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AI活用が進んでも、“現場が疲弊”する本当の理由 ~ 70%の運用コスト削減にもつながる、“点”のDXから“線”のDXへ

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更新日 October 31, 2025

公開日 October 31, 2025

AI DX化

AI実装の真の課題:Zoomがコミュニケーションプラットフォームの統合でもたらす新たな可能性

ビジネスアプリケーションの世界では、歴史的に断片化と統合の波が繰り返されてきました。1980年代から2000年代にかけて、個別に開発されたビジネスアプリケーションは、時間の経過とともに統合の必要性に直面しました。そして現在、同様の現象がAIの世界で起きています。

AI実装の現状と課題

現在のAI実装における最大の課題は、各コミュニケーションプラットフォームやビジネスアプリケーションごとに異なるAIモデルが断片化していることです。メールでは要約機能、チャットでは返信の優先順位付け、電話では文字起こし、ホワイトボードでは内容の要約など、様々なツールに個別のAI機能が実装されています。
この断片化は、過去のビジネスアプリケーション開発の歴史と酷似しています。かつてEDPと呼ばれたシステムが個別に開発され、後に統合の必要性に迫られたように、AIモデルも同様の道をたどっています。
 
結果として:
  • 現場とデベロッパーの疲弊
  • AIモデルの断片化リスクの増大
  • 効率性の低下と運用コストの増加

Zoom:AI-firstコミュニケーションプラットフォームとしての位置づけ

このような課題に対応するため、Zoomはビデオ会議、メール、カレンダー、チャット、電話サービスを統合したAI-firstのコミュニケーションプラットフォームとしての地位を確立しています。私たちが提供する「aiCompanion」は、追加コストなしで利用できるAI機能であり、人とアプリケーションの間のシームレスな接続を実現します。
 
Zoomのビジョンは明確です:コミュニケーション領域におけるポイント(個別ツール)を線で結び、面(統合プラットフォーム)として提供することで、断片化したAIの導入による非効率を解消します。これにより、ビジネスにおける人と人とのつながりをさらに深め、効率性を高めることが可能になります。

実績のある成功事例

MLBの事例

メジャーリーグベースボール(MLB)では、全スタジアムでZoomプラットフォームを活用し、ジャッジメントにもZoom技術が使われています。これらすべてがAI機能と連携し、ユーザーが気づかないうちに信頼性の高い技術として機能しています。
 

NECの事例

日本の電話交換機市場で60%のシェアを持つNECは、ZoomとZoom Phoneをコミュニケーション領域のプラットフォームとして採用。
 
その結果:
  • 運用コストの70%削減
  • 外線の70%削減
  • 内線の90%削減
NECは「AIは新しい産業革命であり、真のAIネイティブが仕事のやり方、システムの運用方法、データの活用方法を変えていく」と評価しています。

LIXILの事例

LIXILZoom Contact Centerを活用し、オンラインショールームサービスを展開。顧客がウェブサイトから問い合わせをする際、チャット、電話、ビデオなど様々なチャネルを通じて顧客ニーズに対応しています。オンラインショールームの訪問者数は着実に増加し、新たなニーズの発見につながっています。

未来への展望

コミュニケーション領域でのAI活用において重要なのは、点と線を結び面として捉えるアプローチです。チャット、メール、電話、ビデオ会議などの個別ツールを統合することで:
  1. 運用効率の向上とコスト削減の実現
  2. AIやデータの個別統合が不要に
  3. 全コミュニケーション領域を一本の線で接続可能に
Zoomは今後、より高度なエージェント型AIも提供予定であり、CRM、文書管理、プロジェクト管理、人事管理などのビジネスシステムとの統合を進めていきます。

 

まとめ

AI活用が現場を疲弊させている真の理由は、点と線に分かれたAI実装にあります。Zoomは、コミュニケーション領域の点・線・面を接続し、そこにAIを適用することで、最大70%のコスト削減を含む大きな効率化を実現します。これからのビジネス発展において、Zoomのコミュニケーションプラットフォームがお役に立てることを願っています。

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