Zoom APIライセンスおよび利用規約

Zoom API(後述)にアクセスまたはこれを使用する場合 — 具体的には、Zoom API を用いて作成または提供するソフトウェア、アプリケーション、ウェブサイト、ツール、サービス、製品(以下「アプリケーション」)内でZoom APIを利用する場合 — お客様は本 API ライセンス&利用規約(以下「API 利用規約」)に同意し、Zoom Video Communications, Inc.(以下「Zoom」または「弊社」)が定める関連ドキュメントその他の条件を遵守することに同意したものとみなされます。法人を代表して本API 利用規約を受諾する場合、お客様は当該法人を拘束する権限を有することをZoomに表明し保証します(明確化のため、本API 利用規約における「お客様」のその他すべての言及は当該法人を指します)。本文中の「~を含む」は「~を含むがこれに限定されない」を意味します。

  1. 概要
    1. プログラムの概要。Zoom API」とは、(i) Zoomが提供するZoomのサービスまたはソフトウェアへのアクセスを可能にするあらゆる形式の機械可読アプリケーション プログラミング インターフェース(関連ツール・要素・コンポーネント・実行ファイルを含む)、(ii) Zoomのクライアント ソフトウェア開発キット(以下「SDK」)、(iii) Zoomのサービスまたはソフトウェアと連携するZoomのサンプルコード、(iv) これらに関連するドキュメントを指します。本 API 利用規約の目的上、「Zoom API」には Video SDK 利用規約 が適用されるZoom Video SDKは含まれません。Zoomは、Zoomのサービスまたはソフトウェアと連携させる多様な技術的接続とイノベーションを促進するためにZoom APIを提供します。
    2. 適用される契約。Zoom 利用規約またはマスター サブスクリプション契約(該当する場合)、デベロッパー ドキュメント、および本 API 利用規約(総称「本規約」)が、お客様による Zoom API の利用を規定します。Zoom APIにアクセスまたはこれを使用することにより、お客様は本規約に同意したものとみなされます。本API利用規約と Zoom 利用規約、マスター サブスクリプション契約、または デベロッパー ドキュメントに矛盾がある場合、Zoom APIの利用に関しては本API利用規約が優先します。
    3. 規約の変更。当社は、お客様への事前通知の有無にかかわらず、いつでも本API規定を変更することがあります。本API規定の次のバージョンがリリースされた後もZoom APIを引き続き使用した場合、お客様は本API規定の変更を承諾したものとみなされます。
  2. Zoom APIの利用。
    1. 許諾およびライセンス。お客様が本規約を遵守することを条件として、Zoomは、お客様のアプリケーションを開発・テスト・サポートし、Zoomのサービスまたはソフトウェアの顧客が当該アプリケーション内でZoom API連携を利用できるようにするための、限定的・非独占的・譲渡不可・移転不可・取消可能なライセンスを付与します。お客様は、本規約で明示的に許可されている方法でのみZoom APIを使用できます。本API利用規約またはZoom APIに含まれる情報・データその他のコンテンツの提供は、Zoomが保有する著作物やZoomの商標・サービスマーク・ロゴ・商号・トレードドレス・スローガンに対するライセンスを付与するものではありません(セクション7.1で定義されるZoom SDKアプリに関するセクション7の例外を除く)。お客様はZoom APIを使用して次の行為を行わないことに同意します。(i) Zoomのサービスまたはソフトウェアと併用する場合を除き、資料・ソフトウェア・コンテンツを作成、設計、開発、強化、製造、販売、ライセンス供与、宣伝、マーケティング、配布すること、(ii) Zoomのサービスまたはソフトウェアの機能または機能性を再現すること、(iii) 本規約で明示的に許可される場合を除き、Zoom APIの二次的著作物(17 U.S.C.§ 101で定義)を作成または配布すること。Zoomは本API利用規約に基づき、これ以外のライセンスを付与しません。
    2. 使用の制限。Zoomは、独自の裁量により、お客様に対する事前の通知や責任を負うことなく、Zoom APIの使用またはアクセスを制限または一時停止する権利を有します。制限には、通話や音量、レートの制限またはZoom APIの一部またはすべてへのアクセスの制限など、技術的な制限が含まれる場合があります。お客様は、かかる制限に同意し、その回避を試みないものとします。
    3. お客様の責任。お客様は、お客様のアプリケーションのコンテンツや開発・運用・サポート・メンテナンス並びにお客様によるZoom APIの使用に関連するすべての活動について、お客様が単独で責任を負うことを認め、同意するものとします。したがって、お客様は、Zoom APIおよびお客様のアプリケーションの使用が、第三者の特許や著作権、商標、企業秘密、著作者人格権、その他の所有権または知的財産権、パブリシティ権、プライバシー権を侵害・悪用または違反しないこと、または適用される法律または規制の違反につながらないことを宣言し、保証するものとします。
    4. 登録とアカウント。Zoom APIにアクセスして使用するには、Zoomアカウントを登録し、維持する必要があります。
