Home Live: リモートエンゲージメントで不動産業界に変革を

Home LiveがZoomのVideo SDKを活用し、ニーズに合わせたインタラクティブな物件見学体験をどのように実現したのかをご覧ください。

Home Live
設立:

2017年

場所:

シドニー(オーストラリア)

業界:

テクノロジー / 不動産

課題:

スケーラビリティ、信頼性、エンジニアリングやインフラにかかるリソース

ソリューション:

Zoom Video SDK、Zoom App Marketplace

ビジネス上の利点:

柔軟な利用環境とスピーディーな拡張性の実現、イノベーションに充てられる時間の捻出

利用しているプロダクト

CRMや一元化されたポータル、高精細な3Dディスプレイまで、不動産業界は数々のデジタルトレンドに対応してきました。でも、「追いつくだけ」で終わる必要はありません。テクノロジーを活かして、もっと進化し、変革することができるのです。

 

シリコンバレー出身のベテラン、Luke Watson氏とビジネスパートナーのJon Tyson氏は、物件掲載から実際の内見までのタイムラグが不動産エージェントにとって課題であることを知り、そこに大きなチャンスを見出しました。 

 

スケジュール調整や複雑なやり取りに悩まされる時間を減らせれば、エージェントと購入者の双方にとって、時間もコストも手間も大きく節約できます。正しいソリューションは、業界に新しい可能性を切り開く大きな一歩となるでしょう。 

 

こうして、ライブストリーミングによる物件見学を可能にするリモートエンゲージメントプラットフォームが誕生しました。

週末を犠牲にすることなく、不動産業界を変革

 

Home Liveは、ライブでインタラクティブな物件見学を可能にすることで、購入者と物件との関わり方を一新しました。わざわざ現地に足を運ぶ負担を軽減しながらも、不動産エージェントの役割や人とのつながりを損なうことはありません。

 

「不動産は本質的に人が支える業界であり、それを変えようとすればむしろ損なわれてしまうと感じています」とWatson氏は語ります。

 

ライブストリーミングなら、対面での物件見学と同じ役割を果たしながら、すべての人の時間をもっと有効に活用できます。

 

「家族とビーチに座って、iPadでライブストリーミングを見ている、そんなことができるんです」と彼は語ります。何度も無駄な内見で週末を費やした人なら、きっと共感できるはずです。

 

ポータルサイトや代理店のウェブサイト、そしてSNSでの配信を通じて、エージェントは物件を無限のオーディエンスに届けることができます。さらに、視聴者の連絡先や行動データは自動的にCRMに取り込まれるため、顧客との関係を築きながら、一人ひとりに合わせた体験を提供することが可能です。

不動産を楽しむ新時代。世界を揺るがす新たな潮流

 

Home Liveは、単なるリモート物件見学を支えるテクノロジーソリューションではありません。「人と人をつなぎ、不動産取引を世界規模で可能にする」という明確なミッションを持つ企業です。

 

不動産コンテンツへの尽きないニーズを背景に、Watson氏は「Netflixのようにテレビで物件見学を楽しめる」そんなシネマティックな未来を思い描いています。 

 

彼の描く未来は「フランスのシャレー、テキサスの牧場、シドニーのウォーターフロントなど…世界中の物件をライブストリーミングで楽しみながら行き来できる、まさにグローバルなライブストリーミングプラットフォーム」です。

 

Home Liveを使えば、世界中どこにいてもエージェントや物件とつながれます。この「くつろぎながら楽しめる物件見学」は、非日常への憧れを満たしてくれるだけでなく(イタリアのリビエラにある豪華な別荘を夢見たことがある人も多いはず)、買い手と売り手の双方に、新たな不動産の可能性を文字通り広げていきます。

「Zoomはテクノロジーの枠を超えた企業」

 

Watson氏やTyson氏のようなビジョナリーにとって、Zoomのように同じ志を持つ組織とのパートナーシップは、ごく自然なステップでした。 

 

「文化的に相性がとても良いと感じます。Zoomは単なるテック企業ではなく、その取り組みの背後にはしっかりとした使命があります」とWatson氏は語ります。

 

Watson氏は、Zoomといえば「ミーティングやウェビナーのためのツール」だと考えていました。「正直、Zoomが基盤となるインフラを公開し、APIを通じて活用できるようにしているとは把握していませんでした」と語ります。

 

さらに彼は、Zoomの技術が実現できることの多さに驚かされました。「まさか、スキーリフトに座っているふりをしながらミーティングできるなんて思ってもみませんでしたよと冗談交じりに語ります。

「スケールを気にせず進める価値は計り知れない」

 

自社の従来型のストリーミングレイヤーをZoomのVideo SDKに置き換えることで、Home Liveは、より少ない労力でニーズに合ったソリューションを構築できました。

 

「エンジニアリングリソースへの投資を抑えられるという点で、これは私たちにとって大きな加速力になります」とWatson氏は 語ります。

 

インフラにかかる時間とコストを削減できれば、その分をイノベーションに充てることができます。 

 

「私たちには大きなプロダクトロードマップがあります。それを少人数のチームで、スケールを気にせず実行できるのは本当に素晴らしいことです」と彼は語ります。

Zoomのビデオストリーミング、信頼性を当たり前に

 

革新的な技術や輝かしい未来の可能性があっても、Home Liveの成功を支えるのは、やはりストリーミングの信頼性です。

 

ストリーミング技術は常に完璧というわけではありません。ネットワークの速度や接続環境が、視聴の快適を左右することもあります。しかし、Home LiveはZoomのインフラを活用することで安心です。Zoom独自のクオリティオブサービス(リアルタイムのネットワークやデバイス状況に応答)、アダプティブCodec(フレームレートや解像度を最適化)、世界各地に分散したデータセンターとフェイルオーバー機能。これらが組み合わさることで、視聴体験の途切れを最小限に抑えられます。

 

「Zoomの安定性とスケーラビリティの機能を活用できる点は、本当に大きなメリットです」

Home Liveは、今後もサービスの幅を広げていく計画です。

 

土曜日を長時間の内見から解放することも、世界中の家庭にバーチャル見学を届けることも、Home Liveは、これからもサービスを進化させ続けます。 

 

Watson氏は詳細をまだ明かしていませんが、新たな展開の兆しを示唆しています。市場を揺るがすイノベーションや不動産業界の変革は、Home Liveにとってまだ始まりに過ぎないのかもしれません。

 

ページ上部のビデオをクリックして、Home Liveのストーリーをぜひご覧ください。

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