新しい AI アシスタント、Zoom AI Companion が登場!
Zoom AI Companion で、生産性とチームのコラボレーションを向上させましょう。該当する有料の Zoom プランがあれば追加料金なしでご利用いただけます。
更新日 December 04, 2025
公開日 December 04, 2025
近年、ウェビナー(Web セミナー)やオンラインイベントはさまざまな企業・組織で一般的な手段となりました。しかしその一方で、「開催はしているけど、毎回の運営コストが高い」「たくさん開催しているのに、参加者のエンゲージメントが上がらない」「過去のコンテンツをうまく再活用できていない」といった“悩み”を抱える運営者も少なくありません。
そこで注目されているのが、Zoom が提供する「Zoom Webinars/Webinars Plus/Zoom Events」。これらを使うことで、ウェビナーや大規模オンラインイベントの運営を“大幅に効率化”し、しかも参加者にとって価値のある体験を提供できるようになります。この記事では、その特徴・メリット・活用ポイントを詳しく解説します。
3年前、生成AIは、ほとんどの人にとってまだ聞いたことすらない存在でした。そして2022年11月、ChatGPTが登場しました。
わずか2年程度の間に、生成AIは人々のインターネット検索の方法、人々のコミュニケーションの仕方、さらには日常の働き方さえも根本的に変えてしまいました。
いち早く生成AIを導入した企業にとっても、慎重に動向を見守っていた企業にとっても、今やAIは一過性の流行ではないことは明白です。生成AIは、急速に変化する世界で事業を展開するあらゆる規模の企業にとって不可欠なものであり、日々のタスクや複雑なやり取りの自動化、大量のデータの高速な分析、ブレインストーミングやドラフト作成、プロジェクトの迅速な着手などを可能にします。
特に中小企業(SMB)にとって、競争優位性を維持するためにはAIを使いこなすことがこれまで以上に重要性を増しています。また、すでにAIを導入済みの企業であれば、より効果的に活用することが課題になっているかもしれません。
複数のアプリやツールを導入していて業務が複雑化している場合は、取捨選択を行い、本当に役立つものを見極める必要があるでしょう。
この記事では、SMB Groupが最近実施したアンケートのデータを元に、AIに対する企業の考え方が2023年以降にどのように変化したかをご紹介します。競争優位性の獲得に向けてスモールビジネス企業が現時点でどのようにAIを使用しているか、そしてこの2年間の進化の過程において、Zoomが顧客中心の視点を通じてAIにどのようにアプローチしてきたかを解説します。
Zoom Webinars/Events が「単なるオンライン会議ツール」を超えて、「オンラインイベント用プラットフォーム」として優れている理由を、主な機能から見てみましょう。
| 機能 | 特徴・メリット |
| チャット / Q&A / リアクション | 参加者との双方向コミュニケーションが可能。視聴のみの形式でも、質問・コメント・リアクションで参加感を維持。 |
| 画面共有 / スライド / ビデオ共有 | プレゼンや動画、資料を簡単に共有。講演やセミナーのような構成にも対応可能。 |
| ブランディング/カスタム背景/表示名タグ | 企業やブランド向けに、見た目を調整。ウェビナーを「公式イベント」として演出できる。 |
| 録画/オンデマンド配信 | ライブ配信だけでなく、後からいつでも視聴できる。見逃し配信として再活用可能。 |
| 参加者登録/管理/リマインダー機能(Webinars Plus) | 参加登録時に必要情報を収集。開催前後のリマインドメール、フォローアップも自動化可能。作業効率が大幅に上がる。 |
| 配信レイアウトやライブ切り替え(プロダクションスタジオ) | 複数カメラ映像やスライド、ビデオなどを切り替えながら放送可能。テレビ中継のようなプロフェッショナルな配信を実現。 |
| 「疑似ライブ(プリレコーディング + ライブ感)」機能 | 事前に収録した映像をライブ配信のように流しつつ、質疑応答やチャットはリアルタイムで実施。運営コストを削減しながらライブ感を担保。 |
| 分析レポート/マーケ連携 | どれだけ視聴されたか、誰がどこまで見たか、アンケート結果などを分析。さらに HubSpot や Marketo などのマーケティングオートメーション (MA) ツールと連携し、追客や育成に活かせる。 |
