(ZVC Japan株式会社 セールスマネージャー 島方敏、以下 Zoom 島方) 本日はお集まりいただきましてありがとうございました。今年は、新型コロナウィルスによる環境変化の中で、企業は多くの影響を受けていると思います。そのような中で、どのように組織や働き方を変革していったのか、パネリストの方々にお伺いしていきたいと思います。まずは、パネリストの方々、自己・会社紹介と、Zoomの導入について概要をお話しいただきたいと思います。
(さくらインターネット株式会社 コーポレート本部 総務部部長 中川幸造様、以下 さくらインターネット 中川氏)
さくらインターネットは、首都圏、大阪、北海道石狩のデータセンターを通じて、レンタルサーバやVPS、クラウドといったサーバーサービスをはじめ、IoTのデバイス向けに通信やデータ保存をシームレスに行うサービスを提供しています。最近では、経済産業省の委託事業として宇宙にある衛星から送られてきたデータを無償で提供するサービスの運営も行なっているITインフラ事業を提供するプラットフォーマーです。私が統括する総務部の配下には、従業員向けにITサービスを提供する情報システムグループがあり、従業員向けにグループウェアやSNS、PCの他、Zoomも全社提供しています。
検証のために、去年10月からZoomRoomsを試用し、その後全26の会議室にあったTV会議システムをZoom Roomsにリプレイスしました。今年の4月には、緊急事態宣言を機に、どこからでも自由に使えるように、全社員約800のZoom有償ライセンスを導入し、リモート前提でも、心理的な安全性を実現できるような環境を目指しています。
(HENNGE株式会社 Customer Success Division Digital Intelligence Section, Sales Strategist 板垣慎介様、以下 HENNGE 板垣氏)
HENNGEは、働き方改革を推進するサービス「HENNGE One」を開発、販売しており、社員は180名で、東証マザーズに上場しています。社名の由来は、「変化&チャレンジ=へんげ」で、その名の通り変化と挑戦を尊重する会社です。社長が常に和服だったり、社内公用語が英語だったりと、色々な意味で尖った会社です。私が所属するDigital Intelligence部門は、SalesOpsとマーケティングの役割を持っています。具体的には、セールスやカスタマーサクセス部門で課題を見つけ、それをデジタルで解決・実装するような組織ですが、特にコロナ禍以降は、専らデジタルでのお客様の引き合いの獲得に注力しており、特にウェビナー担当として、Zoom ビデオウェビナーをかなり頻繁に行っています。
Zoomの導入については、2018年9月から有償ライセンスを使用しており、アカウント数は時期によって増減がありますが、古くからのユーザーですので、その知見を共有したいと思います。