    5. 内部利用向け公開URL。お客様は、Zoomサービスにお客様のアカウントでアクセスする従業員または代理人がアプリケーションをインストールして使用できる一意のユニフォーム リソース ロケータ(「公開URL」)を申請できます。公開URLの提供可否および条件はZoomの単独裁量によります。Zoomから公開URLが付与された場合、お客様は (i) 当該公開URLを使用してアプリケーションを第三者に配布しないこと、(ii) 公開URLを第三者がアクセス可能な場所に掲示しないことに同意します。この公開URLは、お客様がアプリケーションの限定的なプライベート ベータテストを実施する目的でのみ使用できます。Zoomは独自の裁量で、予告なくいつでも公開URLを取り消しまたは制限することができます。
    6. 変更および更新。ZoomはZoom APIの機能を定期的に追加・更新し、また削除・変更する場合があります。新機能または変更された機能の使用方法は、関連ドキュメントおよびZoom APIに関する通知で説明します。お客様は、Zoomが独自の裁量で、事前通知の有無を問わずZoom APIの全部または一部を改訂・変更・廃止できることを認識し、同意します。Zoomは商業的に合理的な範囲でその旨を通知するよう努めます。お客様はZoom APIの更新を監視し、最新バージョンとの互換性および正常動作を維持するために、お客様自身の費用負担でアプリケーションを速やかに、かつ不当な遅延なく開発・更新・修正する責任を負います。これらの変更を行わない場合、アプリケーションが設計どおりに動作しなくなる、またはZoom APIへのアクセスが停止される、さらには本API利用規約が解除される可能性があることを理解し、同意するものとします。
    7. 禁止事項。Zoom API、同APIを通じてアクセスまたは取得した情報・データ・コンテンツ、またはお客様のアプリケーションを、以下の目的で使用することはできません。
      1. 本規約で明示的に許可されている用途以外の用途
      2. ZoomのAcceptable Use Guidelines(許容利用ガイドライン)に違反する方法で使用すること。
      3. わいせつ、違法、下品、攻撃的な活動または違法または有害な活動または薬物をアピールする用途
      4. ZoomまたはZoomユーザーを貶める状況、または他者がZoomまたはZoomユーザーを貶めうる可能性が高いと合理的に判断できる用途
      5. 偽装、詐欺、虚偽、または誤解を招くような用途
      6. 次を含む適用法や適用規制に違反する用途。
        1. 児童ポルノ、ギャンブル、プライバシー、あるいは著作権、商標、ほかの知的財産に関する法の侵害などの不正な活動
        2. いかなる方法であれ未成年者の搾取を意図すること
        3. Zoom が随時更新する Restricted Countries and Regionsリストに記載された国・地域など、米国政府が禁輸措置を課している国・地域からZoom APIやZoomのサービス/ソフトウェアにアクセスすること、または第三者によるそのようなアクセスを許可すること。
        4. 音声、ビデオ、その他のコミュニケーションの記録または傍受に関する法規制(総称して「プライバシー法」)を含む、プライバシー、情報セキュリティ、またはデータ保護に関する適用法規制に違反すること
      7. フェイルセーフパフォーマンス(救急医療、危険を伴う活動など)を必要とする環境もしくはコンテキスト、またはお客様のアプリケーションのエラー、Zoom APIへのアクセスもしくはその利用、Zoomサービスもしくはソフトウェアが死亡、個人の怪我、もしくは財産か環境の損傷につながる可能性がある環境もしくはコンテキスト
      8. Zoomサービスもしくはソフトウェアの可用性、パフォーマンスもしくは機能をモニターするため、または類似のパフォーマンステスト、ベンチマーク、もしくは競合などを目的とすること
      9. Zoom APIまたはZoomのなんらかのサービスもしくはソフトウェアの利用を含む、Zoom、Zoom API、または Zoomのなんらかのサービスもしくはソフトウェアの制限、機能阻害、または損傷につながりうる用途
      10. Zoom APIに接続しているサービス、サーバー、デバイス、もしくはネットワーク、またはZoom APIを介してアクセスできるサービス、サーバー、デバイス、もしくはネットワークに対し、混乱を招き、介入し、または不正にアクセスすること
      11. Zoomサービスまたはソフトウェアから離れさせる形でお客様のアプリケーションのユーザー(以下「エンドユーザー」)を移行すること
      12. スクレイピング、データベースの構築アプリケーションがZoom APIを使用してアクセスまたは取得したデータのコピーを作成すること
      13. お客様のアプリケーションの意図された機能をエンドユーザーが利用するために最低限必要な範囲を超えて、データタイプに対する権限またはデータ量をZoom APIに要求すること
      14. エンドユーザーの承認なく、Zoom APIから、またはお客様のアプリケーションを介して取得・収集・利用されるコンテンツやデータ(「アプリケーションデータ」)— Zoomのサービス/ソフトウェアを通じてエンドユーザーまたはその取引相手に関する情報(「個人情報」)を含む — を抽出、収集、利用すること。
      15. 合理的な利用範囲を超える帯域幅を使用すること、あるいはZoom API、Zoomサービスもしくはソフトウェア、またはZoom APIを使用するその他のアプリケーションの動作に悪影響を与えること
      16. 潜在的なセキュリティの脆弱性を特定・悪用または公開すること
      17. お客様のアプリケーションの利用に関連して、エンドユーザーが明示的に付与したアクセス許可全体の範囲を超えて、Zoom APIを利用して取得した何らかのデータを要求もしくは使用にすること、または利用可能にすること
