新しい AI アシスタント、Zoom AI Companion が登場!
Zoom AI Companion で、生産性とチームのコラボレーションを向上させましょう。該当する有料の Zoom プランがあれば追加料金なしでご利用いただけます。
更新日 February 03, 2026
公開日 January 16, 2026
企業で0120番号を利用している場合、在宅ワークや外出時の対応が難しく、従業員への転送の手間や費用がかかるなど、無駄が生じる恐れがあります。しかし、0120番号は、固定電話だけでなく携帯電話からでも利用できます。
この記事では、携帯電話で0120番号を利用する方法、導入のメリット・デメリットなどを解説します。
通常の電話は電話をかけた側が通話料を支払う仕組みですが、0120番号、いわゆるフリーダイヤルは、電話をかけた側ではなく受ける側(0120番号を契約した企業側)が通話料を負担する仕組みです。
フリーダイヤルを導入すれば、顧客は通話料金に対する心理的な負担から解放されます。一方、企業にとっては、顧客からの問い合わせを受けやすくなる、企業へのイメージや信頼が向上するなどのメリットがあります。
0120番号は、携帯電話で着信だけでなく、発信にも利用できます。それぞれ詳しく解説します。
基本的に、携帯電話から0120番号への発信は可能です。また、通話料も無料です。ただし、企業によっては、通話コスト削減の観点から、携帯電話からの着信を制限している場合もあります。その場合は、「携帯電話からはつながりません」などのアナウンスが流れます。
仕事用などで自分の携帯電話から0120番号を発着信したい場合は、条件付きで利用できます。
固定電話で0120番号を契約し、その番号にかかってきた着信を携帯電話に転送する方法があります。ただし、かかってきた着信へかけ直す場合は090などの携帯電話番号となります。また、転送通話料が別途発生します。
クラウドPBXを利用すれば、携帯電話で0120番号への着信を受けるだけでなく、発信も可能です。そのため、個人の携帯電話をそのまま仕事用として使えるメリットがあります。しかも工事は不要で、設定だけで発信も着信も可能となります。
クラウドPBXについては、下記の記事でより詳しく解説しています。
>>クラウドPBXとは?導入時のメリットや注意点、見るべきポイントまで徹底解説
0120番号は、サービス業やBtoC中心の業態など、主に顧客からの電話での問い合わせを促進したい企業・業種での活用に適しています。
例えば、通販・EC事業であれば、注文や問い合わせ窓口として利用することで顧客の通話料に対する心理的ハードルを下げ、売り上げ向上につなげられます。
また、新規顧客の獲得につなげたい企業や高額商材を扱う企業、解約・サポートなどの問い合わせが多い企業などでの活用にも向いています。
0120番号をクラウドPBXで利用することには多くのメリットがあります。その具体的なメリットを解説します。
従来の固定電話では、担当者が不在の場合は折り返しの対応となり、その間に顧客が競合他社へ流れてしまうリスクがありました。しかし、携帯電話で0120番号が利用できれば、外出中の営業担当者やテレワーク中の従業員が直接対応できるため、ビジネスチャンスを逃しません。顧客を待たせることがなくなり、リードの獲得や顧客満足度の向上が図れます。
さらに、クラウドPBXであれば、オフィス移転時にも電話工事が不要となるメリットもあります。
従来、オフィスで0120番号を使うには、電話回線の工事費や数十万円~百万円単位のPBX主装置(ハードウェア)の購入・リース代が必要でした。一方、クラウドPBXはインターネット経由で利用するため、回線工事も高額な機器も必要ありません。アプリをインストールするだけで、即日~数日程度で開通できます。
電話転送サービスにより0120番号を携帯電話に着信させる方法では、オフィスから携帯電話への転送に通話料が発生していました。しかし、クラウドPBXではインターネット回線を使うため、転送通話料がかかりません。
また、外出中の従業員や別の拠点にいる従業員、在宅ワークをしている従業員との通話は内線扱いとなり、通話料金がかからないのも大きなメリットです。
クラウドPBXであれば、高度な機能を安価に導入できます。例えば、IVR(自動音声応答)を利用して「営業へのお問い合わせは1番を押してください」などといったガイダンスを流すことも可能です。
また、0120番号にかかってきた電話を複数人の携帯電話で一斉に鳴らす一斉着信・グループ着信機能もあります。Web管理画面から営業時間外の自動アナウンスを設定することも簡単にできます。
