PopSocketsでの良好なコミュニケーションに寄与したZoomのユニファイド プラットフォーム

PopSocketsは、Zoomのスケーラブルで直感的なプラットフォームを活用して、ユニファイドコミュニケーション インフラストラクチャを構築し、爆発的な成長に対応しました。

PopSockets
PopSocketsのロゴ
企業規模:

従業員数:50~999人

設立:

2012年

本社:

コロラド州ボルダー

業界:

製造業

課題:

対応のよいサプライヤーが提供する、費用対効果が高く、スケーラブルなユニファイドコミュニケーション プラットフォームを見つける

メリット:

社内のコミュニケーションとメッセージのやり取りの改善、社外のベンダーや顧客との簡単で効率的なコミュニケーション

利用しているプロダクト

スマートフォン アクセサリーの世界で、PopSocketsほど市場に大きな変革をもたらした企業はほとんどありません。2012年に、スマートフォンをしっかりと保持するための革新的な発明として開発されたPopSocketsの製品は、市場に登場して以来、瞬く間に大人気となりました。

 

コロラド大学の哲学の教授による採算度外視のプロジェクトとして始まったこの製品は、数百万ドル規模の事業として花開き、北米やアジア、ヨーロッパにオフィスと配送センターを構えるまでになりました。ビジネスの成長に伴い、PopSocketsのチームは未来に確信をもって進むために、継続的にその業務を拡大し、インフラストラクチャを構築し、自社のニーズをサポートしてきました。

成長企業のための効果的なコミュニケーション インフラストラクチャの構築

2014年にPopSocketsが初めて市場に登場したとき、ビジネスの規模はそれほど大きくなく、グリップの販売数は3万個でした。しかし、最初の2年が過ぎた時点で、PopSocketsが今にも爆発的な成長を遂げようとしていることは明らかでした。

 

「私の入社時には当社はまだ小規模で、従業員は約60人でした」と、PopSocketsのインフラストラクチャおよびテクノロジー イネーブルメント担当シニア ディレクターであるMike Henning氏は振り返ります。「しかしその年の終わりまでに、1億8,400万ドルもの売上を記録したのです。」

 

PopSocketsが急速に拡大する中、同社のチームは、自分たちの携帯電話製品の需要に対応できる、より堅牢なインフラストラクチャの構築に着手しました。Henning氏はサンフランシスコにデザイン センターを立ち上げた後、さらにもう1か所をコロラド州ボルダーに立ち上げる計画を立てていました。そこでHenning氏が気付いたことは、PopSocketsにはデザイン センター間の効果的なコミュニケーションとコラボレーションを促進できる、スケーラブルなビデオ カンファレンス ソリューションが必要であるということでした。

 

しかし、レガシーなビデオツールの使用契約をしたHenning氏は、そのツールがPopSocketsに約束したものを何も提供できなかったため失望しました。

 

Henning氏は次のように語ります。「いくつかのライセンスを購入しましたが、数週間経っても、ビデオ カンファレンス ソリューションをセットアップできませんでした。PopSocketsほどの規模の企業が、無愛想で対応が非常に遅いITベンダーと取引しなければならないというのは本当に不運なことです。」

 

また、当時PopSocketsにはデジタル電話ソリューションも導入されていませんでしたが、新しいボルダーの拠点に音声コミュニケーションのための別のインフラストラクチャを導入するというのは、コストと時間がかかりすぎて実現できませんでした。

 

Henning氏は次のように言います。「施設を特定の音声コミュニケーション ソリューション専用に設計して、デスクを特別なハードウェアで接続するようなことはしたくありませんでした。また、コミュニケーションのためだけに2種類のインフラストラクチャをサポートしたくもありませんでした。

 

会社が大きくなり、新たな従業員を雇うたびに、社内のコミュニケーションも課題となっていきました。新規採用の従業員に対しては、タイムリーで適切なコミュニケーションを定期的に行いたかったのですが、それは困難でした。」

「ハードウェアをセットアップしたら、ソリューションはすぐに機能したのです。」

レガシーなビデオ カンファレンス ソリューションではPopSocketsの厳しいニーズを満たすことができないとわかり、Henning氏は、PopSocketsのCEOであるDavid Barnett氏と問題について話し合ったときに初めてZoomに関する話を聞きました。CEOからZoomについて調べるように勧められました。

 

「私はデンバーの営業所に連絡して担当者と話し合いました。担当者の方は製品の無料の試用ライセンスを案内してくださり、購入すべきハードウェアを推奨してくれました」とHenning氏は語り、こう続けます。「その後、私はサプライヤーに連絡を取り、2セットのキットを入手しました。ハードウェアをセットアップしたら、ソリューションはすぐに機能したのです。」

 

Henning氏はZoomのパフォーマンスと使いやすさに大変満足し、その年のZoomtopia(毎年開催されるZoomのユーザー カンファレンス)に参加してみることにしました。ZoomtopiaでZoom Phoneの概要と、それがユニファイドコミュニケーション プラットフォームで果たすきわめて重要な役割について聞き、Henning氏はこのアプリケーションを強い期待感とともに、PopSocketsのデジタル電話ソリューションとして導入することにしました。

 

Henning氏は次のように話します。「Zoom Phoneを導入することにより、2つの問題が解決されました。新しい拠点をサポートするために物理的なインフラストラクチャをセットアップしなければならないという心配は不要になりました。また、従業員はすでにZoomに慣れていたため、広範囲にわたるトレーニングの実施についても考える必要がありませんでした。」

Zoomによるユニファイドコミュニケーション

Zoomが提供するビデオ ファーストのユニファイドコミュニケーション プラットフォームは、Henning氏に言わせると、PopSocketsに「ピッタリはまり」ました。

 

「ビデオ カンファレンスを使用できない社外のベンダーやお客様もいたため、電話でやり取りできるのはとても助かるオプションでした」とHenning氏は語り、さらに次のように続けます。「ビデオ カンファレンスをするほどでもない、お客様や利害関係者との気軽なコミュニケーションにも最適です。」

 

Zoom Phoneをコミュニケーション戦略に組み込むことにより、PopSocketsのITチームの負担も軽減されました。

PopSocketsが成長を続けているため、Henning氏はヨーロッパやアジア、メキシコにある海外拠点でも、Zoomの提供するビデオ ファーストのユニファイドコミュニケーション プラットフォームを利用して、シームレスなコミュニケーション インフラストラクチャを構築する予定です。

 

Henning氏は次のように言います。「最近、フィンランドにある当社のEMEA営業所に、最初のZoom Roomキットを送付しました。メキシコのカスタマー コールセンターにもZoom Phoneの利用を拡大したいと考えています。Zoom Roomsを全社的に使えるようにすることが、当社が乗るべきこれからのビッグウェーブの一つです。」

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