      18. Zoom APIまたはZoomサービスもしくはソフトウェアのソースコード、基になるアイデアやアルゴリズム、構造、または組織内形式からのリバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、または派生物の作成
      19. ウイルス、ワーム、欠陥、トロイの木馬、マルウェアその他破壊的な要素を導入すること、またはそれらを導入する可能性のある形態で使用すること。
      20. お客様のアプリケーションが内蔵している場合を除き、Zoom APIの賃貸・貸出・販売・再実施権付与・割り当て・配布・公開・譲渡、またはその他の方法で第三者に利用できる状態にすること
      21. エンドユーザーがZoomのサービスまたはソフトウェアの有効なサブスクリプションまたはライセンスを取得する必要を回避できる方法で、お客様のアプリケーションを利用可能にすること。
      22. ターゲティング広告、もしくは広告配信を含む広告またはマーケティング用途で、Zoom APIを利用してアクセスもしくは取得したなんらかのデータ(かかるデータのなんらかの集計データ、匿名化データ、または派生データを含む)を利用または譲渡すること
      23. 本規約に対する違反を隠すように、何らかのアプリケーションに含まれる、もしくは割り当てられている固有の参照IDを改ざんもしくは変更すること、またはその他の方法で、なんらかのアプリケーションから送られたクエリのソースをあいまい化または変更すること
      24. Zoomの独自の裁量と判断により、エンドユーザーその他の個人・団体に対し不合理なプライバシーまたは情報セキュリティ上のリスクを生じさせる方法で使用すること。
      25. Zoom APIを使用してアクセスもしくは取得したコンテンツに含まれる本規約、Zoomプライバシーステートメント、またはその他のZoom規約もしくはポリシーへのリンクを削除・非表示・あいまい化または変更すること
    8. 人工知能および機械学習の制限事項。Zoomの書面による明示的な許可がない限り、Zoom APIもしくはお客様のアプリケーションを通じてアクセスまたは取得したカスタマーコンテンツ(Zoom利用規約で定義)を、人工知能または機械学習モデル(言語モデルを含む)の学習・開発・評価・テスト・改善・変更(「AIトレーニング」)に使用したり、そのような目的で使用させたりしてはなりません。ただし、Zoomアカウント所有者から当該カスタマーコンテンツをAIトレーニングに使用することについて明示的な同意を得た場合は、その顧客専用のAIトレーニングに限り使用できます。作成されたカスタマイズモデルは、当該コンテンツの使用に同意した顧客のみが利用でき、他の第三者は利用できません。
  3. セキュリティとプライバシー
    1. トークン。お客様は(i)Zoom APIを利用するために取得した鍵または認証情報(以下「トークン」)を共有せず、(ii)かかるトークンおよびあらゆるログイン情報のセキュリティと機密性を守り、かつ(iii)これらをZoom APIにアクセスする唯一の手段として使用するものとします。
    2. セキュリティ要件。お客様は、お客様のアプリケーションにセキュリティ脆弱性が存在せず、Zoom APIと安全に連携できるよう開発されていることを表明し、保証します。お客様のネットワーク、オペレーティングシステム、サーバー、データベースおよびコンピュータシステムのソフトウェアは、アプリケーションを安全に運用し、アプリケーションデータを安全に収集・利用・保管できるよう適切に構成されていなければなりません。さらに、お客様およびお客様のアプリケーションは、以下を満たす合理的な技術的、管理的、物理的保護措置を講じるものとします。
      1. プライバシー保護法を含む適用法規制に準拠し、
      2. 適用される業界標準もしくは自主規制要件を達成または凌駕し、
      3. 個人情報を含むアプリケーションデータの機密性、整合性、可用性を保護し、
      4. セキュリティーインシデントを防止すること
    3. セキュリティインシデント。本項において「セキュリティインシデント」とは、(i) Zoom API、(ii) アプリケーションデータまたは個人情報、(iii) お客様のアプリケーション、(iv) 本アプリケーションが依存するお客様またはお客様のサービスプロバイダーの情報技術システムおよび施設、(v) Zoomのサービス、または (vi) Zoomのアプリケーションまたはシステムに対する偶発的、違法または不正なアクセス、使用、開示、改ざん、紛失または破壊をいいます。セキュリティインシデントを認識した場合、またはその疑いがある場合は、認識後速やかに、遅くとも24時間以内にZoomに通知しなければなりません。お客様は当該セキュリティインシデントに関する証拠を保存し、インシデントの性質および根本原因、影響を受ける個人または組織の区分および概数、影響を受ける記録の区分および概数、インシデントによる想定される結果、ならびに実施中の是正措置など、Zoomが合理的に求める情報を提供することに同意します。また、お客様は、セキュリティインシデントへの対応、調査およびその悪影響の軽減のためにZoomが合理的に要請する措置を講じることに同意します。適用法令で許容され、かつインシデントの調査または是正、もしくは法的な通知義務の履行を不当に妨げない限り、セキュリティインシデントについて一般に(プレスリリース、ブログ、ソーシャルメディア、掲示板など)またはお客様の代理人でない第三者に向けて発信する前に、その内容についてZoomと協議し、事前に原稿を提供するものとします。
