万枚以上の画像処理、自社のプラットフォームを介した2万回以上の自律飛行を行っています。Skylark Dronesは競争力の強化に向け、依然としてドローンエコシステムに存在するいくつかの潜在的なギャップに注目し始めました。
Ramasamy氏は「私たちは常に、ドローンによる実用的なインテリジェンスを活用して産業の生産性を高めようと努めてきました。つまり、鉱業、太陽光発電、インフラストラクチャなどの分野でドローン向けアプリケーションの可能性を見出し、その製品化に成功してきました。しかし、ドローンフィードのライブ配信によって可能になる監視・検査のユースケースにおいては市場のギャップに直面しています」と述べています。
さらに同氏は「ドローンが現場の近くを飛行し、パイロットと会話したり、ライブフィードを見たりして詳しい情報を確認するには一体どうすればよいでしょう。また、石油掘削装置が遠隔地にある場合、都市部からドローンの撮影内容をリアルタイムで確認し、高度な可視性とコントロールを維持できるでしょうか」と続けます。
ドローンの撮影内容は静的なため、ドローン向けのリアルタイム配信設備は各分野において非常に有用となる可能性を秘めています。Ramasamy氏は、監視サービスを提供する警備会社を例にあげました。これらの警備会社は、ドローンの空撮からメリットを得ることができるでしょう。複数のドローンが指定されたエリア上空を飛行し、そのフィードをリアルタイムでコマンドセンターに配信することも可能かもしれません。別のユースケースでは、設備（風力タービンや携帯電話基地局など）のリモート検査があります。検査を行うエンジニアは現場から離れていても自分の管轄下にあるすべての設備を検査できます。ユーザーは、ドローンを操縦するパイロットとリアルタイムコミュニケーションを取り、不具合の近景をリクエストして、検査に必要なビューを詳しく確認できるのです。
Skylark Dronesは、ビジネスの拡大に向けて、帯域幅の消費を抑えながらネットワーク経由でビデオストリームを可能にし、ビデオレコーディングをキャプチャしてその確認やアーカイブを可能にするテクノロジープロバイダーを必要としていました。つまり、同社にはZoomのVideo SDKを使用してドローンのビデオフィードをシームレスに統合し、オフサイトのエンジニアやコマンドセンターの担当者がアプリから操作を行う機能が必須でした。Skylark Dronesは、業界のさまざまなユースケースに対応する必要性から、デベロッパーがカスタムワークフローを構築できるソリューションを求めていたのです。
Skylark Dronesは、さまざまなサービスプロバイダーを調査した結果、最終的にテクノロジープロバイダーとしてZoomを選択しました。Zoomには、Video SDKからすぐに使用できるビデオストリーミングソリューションが用意されていました。これによりSkylark Dronesのプロダクトデベロッパーは、独自のライブビデオストリーミングソリューションをゼロから構築しなくても、目下のユースケースに注力できました。これにより、市場投入期間が短縮されるとともにメンテナンスの手間が削減され、競争上の優位性が高まりました。
Ramasamy氏は「私たちは、Zoomの開発サポートとデベロッパー向けリソースが非常に優れていることに気付きました。サンプルアプリとガイドにより、チームが開発のあらゆる段階でソリューションをスムーズにテストできたのです。また、Zoomソリューションエンジニアリングチームの迅速なサポートにも感謝しています」と述べています。
さらにSkylark Dronesチームは、両社の連携が競合他社のビデオストリーミングソリューションよりもスムーズかつ魅力的であることを強調していました。
Skylark Dronesは、ネットワーク速度とビデオ品質に優れたZoom機能に満足しています。Zoomにより、Skylark Dronesは新たな可能性を切り開くことができました。同社のチームは、ZoomのVideo SDKを使用してサービスを構築することで、監視・検査の分野で大きな進歩を遂げることができたと考えています。
Ramasamy氏は「近い将来、Skylark Dronesはより積極的に監視・検査の分野に進出していくことでしょう。設備のリモート検査、採掘作業、群衆管理、情報収集任務、行方不明の子どもの捜索など、数多くの潜在的なユースケースが存在することから、Skylark DronesとZoomのコラボレーションは今後さらに活躍するでしょう」と述べています。
Skylark Dronesは、Zoomのデベロッパー向けプラットフォームソリューションとリソースを活用することで、ドローンプラットフォームの機能を次段階に引き上げることができました。Skylark DronesとZoomのすばらしいパートナーシップが生み出す可能性は無限大です。