セキュリティとプライバシー

独自の暗号鍵を使用可能に — Zoom カスタマー マネージド キーの活用

最新の高度なセキュリティ サービスである、Zoom カスタマー マネージド キー(CMK)のリリースを発表できることを嬉しく思います。
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更新日 December 05, 2022

公開日 August 31, 2022

カスタマー マネージド キー
Karthik Raman
Karthik Raman
グループ プロダクト マネージャー

各業界では、独自の規制要件への取り組みが行われています。例として、医療機関業界では HIPAA に、金融機関業界ではグラム・リーチ・ブライリー法やニューヨーク州金融サービス局に対応しなければなりません。 あらゆる組織は重要な情報を保護し、コンプライアンスを遵守するさまざまな方法を用意しています。一方、いくつかの組織ではこれらの方法を実現するための調整されたセキュリティ ソリューションを必要としています。

このようなニーズを基に、Zoom カスタマー マネージド キー(CMK)のリリースを発表できることを嬉しく思います。 Zoom による最新の高度なセキュリティ サービスである CMK は、より厳しいコンプライアンス要件に対応し、独自の暗号鍵で Zoom クラウド インフラストラクチャ内に保存された特定データを保護できるようにします。 CMK は有料サービスであり、Zoom の Bring Your Own Key (BYOK) ソリューションです。

https://www.youtube.com/watch?v=c1iH0ibVLZ8

CMK の詳細

カスタマー マネージド キーがあれば、独自の暗号鍵を使用してクラウド レコーディング、ボイスメール、カレンダーのアクセス トークンなどの特定の Zoom アセットを暗号化できます。 Zoom CMK が対応するアセットのリストは以下のとおりです。

  • Zoom Meeting のクラウド レコーディング(文字起こしやチャット テキストなど)
  • Zoom Webinars のクラウド レコーディング
  • Zoom Phone のボイスメールとレコーディング
  • Zoom Rooms 用のカレンダーのアクセス トークン
  • ユーザーのカレンダーのアクセス トークン
  • Microsoft Teams のアクセス トークン
  • ミーティングおよびウェビナーのアーカイブ

今回のリリースでは、CMK により AWS Key Management Service(AWS KMS)を使用するお客様がサポートされます。 CMK を設定するには、アカウント管理者が Zoom 管理ポータルの [セキュリティ] タブ内で直接暗号鍵をプロビジョニングします。 Zoom グローバル サービスと連携して、CMK を実装することもできます。

組織向けに調整されたセキュリティ

Zoom は昨今の複雑な規制背景に対応し、セキュリティ戦略を組織固有のニーズに適合させるために必要なツールを提供できるよう努めています。

CMK は、皆様のビジネスニーズに合わせてデータを保護できるように設計されています。 展開するサービスが CMK でも、他の Zoom セキュリティ サービスでも、皆様は情報を保護するさまざまな方法をご利用いただけます。

Zoom のセキュリティとプライバシーの詳細情報については、トラスト センターをご覧ください。Zoom カスタマー マネージド キーについて詳しくは、ウェブページウェビナーをご覧ください。

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