    4. セキュリティレビュー、モニタリングおよび修正。ZoomまたはZoomが指示する独立した第三者は、Zoomの費用と裁量で、お客様のアプリケーションが本規約に準拠し、Zoomのサービス、ソフトウェアまたはアプリケーションのセキュリティ、完全性、可用性またはパフォーマンスを脅かさないことを確認するためのモニタリングまたはセキュリティレビュー(以下「セキュリティレビュー」)を実施することがあります。Zoomはセキュリティレビューを行う場合、事前に書面で通知します。お客様はZoomに対し、お客様のアプリケーションへのユーザーレベルの完全なアクセスを無償で提供し、Zoomが合理的に要求する情報を提供してセキュリティレビューに協力するものとします。お客様は、お客様がZoomに提供するすべての情報が真実かつ正確であることを表明し、保証します。適用法で義務付けられる場合を除き、Zoomはセキュリティレビューの結果を機密として取り扱います。Zoomは、Zoom APIの利用状況を踏まえ、アプリケーションのセキュリティ基準またはプロセスの調整・改善をZoom APIの利用または継続利用の条件として求めることがあります。お客様は、アプリケーションのセキュリティ脆弱性の報告を促進し、脆弱性を特定・是正するプロセスを維持するとともに、Zoom APIとの接続に関連するセキュリティ脆弱性を認識した場合は速やかにZoomに書面で通知し、合理的な詳細を説明するものとします。Zoomがセキュリティレビューを実施したこと、またはセキュリティインシデントもしくは脆弱性の通知に対応しない決定を行ったことは、お客様のアプリケーションまたはセキュリティ対策を承認、保証または認証するものではなく、本規約の違反に関するお客様の責任を制限したり、本規約への遵守義務を放棄したりするものではありません。お客様は、セキュリティレビューの実施有無、結果および関連する一切のやり取りを機密情報として取り扱い、マーケティングや広告に使用しないものとします。
    5. プライバシー要件。Zoom APIに関連して個人情報を収集、アクセスまたはその他の方法で処理する場合、お客様は以下を遵守しなければなりません。
      1. プライバシー法の規定に基づき、政府当局、影響を受ける個人およびその他の第三者にセキュリティーおよび個人データの侵害について通知する義務、およびプライバシー法が個人に認めた権限を行使する個人の要求(本人の個人情報に対するアクセス・修正・削除・異議申し立て、もしくは取り扱いの制限、または本人の個人情報の共有のオプトアウト、もしくは相互運用性など)に従う義務を含む(該当する場合)、プライバシー法への準拠
      2. お客様のアプリケーションの運用、並びに個人情報の収集・利用・共有・保持などの処理についてプライバシー法が義務付けているとおりに、エンドユーザーからあらゆる同意を取得し、かつエンドユーザーに(プライバシー通知を含む)あらゆる通知を提供するよう徹底する(とともに、かかる徹底について単独で責任を負う)こと
      3. 該当する通知および同意のいずれも、本規約もしくは適用されるZoomのその他の規約およびポリシーを上書きもしくは変更せず、かかる規約およびポリシーに抵触しないよう徹底すること
      4. 個人情報は、以下の規定に従ってのみ使用すること。
        1. 当該通知および同意に準拠し、かつお客様のアプリケーションに適用されるお客様の利用規定に準拠
        2. お客様のアプリケーションの機能およびエンドユーザー体験を実現もしくは改善する目的で、または該当する個人情報の本人に相当するエンドユーザーが明示的に許可した目的のため
        3. お客様のアプリケーションに適用できるプライバシー法、本API規定、およびお客様のアプリケーションの利用規約に準拠
        4. お客様が処理者として、お客様とZoomの共同顧客(以下「共同顧客」)のために個人情報を処理する範囲においては、共同顧客との契約に定められた指示および制限に従うこと。
      5. 以下のいずれかに該当する場合を除き、いかなるサードパーティに対しても、個人情報を販売したり、その他の方法で開示したりしないこと。
        1. 開示する相手が、個人情報の該当するエンドユーザー本人である場合
        2. サービスプロバイダーが、お客様との契約により、(i)お客様にサービスを提供する目的以外では個人情報の利用が禁止されており、かつ(ii)プライバシー法に準拠したデータ保護要件およびセキュリティー要件によって法的に拘束されている場合
        3. 個人情報の該当するエンドユーザー本人が、明示的に認めている場合
        4. 法規制により義務付けられている場合
      6. Zoom APIに関連して処理された個人情報について、エンドユーザー、規制当局、その他の第三者から取得したプライバシー権の要求またはその他の対応をZoomに速やかに通知し、データ保護影響評価および規制当局への通知を支援するなど、Zoomがプライバシー法に準拠するために合理的に必要となり得る形で、Zoomの要請に応じて該当する支援を提供し、該当する措置を実行する場合
    6. 国際移転。お客様とZoomがいずれも管理者であり、欧州連合、欧州経済領域(アイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー)、スイスまたは英国の加盟国からの個人情報を、欧州委員会、スイス連邦データ保護情報コミッショナー(FDIPC)または英国情報コミッショナー事務局(ICO)が十分な保護水準を確保していると認めていない第三国で処理する場合、以下に同意するものとします。
      1. 欧州委員会の2021年6月4日付実施決定2021/914に付属する契約条項(以下「SCCs」)を本規約に参照により組み込み、次のとおり適用します。(i) モジュール1を適用する。(ii) 条項7ではオプションのドッキング条項を適用する。(iii) 条項11のオプション文言は適用しない。(iv) 条項13および附属書 I における管轄監督機関はアイルランドのデータ保護委員会とする。(v) 条項17ではオプション1を適用し、SCCsの準拠法をアイルランド法とする。(vi) 条項18(b)では、紛争をアイルランドの裁判所で解決する。(vii) SCCsの附属書は、本API規定第3.2条〜第3.4条および別紙 A に定める情報で補完されたものとみなす。
