
Zoom Cobrowse SDK を使用してウェブページにコブラウズ体験を追加
Zoom Cobrowse SDK により、ウェブ アプリケーションに対するコブラウズ体験のスムーズな連携に必要なすべてのツールがデベロッパーに提供されます。
更新日 March 24, 2023
公開日 October 26, 2021
Brendan Ittelson は、Zoom のデベロッパー エコシステム チームを率いる最高エコシステム責任者です。2015 年に Zoom に入社し、2020 年に最高技術責任者(CTO)に就任するまで Zoom のグローバル カスタマー サポートを指揮していました。Zoom 入社以前は、連邦政府部門で請負業者および国防総省の一般職員として勤務し、さまざまなグローバル ID 管理システムの作成、実装、サポートを行っていました。国防総省を離れた後、金融業界に移り、FinTech を採用するスタートアップ Dynamics Inc に入社して、特別運営部門の副社長を務めました。こちらの役職では、ビジネスとテクノロジー双方の経験を活かし、決済システムの機能を中断することなく同システムに革命を起こす取り組みなど、特別なプロジェクトに携わりました。オレゴン大学で経営学の学士号、海軍大学院でアイデンティティ管理の資格証明書を取得しています。
先月、Zoomtopia 2021 のデベロッパー向けの基調講演で発表したとおり、Zoom Video SDK 用の React Native を一般リリースしました。React Native は、デベロッパーの間で人気の高いクロス プラットフォームのモバイル ブラウザ フレームワークであり、弊社のデベロッパー コミュニティから熱い要望が寄せられていました。
このハイブリッド フレームワークを Zoom の Video SDK に追加することで、デベロッパーの皆様は、1 度コードを書くだけで、Android や iOS デバイスでも機能し、完全にカスタマイズ可能なビデオベースのアプリケーションを構築できます。
Zoom の Video SDK を使用すると、デベロッパーの皆様は、Zoom の中核をなすビデオとオーディオ テクノロジーに加えて、インタラクティブな機能を利用しながら、独自のネイティブ ユーザー インターフェースを使ってアプリを構築し、胸躍る新しい顧客体験を作り出すことができます。 Zoom のビデオ SDK を使用すると、次のことが可能になります。
Zoom の Video SDK 用の React Native によって、これらのモバイルビデオ体験を市場、そして顧客に素早く届けることができます。
iOS および Android アプリで、これらのオペレーティング システムの Zoom の Video SDK で React Nativeラッパーが使用できるようになります。 React Native は、Android、iOS、その他のオペレーティング システム向けのアプリを開発するために使用されるオープンソースのフレームワークです。 このラッパーは、ハイレベルなコンポーネント、クラス、ユーティリティを提供し、Zoom のビデオ機能を React Native の iOS および Android アプリに組み込みます。 また、React Native コードベースから直接ネイティブの Zoom ビデオ API の多くにアクセスするための API が含まれます。 ビデオ SDK 用の React Native について、Zoom から直接サポートが提供されるようになりました。さらに、React Native ラッパーでは、ネイティブの iOS および Android のビデオ SDK と同様の幅広い機能が利用可能です。
React Native では、Zoom の Video SDK を素早く導入し、ネイティブ コードを書くことなく、React Native の iOS と Android アプリにビデオ セッション、画面共有、チャットなどの機能を組み込むことができます。 つまり、React Native と Zoom の Video SDK を組み合わせることにより、複数のアプリストアで市場投入までの時間短縮を実現することができます。
React Native アプリケーションは、ネイティブの Zoom Video SDK と React Native ブリッジで、主に Zoom Video SDK インスタンスを介して通信します。 Zoom ビデオ セッションの非同期イベントのリスナー設定(参加 / 退席するユーザーなど)、ビデオ セッションの設定や終了、チャット画面の実装などを行うことができます。
また、最新のリリースでは、新しい Video SDK API と Video SDK の Webhook が追加されることになりました。 過去に Zoom API を活用したことがある方は、Zoom の RESTful API を使って、セッションとユーザー情報を取得し、Video SDK でライブストリーミングのステータスを更新する方法をすでにご存知だと思います。
ビデオ セッションを管理し、Video SDK アカウントのセッションのリソースに関連するイベントのプッシュ通知を受け取ることができます。 また、Video SDK ダッシュボードを使用して、セッションの使用状況に加えて、ライブ セッションや過去のセッションのデータを確認できます。 Video SDK API と Video SDK を組み合わせることで、ビデオベースのアプリの開発と管理のためのバランスの取れたソリューションを提供します。
詳しくは、デベロッパー向けの変更ログ(英語)をご確認ください。 また、API の予定されている変更やその他のお知らせなどの最新情報については、Zoom のデベロッパー向け情報サイトをご覧ください。
Video SDK をまだご利用でない場合は、Video SDK のウェブページ(英語)で、Video SDK デベロッパー アカウントを作成するか、弊社のプラットフォーム インテグレーターまたは ISV 営業チームにお問い合わせください。Video SDK のドキュメント(英語)もぜひご確認ください。
すでに Video SDK をお使いの方で、React Native のご利用を希望される場合は、 コードのサンプルと React Native のアップデートの詳細(英語)の情報サイトをご覧ください。
ご質問がある場合や、このアップデート、Zoom ビデオ SDK、Zoom デベロッパー向けプラットフォームのその他のソリューションについてサポートが必要な場合は、デベロッパー サポートにお問い合わせいただくか、デベロッパー フォーラムをご活用ください。 プレミア デベロッパー サポートでは、優先的なデベロッパー サポートもご利用いただけます。