一般的に0120番号は地域に依存しないため、そもそもオフィス移転時も継続利用が可能ですが、クラウドPBXはクラウド上のサービスのため、オフィスを移転しても電話番号が変わる心配がありません。
また、従業員が増えた場合でも、クラウドPBXは管理画面からアカウントを簡単に追加できるため、電話機の配線工事などは一切不要となります。
外出が多い従業員や在宅ワークをする従業員が業務で電話を発信する際、個人の携帯番号を顧客に教えざるを得ない状況にある企業も多いでしょう。しかし、プライバシーの観点から個人の携帯番号を教えることに抵抗がある従業員もいるはずです。
その点、クラウドPBXを使えば、0120番号(または会社の代表電話)を個人の携帯電話で使えるようになります。これにより、個人の電話番号を顧客に伝える必要がなくなります。携帯電話への着信時はアプリの画面で会社への連絡であることが一目でわかるため、プライベートと仕事の切り分けが可能となります。
クラウドPBXでは、AIを用いた通話内容の解析・可視化が可能です。
例えば、トップパフォーマーの話し方をモデル化しコールセンターなどの教育材料とすれば、教育コストを抑えながら成約率の向上を図ることが可能です。
さらに今後は、AIによる自動音声対応(ボイスボット)などの機能も標準化が進んでいくと予想されます。電話をクラウド化することは、AIによる業務代替とそれにともなう大幅な人件費削減の流れに乗る重要な第一歩となるのです。
続いて、0120番号をクラウドPBXで利用する際の主なデメリットもご紹介しましょう。
まずは、通話品質がインターネット環境に左右されることがクラウドPBXのデメリットの一つです。
クラウドPBXはVoIP(インターネット回線を使った通話方式)技術を使っているため、インターネット環境が不安定な場所では音声の遅延や途切れが発生するリスクがあります。
多くのクラウドPBXサービスでは、アプリの仕様上、0120番号経由での緊急通報用番号(110番や119番)への発信はできません。緊急時にはアプリではなく通常の携帯番号から緊急通報する必要があることを、すべての従業員に周知しておく必要があります。
0120番号は基本的にLNP(番号ポータビリティ)が可能なため、事業者を変更したい場合に電話番号を引き継ぐことができます。しかし、乗り換え先の事業者によっては引き継げない場合もあるため、事前にベンダーに確認しましょう。
0120番号をスマートフォンで導入することを決めたら、以下の手順で申し込みを進めましょう。
まずはサービス提供会社の選定です。この際、既存の0120番号を使いたいのか、新しい0120番号が欲しいのかを明確にしておくことが重要です。0120番号も含めた番号ポータビリティが可能かどうかの確認もこの段階で行います。
次に、サービス提供会社に0120番号の申し込みを行います。0120番号は、不正利用防止の観点から審査が厳格化されています。登記簿謄本(法人の場合)や開業届、個人事業主の場合は本人確認書類の提出が必要です。
審査が終了し、管理画面上で番号が発行されたら、従業員の携帯電話にインストールした専用アプリに対して管理者が設定を行います。どの携帯電話を鳴らすか、営業時間外のアナウンスをどのようにするかなどの着信ルールをWebブラウザ上で設定しましょう。
設定が完了したら、実際に発信・着信のテストを実施します。通話品質に問題がないことが確認できたら運用を開始しましょう。クラウドPBXであれば、申し込みから数営業日以内に開通できる場合もあります。
携帯電話で0120番号を最大限に活用するのであれば、クラウドPBXサービスのZoom Phoneをおすすめします。
Zoom Phoneは、従業員の携帯電話にアプリをインストールするだけで、0120番号対応のビジネスフォンとして携帯電話を利用できるようになります。外出先からの0120番号への発信も、顧客からの着信も、日常的に利用している携帯電話で完結します。
新たなシステムやツールを導入する際は新しく操作を覚える必要がありますが、Zoom PhoneはZoomと同じアプリで電話も管理できるため、Zoomをすでに導入している企業であれば、新しい操作をゼロから覚える必要がありません。
機能の詳細や料金プランについては、以下のページで詳しくご紹介しています。携帯電話での0120活用をご検討中の方は、ぜひ一度ご確認ください。
携帯電話で0120番号の利用を検討している場合、クラウドPBXサービスを利用すれば、従業員の場所に関わらず発着信できる柔軟性が得られます。また、転送の手間やコストの削減にもつながります。
導入をご検討の際は、サービスごとの特徴や機能を十分に見極め、自社にあったサービスを選択して、業務効率化を図りましょう。