      2. 英国からの個人情報については、SCCsを次のとおり修正して適用します。(i) ICOが発行する国際データ移転補遺(以下「英国補遺」)を参照により組み込み、SCCsを英国補遺に従って修正する。(ii) 英国補遺の表は、別紙Aおよび本API規定第3条に定める情報で補完されたものとみなす。(iii) SCCsと英国補遺の条件が抵触する場合は、英国補遺第10条および第11条に従って解決する。
      3. スイスからの個人情報に関して、SCCは次の修正を加えて適用されます。(i)「規則(EU)2016/679」およびその中の特定の条項への言及は、スイス連邦データ保護法およびその中の同等の条項または条文への言及と解釈されます。(ii)「EU」「欧州連合」および「加盟国の法律」への言及は、「スイス」および「スイスの法律」に置き換えられます。(iii)SCCの付属書Iの第13条(a)およびパートCは使用されず、「管轄監督当局」および「管轄裁判所」への言及は、スイスのFDPICおよび管轄裁判所への言及として解釈されます。(iv)第17条では、SCCはスイスの法律に準拠し、(vii)第18条(b)では、紛争はスイスの管轄裁判所で解決されます。
      4. 上記で実施されたSCCを使用して、英国から個人情報を英国GDPRに準拠して合法的に移転できない場合、代わりに、英国GDPRの第46条に従って採用された、またはその下で許可された適用可能な標準データ保護条項(「英国SCC」)が参照により組み込まれて本API規定の不可欠な部分を形成するものとし、英国SCCの付属書または表は、本API規定の第3.2条から第3.4条および別紙Aに定める関連情報と適合しているとみなされるものとします。
    7. その他のプライバシー条項。本規約または本規約で想定される活動のいかなる部分も、お客様とZoomの間に共同管理者関係を創設するものでも、お客様をZoomの処理者として指定するものでもありません。お客様は、Zoomがエンドユーザーその他の個人に関する個人情報を Zoom の プライバシーステートメント に記載のとおり収集、利用および共有する場合があることを認めます。明確化のため、Zoomは、お客様またはお客様のアプリケーションが収集、利用、共有、保存その他の方法で処理したアプリケーションデータについて一切の責任を負わず、お客様によるアプリケーションデータの取扱いはZoomによるものでもZoomを代理するものでもありません。
  4. 所有権および知的財産
    1. Zoomの知的財産。お客様は、(i)Zoom APIおよびZoom APIを通じて利用可能になったその他のZoomの素材またはコンテンツ(関連するすべての知的財産権を含む)は、Zoomおよびそのライセンサーまたはそのいずれか一方、または承認権限を持つ第三者の独占的財産であること、(ii)本規約に規定されている限定的なライセンスに従い、Zoomの知的財産に対するその他の権利を有していないことを認め、これに同意するものとします。
    2. お客様の知的財産。本規定に規定されているライセンスに従い、Zoomは、お客様のアプリケーションや知的財産またはその他のテクノロジーの所有権またはその他の権利を所有しません。
    3. フィードバック。アイデア、提案その他の提言(以下「フィードバック」)をZoomに提供することにより、お客様は次の事項を認め、同意するものとします。(i) フィードバックに機密情報または専有情報が含まれていないこと。(ii) Zoomはフィードバックについて明示的にも黙示的にも機密保持義務を負わないこと。(iii) Zoomはすでにフィードバックに関連するソリューションまたはその構成要素を開発中である可能性があること。(iv) お客様は、いかなる目的であっても補償なしにフィードバックを使用、商品化および公開するための、非独占的、全世界的、ロイヤリティフリー、取消不能かつサブライセンス可能な永続ライセンスをZoomに許諾するものとします。
    4. Zoomの製品開発。Zoomは、お客様のアプリケーション、プロダクトまたはサービス、または将来開発する可能性のあるプロダクトまたはサービスとの類似性にかかわらず、競合する素材やアプリケーション、プロダクトまたはサービスを(自社または第三者のために)作成・開発・取得・出版・ライセンス供与・保護・宣伝・配布することを妨げられません。
    5. 提携関係の否定。お客様は、Zoomとの提携をほのめかす行為は一切行ってはなりません。これには、Zoomがアプリケーションを後援・推奨または保証している、あるいはお客様がZoomのパートナーであるといったことをほのめかすことが含まれます。また、Zoomからの書面による使用許諾なくZoomロゴを使用してそのような提携があるようにほのめかしてはなりません。お客様は、Zoom APIに関して、またはZoomに代わって、いかなる表明・保証・または約束も行ってはなりません。
  5. サポートおよびサービスレベル合意 (SLA)
    1. サポート。お客様のアプリケーションの開発と保守、およびお客様のアプリケーションのサポートの提供については、お客様が単独で責任を負います。
