
McDermott Will & Emeryは、1934年にシカゴで小さな法律事務所として始まり、米国および世界で最大の収益を上げている法律事務所の1つに成長しました。同事務所は米国、欧州、アジアの21の事務所に1,200人以上の弁護士を擁しており、幅広い法律サービスを提供し、実務や地域を超えて協力し、ニュアンスの異なる視点を提供することで戦略を高め、非常に効果的なソリューションを提案しています。
同事務所はほぼ90年の歴史の中で一貫した成長を遂げてきましたが、サービスの質へのコミットメントを維持し続けています。2022年には、Vault社の技術とイノベーション面における法律事務所ランキングの第1位に選ばれたり、米国の医療業界を代表する法律事務所トップ10の1つとして認識されていたりするなど、多くの賞を受賞しています。
McDermott Will & Emeryのチームは、受賞歴のあるサービスを世界中でより効果的に提供するために、サービス品質に関する厳格な基準を満たすエンタープライズ グレードの通信ソリューションの導入を検討していました。
信頼性が高くシームレスなコミュニケーション体験を創造する
McDermott Will & Emeryチームは、ビデオ コミュニケーションを活用して、顧客とのミーティングやより緊密な関係の構築、社内チームとのコラボレーション、宣誓供述書の実施などを行っています。 これまで使用していたプロバイダーは、信頼性に問題があり、ユーザー インターフェースも複雑で、費用に見合っていなかったため、チームはより良いソリューションを探していました。
「オーディオとビデオは本当に一貫性がありませんでした」と、McDermott Will & Emeryの最高情報責任者であるMichael Shea氏は述べています。「ビデオは調子が良いときもありましたが、すぐに切断されたり、オーディオが聞こえなくなったりします。音声やビデオの問題がないミーティングはなかったと思います。」
McDermott Will & Emeryでは、グローバル パートナーとの信頼性の高い音声コミュニケーションを確立するために、最新かつシームレスな電話ソリューションも必要としていました。
「電話の面では、モバイル デバイスのパフォーマンスと、音声クライアントを一貫して動作させることに関して多くの課題を抱えていました」とShea氏は述べています。
「コールフローにも一貫性がありませんでした」と、McDermott Will & EmeryのIT運用担当シニア ディレクターの、Stephen Green氏は述べています。Green氏によると「特にヨーロッパとアジアの担当者との通話品質が本当に悪かった」とのことです。同氏はまた、アジャイルな作業環境を実現するために相互運用性がいかに重要であるかを指摘し、こう付け加えました。「モバイルのコンポーネントは非常に重要です。オフィスや外出先のモバイル デバイスで確実に動作し、会議室のテクノロジーとうまく統合できるものが必要でした。」
エンタープライズ グレードの使いやすさと柔軟性を提供
最適なオプションについてアナリストと話し合い、各ソリューションを厳密にテストした結果、McDermott Will & Emeryのチームは、そのパフォーマンスと使いやすさのためにZoomに落ち着きました。
「他にもいくつかのソリューションが候補に挙がりましたが、独自技術の使用や複雑なインターフェースなどの問題がありました。また、各プロバイダーのカンファレンスルーム ソリューションもテストしましたが、Zoomの圧勝でした。」
「以前使っていたものとZoomの間には劇的な違いがありました」とGreen氏は言います。「ユーザー インターフェイスの観点から、ミーティングの進行方法、ビデオの鮮明さまで、大きな違いがあります。」
また両氏は、同社の電話ソリューションをZoom Phoneに交換することを検討したところ、業務改善につながることがすぐに分かりました。
「モバイル デバイスでのZoomのパフォーマンスは、私たちがテストした他の競合他社のソリューションをはるかに上回っています」とGreen氏は述べています。「制限がかかっている場合でも驚くほど帯域幅を利用できました。他のソリューションはZoomのようには機能しません。」
Zoomのユニファイドコミュニケーション プラットフォームとのコラボレーションを強化
McDermott Will & Emeryのチームは、非常に短期間でほぼ問題なくZoomプラットフォームを実装し、新しいソリューションへのシームレスな移行を実現しました。
「Zoomの実装をすぐに開始し、90日以内に完了することができました」とGreen氏は言います。「また、デバイスの継続性により、トレーニングは非常に簡単でした。以前に [Zoom] Roomsを実装していたため、Zoom MeetingsとZoom Phoneのインターフェイスを学習するうえで、3つの異なるインターフェイスを学習する必要がなく、最小限のトレーニングで、非常にシームレスでした。」
このようなシームレスなトレーニング経験により、チームはZoom Phoneの可能性を最大限に引き出し、グローバルな大きな課題にもかかわらず、チーム間のダイナミックなコミュニケーションを強化し、コラボレーションと柔軟性の向上を可能にしました。
「Zoom PhoneとZoomモバイルアプリのモバイル機能は、私たちを本当に後押ししてくれました」と Green氏は言います。「パンデミックの前にZoom MeetingsとZoom Phoneを展開していなければ、間違いなく苦労していたと思います。特にパンデミックが始まって以来、ビジネスが成長しているので、顧客と歩調を合わせることはできなかったでしょう。」
Zoomプラットフォームによって、ビデオとオーディオの体験が向上しただけでなく、ワークスペースのコミュニケーションの簡素化にも役立ちました。
「何よりもまず、Zoomは物事を合理化するうえで本当に役立ちました。以前は、ソリューションが3つか4つあり、機能が重複していましたが、Zoomでそれらを段階的に廃止することができました」とGreen氏は言います。
「今まではいくつかのチャット ソリューションを使用していたため、ユーザーがそれぞれのソリューションに分かれていました。しかし、全員がZoom Team Chatを使用するようになったことで、ソフトウェア ポートフォリオを簡素化することができました。」とShea氏は言います。
また、McDermott Will & Emeryでは、Zoom Webinarsを使用することで、健康と安全に対するリスクなしに、現在の顧客や見込み顧客とシームレスに関わる方法を構築しました。
「常にウェビナーを通じて顧客と関わってきましたが、パンデミックに見舞われた際、会議や対面イベントから移行して、この困難な時期に適した顧客や見込み顧客向けのコンテンツを提供することにしました」とShea氏は述べています。「このようなウェビナーをZoom Webinarsでホストし始めた結果、これまで以上に高い顧客成長を遂げました。多くはウェビナーでホストした素晴らしいコンテンツによるものです。」
Zoomを活用した未来
McDermott Will & EmeryのチームがZoomを活用する中、Shea氏とGreen氏は、このテクノロジーが引き続き業務にどのような影響を与えるか、期待を寄せています。
「従業員がオフィスに戻り始めている中で、Zoom Roomsやそのテクノロジーが再発見されています。これは素晴らしいことです」とShea氏は述べています。「また、カンファレンスルームで開催されるミーティングでのリモート出席者の体験を向上させる新技術には、本当にワクワクします。」
Zoomを使用することで、電話や、グループミーティング、ブレインストーミング用のブレイクアウトルーム、ウェビナーなど、顧客の要望に沿う形で仕事ができるプラットフォームを所属弁護士に提供することができました。私たちにとって、オールインワンのソリューションです」とGreen氏は言います。「Zoom Webinars、Zoom Rooms、そしてプラットフォーム全体で開発が進んでいるため、ますます向上し続けています。」