
Zoom Cobrowse SDK を使用してウェブページにコブラウズ体験を追加
Zoom Cobrowse SDK により、ウェブ アプリケーションに対するコブラウズ体験のスムーズな連携に必要なすべてのツールがデベロッパーに提供されます。
更新日 April 11, 2023
公開日 March 24, 2023
Zoom は、アプリや統合を構築する際、顧客体験が最も重要な課題であることを理解しています。 だからこそ、Zoom デベロッパー向けプラットフォームは、理想的なソリューションを開発するために必要な柔軟性と俊敏性をもたらす設計になっているのです。
これは開放性に優れたプラットフォームなので、さまざまなプラットフォームやオペレーティング システムで構築するために必要なソリューションやリソースにアクセスできます。また同時に、価値ある体験を本格的に提供するために組み込む他のベンダーやサービスのフルスタックとシームレスに連携できます。
Zoomtopia 2022 で Zoom は、どのようにクラス最高のサービス プロバイダーと協力して、シームレスに連携するデベロッパー向けプラットフォームのエコシステムを構築し、ソリューションの市場投入を後押しするかについてのインサイトを提供しました。 開発の摩擦を減らすという点において鍵となるパートナーの 1 社が、AWS です。AWS は Zoom と協力して、より多くの機能を提供する費用対効果の高いアプローチを開発しています。 そして嬉しいお知らせです。本日、AWS Virtual Participant Framework for RTC(RTC 向け AWS バーチャル参加者フレームワーク)のオープンソース プロジェクトが GitHub で公開されました。 このサンプル ソリューションは、Zoom Meeting SDK のリアルタイム コミュニケーション機能を、AWS の AI サービス(Amazon Transcribe)、サーバーレス コンピューティング(AWS Lambda、Fargate)、メディア ストリーミング(Amazon Kinesis Video Stream)と組み合わせて、開発者がエンドユーザーにとって有意義な体験を構築できるようにします。
ニュースにもなっていますし、そこら中で起こっていることでもありますが、Zoom は AI によるルネッサンスの真っ只中です。 そしてそれは、AWS と Zoom の共通の顧客と開発者が、次世代の生産性向上アプリに対応できることを意味します。 このようなアプリの実現を手助けすることにした Zoom は、開発者がいち早くアプリを市場に投入できるように、過去 1 年間にわたって AWS とのパートナーシップを強化してきました。
「AWS Virtual Participant Framework for RTC により、Zoom と AWS 間のカスタム連携の構築において『Undifferentiated Heavy Lifting(付加価値を生まない作業)』が削減されます。また、クラウドでミーティング参加者のライブメディアへのアクセスを標準化するので、運用負荷の軽減にもつながります。つまり、これはコンテナ化とサーバーレス アーキテクチャの活用による、一連のバーチャル参加者の運用コスト削減を意味しています」と、AWS の主席ソリューション アーキテクト、Sina Sojoodi 氏は述べています。
そしてこれは、まだ始まったばかりです。 ここ最近のジェネレーティブ AI、自然言語処理(NLP)、コンピュータ ビジョンの進歩により、Zoom は新興企業、エンタープライズ、公共部門の開発者にとって、エージェント アシスト、ライブ翻訳、ビジュアル コンテンツ モデレーション、身元確認、AI アシスト コラボレーション、生産性アプリケーションを構築する大きなチャンスがあると考えています。 GitHub プロジェクトのデモ レコーディングで紹介されている、Amazon Transcribe Live Call Analytics with Agent Assist は、このバーチャル参加者フレームワークで可能なソリューションの種類を示す好例です。
AWS Virtual Participant Framework for RTC を起動して実行する方法として、(理想としては管理者権限がある)AWS にテスト用のアカウントを設定するやり方があります。 その後、Zoom アプリ マーケットプレイスに移動して、まだお持ちでない場合はデベロッパー アカウントを作成してください。 そこから、GitHub リポジトリの README の指示に従って進めてください。エンドツーエンドのソリューション(Zoom Meeting 参加者のオーディオをクラウドにストリーミング、その後に Amazon Transcribe を使用してライブで文字起こし)を構築できるはずです。
デベロッパー コミュニティやデベロッパー リレーション チームから本件の詳細情報にアクセスする際は、Zoom デベロッパー フォーラムの専用スレッドを必ずご覧ください。 ご確認の上で、ぜひフィードバックをお寄せください。