    2. Zoomによるサービスレベル契約。本規約に従い、Zoomは商業的に合理的な努力を払ってZoom APIの可用性を担保するものとします。ZoomがZoom APIに関連して提供するアドバイスやコンサルティングまたはサービスは、「現状のまま」提供され、いかなる種類の保証も行われません。上記にかかわらず、ZoomはZoom APIまたはお客様のアプリケーションに対してサポートを提供する義務を負わず、Zoom APIの稼働時間や可用性、性能または完全性を保証しません。Zoomは、Zoom APIが利用できなかったこと、またはZoom APIがその仕様に従って動作しなかったことについて、お客様に対して責任を負わないものとします。Zoomは、Zoom APIの計画的または計画外のダウンタイムについて、お客様またはお客様のエンドユーザーに事前に通知する義務を負いません。
  6. 第三者による利用
    1. 第三者利用に関するZoomの承認。本セクション6.1に明示的に規定されている場合を除き、お客様のアプリケーションは社内ビジネス目的でのみ使用することができ、お客様は、お客様のアプリケーションまたはZoom APIへのアクセスを第三者に共有・販売・譲渡・外部委託・再販・賃貸・リース・貸与またはその他の方法で提供しないことに同意するものとします。本第6.1条の目的上、「第三者」とは、以下の両方ではない者を指します。(1)お客様の従業員または代理人および(2)本規約に規定されている使用および機密保持の制限に書面で契約上拘束される者。上記にかかわらず、お客様のアプリケーションを第三者に対して実装・公開および配布またはそのいずれか一方を行うこと、または第三者による使用(以下、「第三者利用」と総称)は、次の場合にのみ許可されます。(1)お客様のアプリケーションがZoom App Marketplaceに公開されていること。または(2)その第三者利用が、事前にZoomによって書面で承認されていること。Zoomは、独自の裁量でお客様のアプリケーションの第三者利用を承認または拒否することができ、そのような第三者利用には、追加の契約や制限・制約ないし要件が適用される場合があります。
    2. Marketplaceでの公開。 ZoomのMarketplaceまたはZoom Appsプログラムの一環のお客様のアプリケーションの公開または配布はすべて、Zoomの「Marketplaceデベロッパー協定」に準拠する必要があります。
  7. SDKアプリ向け商標ライセンス
    1. Zoomへのライセンス。「SDK アプリケーション」または「SDKアプリ」とは、ZoomのSDKを利用してアプリケーション内にZoomのミーティングおよびウェビナー機能を統合するアプリケーションを指します。本API利用規約に従い、SDKアプリ開発者はZoom SDKの利用期間中、Zoomに対し、非独占的、譲渡不可、ロイヤリティフリー、完全支払済、取消可能かつ全世界的な権利およびライセンスを許諾します。Zoomは、お客様が提示するブランドガイドラインに従い、次の目的でお客様の名称、商標、サービスマーク、ロゴおよびシンボル(総称して「お客様のマーク」)を使用できるものとします。(i) Zoomのウェブサイトおよびマーケティング資料でお客様のSDKアプリを宣伝すること、(ii) 書面で双方が合意したその他のマーケティング活動を行うこと、(iii) プレスリリース、ブログ、ニュースレター、電子メール等の広報資料でお客様のSDKアプリを紹介すること。
    2. SDKアプリ開発者へのライセンス。「Zoom」のワードマークおよびZoomロゴ(総称して「Zoomマーク」)は、Zoomの商標または登録商標です。本規約を遵守することを条件に、ZoomはSDKアプリ開発者に対し、Zoom SDKの利用期間中に限り、Zoomマークを自身のSDKアプリおよびそのWebサイト上で表示し、当該アプリがZoomのサービスおよびソフトウェアと互換性を有することを示す目的でのみ使用する、非独占的、譲渡不可、ロイヤリティフリー、完全支払済、取消可能、かつ全世界的な権利およびライセンスを付与します。Zoomマークを上記以外の目的で使用する場合は、Zoomの事前かつ書面による承認を得なければなりません。Zoomマークの使用は、随時更新され得るZoomのブランドガイドラインおよびパートナーガイド(https://zoom.us/brandguidelinesまたはbrand@zoom.usで入手可能)に従う必要があります。本項で明示的に許諾された場合を除き、ZoomマークやZoomが所有するその他の商標、サービスマーク、ロゴ、商号、トレードドレス、スローガンに関するライセンスは一切付与されません。Zoomマークのすべての使用はZoomの利益に帰属し、お客様はZoomマークに関するZoomの排他的所有権を侵害するいかなる行為も行わないものとします。また、お客様は、Zoomマークまたはこれと紛らわしい商標、製品名、アプリ名、ドメイン名を採用、使用、登録、または登録申請しないことに同意します。
    3. 管理。いずれの当事者も、書面による通知により、相手方マークの使用ライセンスを取り消す、または将来使用すべき新しいマークの使用を要求することができます。各当事者は、要求に応じて相手方マークの使用例を提出するものとします。
  8. 料金。ZoomはZoom APIの全部または一部の使用またはアクセスに対して料金を請求する権利を留保します。料金については、お客様とZoomが書面で合意するものとします。
  9. 機密保持
    1. 機密情報。お客様は随時、Zoomの機密情報または専有情報にアクセスすることがあります。Zoomの機密情報または専有情報には、有形・無形を問わず“confidential”(または同様の表示)が付された情報、またはその性質や開示状況から合理的に機密と判断される情報(以下「機密情報」)が含まれます。Zoom APIおよびそれに関するZoomからの非公開の通信は機密情報に該当します。お客様は、機密情報を本規約により付与される権利を行使するために必要な範囲でのみ使用できます。また、お客様は機密情報を不正な使用・アクセス・開示から保護し、Zoomの事前の書面による明示的な同意なしに第三者へ開示しないことに同意します。