これだけ多機能かつ統合された環境を、ひとつのプラットフォームで使えるのは、運営側にも参加者側にも大きなメリットです。
コロナ禍やリモートワークの広がりをきっかけに、オンラインセミナーやウェビナーの普及は急加速しました。一方で、「Zoom で気軽にやるだけ」では、視聴者側の満足度やエンゲージメント維持が難しい、という実情もあります。従来の “ただのミーティング形式” ではなく、「視聴者体験」「ブランド演出」「運営効率」「再利用可能なコンテンツ資産化」などが求められるようになっています。
このようなニーズに応えるため、Zoom は Webinars/Events という“イベント専用ソリューション”を整備。単なる会議ツールから、オンラインイベント・セミナーのための統合プラットフォームへと進化を遂げています。
従来、大人数のオンラインイベントを企画・運営する場合、多くのスタッフや煩雑な工程が必要でした。しかし Webinars Plus/Events を使えば、事前登録管理やメール送信、配信レイアウト管理、録画/オンデマンド配信、分析・レポートなどがひとつの環境で完結。例えば、ある企業では「参加者 2,000名規模のウェビナーを、担当者1人で運営できた」と語っています。
このように、「コストを抑えつつ高品質なイベントを開催できる」「人的リソースが乏しくても大規模配信できる」という点が、特に中小企業やスタートアップ、教育機関などで強く評価されています。
Zoom の機能だけでも十分ですが、より効果を高めるためには使い方に “工夫” が必要です。Zoom公式や実践者の知見から、成功のためのコツを挙げます。
登録ページをカスタマイズし、ブランドイメージを統一する。
ソーシャルシェア機能を使って、参加者に拡散を促す。
パートナーやゲストスピーカーと連携して共催・共プロモーションを行い、リーチを広げる。
Q&A、チャット、ライブ投票 (Polls) を活用し、参加者とのインタラクションを促進。
単なる説明会や配信ではなく、ワークショップやライブディスカッションなど、参加者が “一緒に作る/考える” 型にするのが効果的。
ウェビナー録画をオンデマンド配信化して、見逃し視聴や再視聴対応。
Q&A の内容や参加者の反応をもとに、ブログ記事やホワイトペーパー、SNS投稿などを作成。
MA ツールと連携し、興味を示した人をリードとして育成、継続的なコミュニケーションを図る。
小規模セミナーや初めての配信には Webinars を。
定期開催、運営効率・自動化、リマインダーやブランド演出が必要な場合は Webinars Plus。
多セッション・大規模イベント、展示会形式・ネットワーキング併設イベントなどの場合は Events。
セミナーや講座、説明会などを 定期的に開催したい — 毎回の準備や運営が負荷になっている
1回限りではなく、過去のウェビナーを資産化し、長期的に活用したい
多数の参加者にリーチしたいが、コストや人的リソースを抑えたい
自社ブランドの信頼性や高級感を出したい、または オンラインイベントの演出に力を入れたい
ウェビナーで得た 見込み客 (リード) を育成 したい
こうしたニーズを持つ企業・団体にとって、Zoom Webinars/Events は非常に現実的かつ強力なソリューションと言えるでしょう。
実際に Webinars/Events を導入した企業では、こんな効果が報告されています:
「参加者 2,000 名規模のウェビナーを、たった 1 人で運営できた」
このように、従来ならば多くのスタッフや手間、それにコストがかかっていた大規模配信も、Zoom のソリューションによって“身軽に”“スマートに”実現できるようになっています。
Zoom Webinars/Webinars Plus/Events は、ただの「オンライン会議ツール」ではなく、オンラインイベント/ウェビナー用プラットフォームとして、今の時代のニーズに応えるよう設計されています。運営の効率化、ブランド演出、参加者体験の向上、コンテンツの資産化、そしてリード獲得 — こうした複数の目的を一つのツールでかなえることが可能です。
もしあなたがこれからウェビナーやオンラインイベントを始めたい、またはすでにやっているけど“質や効率”に課題を感じているなら、ぜひ Zoom の Webinars/Events の導入を検討してみてください。きっと、その効果に驚くはずです。