
UCaaS の概要、メリット、機能、メカニズムのご紹介
UCaaS の概要、メカニズム、主なメリットに加え、最適なプロバイダーを選択し、チームのコミュニケーションとコラボレーションに革命をもたらすヒントをご確認ください。
更新日 August 18, 2022
公開日 August 10, 2022
シンプルな質問をいくつかすると、視聴者と信頼関係を築くことができます。それを手軽にできるのが、Zoom の投票機能です。ミーティングやウェビナーを和やかな雰囲気で始めるために何かしたい場合、意思決定の際に参加者の感情を測りたい場合、クラスルームで抜き打ちクイズをしたい場合、チェックインやフィードバックの時間を捻出したい場合などは、投票を実施することで、ミーティングやウェビナーへのエンゲージメントや関心を高めることができます。
皆様と参加者にとってエンゲージメントが高く、価値あるミーティングやウェビナーを主催するためにどのように投票機能を活用できるのか、その方法をご紹介します。
Zoom が提供する投票機能は、ベーシックと詳細の 2 種類です。
ベーシックでは、ホストは単数回答または複数回答の選択問題を投票に作成することができます。作成できる個別の投票は最大 50 個で、投票ごとに設定できる質問の数は最大 10 問です。
詳細投票では、設定可能な質問形式が増えるほか、投票ごとに最大 50 問の質問が設定できるなど、さらに充実したオプションをご利用いただけます。 以下の表では、2 種類の投票オプションの違いを詳しく説明しています。
機能 | ベーシック投票 | 詳細投票 |
質問の種類 | 単数選択問題 複数選択問題 | 単数選択問題 複数選択問題 マッチング 順位選択 短文解答問題 長文解答問題 |
回答の選択肢として画像をアップロード | X | ✓ |
作成可能な投票の最大数 | 50 個 | 50 個 |
投票ごとに設定できる質問の最大数 | 10 問 | 50 問 |
必須の質問の設定 | X | ✓ |
クイズを作成して正解を設定 | X | ✓ |
結果を参加者と共有するオプション | X | ✓ |
詳細投票には、業界やユースケース全般にわたり、価値のある機能が備わっています。 たとえば、オプションの質問を設定したりクイズを管理したりといった詳細投票に付属する機能は、教育関係者が試験を実施したり、新入社員のオンボーディング担当者がトレーニング中に理解度チェックを実施したりする際に便利です。
また、Zoom では講師が投票を難なく管理、組織化できるように、ミーティングの投票コンテンツを一元的な場所に格納する投票ライブラリをご用意しています。 投票ライブラリは、詳細投票を有効にすると使用できるようになります。
プロのヒント: アカウント管理者は、ベーシック投票と詳細投票を有効にする必要があります。ミーティングやウェビナーの投票設定に関するサポート記事を参照して、視聴者が投票を開始できるようにしましょう。
投票レポートは、イベント中やイベント後に、ミーティングやウェビナーのホストへ貴重なインサイトを届けてくれます。視聴者に対する理解を深め、ミーティングやウェビナーのコンテンツをカスタマイズするためにも、ミーティングやウェビナーの最中に投票レポートを活用しましょう。
または、ミーティングやウェビナーの後に投票レポートをダウンロードして、回答内容の全体像を確認してください。クラスルームで実施したクイズなどを採点できるように、各質問に対する参加者一人ひとりの回答を確認することも可能です。
スナップショット: 医療従事者向けにウェビナーを主催する予定ですが、どのような医療従事者が視聴者なのかわからないとします。視聴者に投票を実施したところ、その視聴者の 33% が病院の管理者であることが判明しました。こうした情報があれば、医者や看護師向けのコンテンツは省略し、管理者にもっとも関連のあるコンテンツに焦点を当てて、視聴者にとって価値のある魅力的な体験を提供することができます。
Zoom Apps も、ミーティングやウェビナーにさらなる投票オプションを提供します。 ミーティングに Survey Monkey や Polly、ウェビナーに Pigeonhole Live や Mentimeter などの投票アプリを統合すると、テンプレート化されて事前に用意された質問や、ワードクラウド機能などを利用できるので、自発的かつ的を絞ったチーム ビルディングやエンゲージメントを実現できるようになります。
Zoom の料金ページにアクセスして、投票機能が付いたプランの詳細情報を確認し、投票についての Zoom ラーニング センターのコースを受講して、魅力溢れるミーティングやウェビナーを設計しましょう。