    2. 法令による開示。法令により機密情報の開示を義務付けられた場合に限り、当該機密情報を開示することができます。ただし、法令で許される限り、(i) 速やかに書面でZoomに通知し、(ii) Zoomが機密情報の開示を防止または制限するための保護命令その他の救済措置(以下「保護命令」)を求めることを選択した場合には、Zoomの費用負担で合理的に協力し、(iii) Zoomが単独の裁量で本第9条の遵守を放棄するか、または保護命令の取得が認められるか否かを判断するまで、機密情報を開示しないものとします。前記手続をすべて行ったうえでなお機密情報を開示する必要がある場合は、法令で義務付けられる範囲内でのみ開示できるものとします。
  10. 終了
    1. Zoomおよびお客様による契約終了。Zoomは、お客様に対する事前の通知または責任を負うことなく、理由の如何を問わず、本API規定や本契約で付与された権利、Zoom APIまたはZoomマークに対するお客様のライセンスを一時停止または終了することができます。別段の合意がない限り、お客様は、Zoom APIへのアクセスおよび使用を停止することにより、いつでも本API規定への合意を終了できます。終了時には、本規約で付与されたすべてのライセンスが直ちに失効し、お客様はZoom APIの使用を停止するものとします。Zoom APIの継続的な使用には、本API規定が適用されます。
  11. 免責事項
    1. 当社は、お客様によるZoom APIの使用に関して、明示的または黙示的を問わず、いかなる保証もいたしません。お客様は、Zoom APIの使用はお客様自身の責任であり、当社がZoom APIを「現状のまま」かつ「すべての瑕疵を含む状態」および「利用可能な範囲で」提供することを理解しているものとします。お客様の現地法で認められている範囲で、当社は、商品性や満足のいく品質、特定目的への適合性、商務上の努力および非侵害を含む、いかなる黙示的な保証も排除します。お客様は、お客様の現地法に基づき一定の権利を有する場合があります。本API規定のいかなる規定も、これらの権利が適用される場合、それらに影響を与えることを意図するものではありません。当社は、Zoom APIが中断やエラーなく機能することを保証しません。特に、メンテナンス、更新、システムやネットワークの障害により、Zoom APIの動作が中断される場合があります。当社は、そのような中断や機能のエラーによって生じた損害について、またはデータの損失が発生しないことに一切の責任を負いません。
  12. 責任の制限
    1. 責任の制限。法律で許容される最大限の範囲で、いかなる状況下でも、またいかなる法理論(契約上、不法行為上、過失その他を問いません)においても、Zoom、その関連会社、並びにそれぞれの役員、取締役、従業員、代理人、下請業者、再販業者およびサプライヤーは、本API規約、お客様によるZoom APIの使用またはお客様のアプリケーションに関連してお客様が被った利益の損失、売上や事業の損失、データの損失、事業の中断その他の損失を含む、間接的、偶発的、特別、例示的、結果的または懲罰的損害について、Zoomが当該損害の可能性を告知されていたか、または予見できたかどうかにかかわらず、お客様に対して一切責任を負わないものとします。
    2. 総責任。本API規定にこれと異なる定めがある場合でも、本API規定やZoom APIの使用またはお客様のアプリケーションに起因または関連して、お客様やお客様のエンドユーザーまたはその他の第三者に対するZoomの責任総額は、いかなる場合でも500米ドルを超えないものとします。本API規定やZoom APIの使用またはお客様のアプリケーションに起因または関連するお客様による請求は、請求の原因となった事象から1年以内に提起する必要があります。
    3. 除外事項。一部の法域では、黙示的保証の除外または特定の種類の損害に対する責任の制限が認められていません。これは、上記の制限の一部がお客様に適用されない可能性があることを意味します。これらの法域では、Zoomの責任は、法律で認められる最大限の範囲に制限されます。
  13. 補償
    1. お客様による補償。お客様は、お客様のアプリケーション、Zoom APIまたはアプリケーションデータの使用、または本API規約への違反に起因し、または関連して第三者(エンドユーザーを含みます)から提起された一切の請求、訴訟、責任、損害および費用(弁護士費用を含みます)について、Zoom、その関連会社、役員、取締役、従業員、コンサルタント、代理人、サプライヤーおよび再販業者を補償し、防御し、損害を被らせないことに同意するものとします。
    2. Zoomによる補償。Zoomは、Zoom APIが第三者の知的財産権を侵害または不正使用しているとの第三者からの主張に基づき提起された請求、損失、費用、経費(合理的な弁護士費用を含みます)、損害または責任について、お客様を補償し、防御し、損害を被らせないものとします。ただし、当該侵害がZoom以外が提供したソフトウェア、ハードウェア、情報、データ、コンテンツその他の項目との組み合わせから生じた場合には、この補償は適用されません。Zoomは、前記の侵害によりZoom APIが差止めを受けた、またはZoomがそのおそれがあると判断した場合、Zoomの裁量と費用負担において、(i) 該当資料を機能的に同等の非侵害技術に置き換える、(ii) お客様が当該資料を継続して使用できるようライセンスを取得する、または (iii) 前記代替案をZoomが合理的に利用できない場合、本API規約を終了することができます。
  14. 一般条項および仲裁
    1. 準拠法および紛争解決。カリフォルニア州法は、抵触法の原則にかかわらず、本API規約に基づきまたはこれに関連して生じるすべての事項に適用されます。別段の除外(第14.2項を参照)を除き、お客様とZoomとの間のすべての紛争は、カリフォルニア州サンタクララ郡で、英語により、米国仲裁協会(AAA)が管理する拘束力のある仲裁によって解決されます。
    2. 仲裁の例外。商標、トレードドレス、ドメイン名、営業秘密、著作権、特許などの知的財産権に関連する請求は、第14.3項の対象ではありません。
    3. 仲裁。第14.2項に定める場合を除き、本API規約またはZoom APIの使用から生じる、またはこれらに関連する紛争、請求または争議(総称して「紛争」といいます)で、当社が非公式の交渉により解決できないものは、カリフォルニア州サンタクララ郡で米国仲裁協会(AAA)が管理する拘束力のある仲裁により、英語で、AAAの商業仲裁規則に従って解決されます。AAAが下す仲裁判断は、お客様とZoomの双方に対して最終的かつ拘束力を有し、その判断に基づく判決は、管轄権を有する任意の裁判所で執行できます。仲裁は個人単位でのみ行われ、集団または代表者としての仲裁は行われません。仲裁の申立手数料および管理手数料は、適用法令に別段の定めがある場合を除き、AAAの規則に従って分担されます。
    4. 譲渡。Zoomの事前の書面による同意なしに、法の適用や支配権の変更、合併、資産売却またはその他の方法によって、これらのAPI規定を譲渡することはできません。Zoomは、独自の裁量で、制限なくこれらのAPI規定を譲渡または移転することができます。
    5. 完全合意および分離。本API規定および参照により本API規定に組み込まれるすべてのドキュメントは、Zoom APIに関するお客様と当社との間の完全な合意を構成し、書面または口頭、または慣習、慣行、ポリシー、または前例によって確立されたかどうかにかかわらず、本API規定の主題に関するすべての従前の合意および了解に優先します。本API規定のいずれかの条項が違法、無効または執行不能であると判断された場合、当該執行不能な条項は、可能な限り最大限執行可能となるように修正されるか、または執行不能な場合は分離され、本API規定の残りの条項は完全に効力を維持します。
    6. 権利放棄。Zoomが本API規定に基づく権利を行使しなかった場合でも、当該権利の放棄とはみなされません。
    7. 存続条項。本API規約の条項のうち、セクション3~4および9~14の権利および義務など、その性質上終了後も存続すべき条項は、本API規約の終了または有効期限後も引き続き効力を有します。
    8. 独立当事者。本API規定のいかなる部分も、当事者間の雇用やパートナーシップ、提携、ジョイントベンチャー、代理店または受託者の関係を構成または創出するものと見なされたり、解釈されたりしないものとします。
    9. 第三者受益者なし。本API規定に第三者受益者は存在しません。

付属書A

関係者一覧

データ移転元 データインポーター
名称: Zoom Communications, Inc. 名称:本API規定を承認した事業体
住所:55 Almaden Blvd, Suite 600, San Jose, CA 95113 住所:本規約に定めたとおりの住所または該当するデベロッパーアカウントに関連付けられている住所
担当者名、役職および連絡先詳細: データプライバシーオフィサー、privacy@zoom.us 担当者の名前、役職、連絡先詳細: 本規約に定めたとおりの情報、または該当するデベロッパーアカウントに関連付けられている情報
移転に関連するアクティビティー:Zoomは、Zoomのサービスまたはソフトウェアと連携させて使用できる各種の技術的接続およびイノベーションを実現するため、Zoom APIを利用可能にします 移転に関連するアクティビティー:Zoomは、Zoomのサービスまたはソフトウェアと連携させて使用できる各種の技術的接続およびイノベーションを実現するため、Zoom APIを利用可能にします
ロール:管理者 ロール:管理者

 

移転の説明

データ主体のカテゴリー Zoomサービスの個人ユーザー
個人データのカテゴリー アプリケーションの性質や用途によっては、Zoom APIを介して開発者に転送される個人データには、次のものが含まれる場合があります。
  • クラウドレコーディング:ビデオ、オーディオ、ホワイトボード、キャプションとプレゼンテーション、オーディオ文字起こしファイルのMP4
  • ミーティングとウェビナー:役職、日時、投票、チャットログ、出席者情報(画面名、参加 / 退出時刻)
  • 登録の詳細:ミーティングまたはウェビナーの登録予定参加者の名前と連絡先、およびエンドユーザーが登録者に提供を求める、個人データ要素を含む可能性のあるデータ
  • ウェビナーのみ:質問と回答、アンケート情報
  • 常設チャット: メッセージとチャット内ファイルの移転(画像共有を含む)
機微データ(該当する場合) 機微データの送信範囲は、エンドユーザーが独自の裁量で決定および管理します。このような機微データには、人種ないし民族的出自や政治的意見、宗教的または哲学的信念、労働組合への加入状況、個人の健康状態または性生活に関するデータの処理を明らかにする情報が含まれますが、これらに限定されません。
移転の頻度 アプリケーションの使用時
処理の性質 Zoomは、エンドユーザーに代わり、その指示の下で、Zoom APIを通じてデベロッパーに個人データを移転します。
移転の目的 Zoomは、Zoomのサービスまたはソフトウェアと連携させて使用できる各種の技術的接続およびイノベーションを実現するため、Zoom APIを利用可能にします。
個人データの保有期間 移転された個人データは、本規定で許可されている期間に限り保有される場合があります。

 

管轄の監督当局

SCCの目的上、管轄の監督当局はGDPRに従って決定されます。