Fortune は、従来の電話システムをアップグレードし、バーチャル カンファレンスとイベント ビジネスを拡大

Zoom Phone は、Fortune が複数の地域に新しいクラウド電話ソリューションを完璧に展開できるよう、拡張サポートを提供しています。

Fortune
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企業規模:

従業員数 50~999 人

場所:

ニューヨーク州ニューヨーク市

業界:

メディア

課題:

世界中のオフィスを新規の全社対応クラウド電話ソリューションに移行、非常に小規模な IT チーム

利用しているプロダクト
  • ミーティング
    Meetings
  • Rooms
    Rooms
  • Phone
    Phone
  • オンライン ウェビナー
    Webinars
  • Zoom Professional Services
    Professional Services

多国籍企業である Fortune Media (USA) Corp. は、ほぼ 1 世紀にわたり世界でもっとも歴史のある、最大の出版物の 1 つであるフォーチュン誌の代名詞となってきました。今日、Fortune ブランドはフォーチュン誌だけでなく、Fortune.com やその他のビジネス メディア(グローバル フォーラム、もっとも影響力のある女性、ブレインストーム カンファレンスなど)を展開しています。

 

新しいクラウド電話ソリューションの探索

Fortune は、前オーナーの Time Inc. が 2018 年初めに Meredith Corp. に買収された後、同年後半に設立されました。かつてはエンタープライズ クラスのテレフォニー サービスを享受していましたが、新会社になってからは、同じテクノロジー リソースにアクセスできなくなり、新しいクラウド電話ソリューションの探索を開始しました。

 

この移行を支援するために、Jeff Billark 氏が IT インフラストラクチャの責任者として着任し、同社の新しい IT 開拓計画を実行しました。それまで使用していたポイント ソリューション クラウド プロバイダーが同社の増大するニーズに合わなくなると、同氏はいくつかのコラボレーションおよびコミュニケーション ツールを評価するために Gartner の UCaaS Magic Quadrant に目を向けました。

 

「UCaaS ソリューションに過剰に支出していて、使用されていない機能やサービスがたくさんあることがわかりました」と Billark 氏は言います。

 

課題は別のプロバイダーを選択することだけではありません。ヨーロッパ、アジア、米国にチームを置く Fortune は、以前のソリューションで使用していた既存の電話番号の継続利用を望む世界中のスタッフ メンバーに対応する必要がありました。新しいミーティング ソリューションに移行しながら、さまざまな管轄区域(それぞれに固有の要件あり)のすべてのポート注文に対処することは、Billark 氏率いる小規模な IT チームには荷が重すぎました。

 

移行プロセスに加えて、移行当日や、移行によって勤務中のスタッフに及ぶ影響などの懸念もありました。

 

「グローバルの電話サービスがダウンしないか心配でした。当社のトールフリー電話では、カンファレンス事業やリスト事業、多くの GDPR タイプのコンプライアンス ニーズなどの問い合わせに対応しています。これは Fortune のビジネス運営の要であり、完璧に移行する必要がありました」と Billark 氏は振り返ります。

 

容易なグローバル展開とサポート

Gartner の UCaaS Magic Quadrant に再度目を向けて推奨プロダクトを確認したところ、ミーティングだけでなくユニファイド コミュニケーションでも Zoom が業界のリーダーであることに気付きました。

 

「Fortune では、現在カンファレンスやイベント事業をバーチャルで開催しており、その運営に Zoom Meetings と Zoom Webinars をすでに使用してたため、Zoom Phone への切り替えは容易にできるのではないかと思いました」と Billark 氏は言います。

 

同社は最終的に、導入が容易で、ネイティブの Zoom プラットフォームの組み込みソリューションとして機能する馴染み深さから Zoom Phone を選択しました。Zoom Phone の追加は、既存のクライアント内の新しいアイコンにアクセスするのと同じくらい簡単で、変更管理のための追加トレーニングを最小限に抑えることができました。

 

「単一クライアント アプリの実装が気に入りました。導入が簡単で、単一のエントリ ポイントは、ユーザーにとっても使いやすいですから。管理インターフェースとコントロールにより、サポートが非常に簡単です。これは、小規模な IT チームにとって非常に重要なことです」と Billark 氏は言います。

 

Zoom Phone は 45 か国でローカル テレフォニー サービスを提供しているため、Fortune は個別の地理的な通信コストを削減し、電話システムを単一の統一されたプラットフォームに統合することができました。

 

全体としては、ニューヨークと香港で約 100 台のデスクセットを再設定しつつ、移行コストをできるだけ低く抑えるために既存のデバイスを再利用しました。Zoom プロフェッショナル サービスの追加サポートを受けることで、Billark 氏は、従来の電話システムから新しいクラウド電話ソリューションへの移行を正常に完了できる確信が持てました。

 

準備のために、Zoom の PSO が Fortune のチームと協力してすべてを事前に計画し、テストしていたことで、移行当日はかなり冷静に進めることができました。

Fortune は数万ドルの費用節約を実現

Zoom のプロフェッショナル サービスは、移行リクエストを予定どおりに、かつビジネスを中断することなく実行するための手厚いサポートを提供することに加え、Fortune が 10,000 ドル以上の費用を節約するうえでも役立ちました。

 

「Zoom のプロフェッショナル サービス エンジニアリング チームは、Poly 電話のロック解除、ワイプ、および再設定手順をわかりやすく教えてくれるなど、求められている職務を超えたサポートをしてくれました。まだ十分に使える状態の Poly IP 電話セットを捨てる必要がなかったので、それだけでも 10,000 ドル以上節約できました」と Billark 氏は述べています。

 

このようなプロセスを経たことで、Billark 氏は、小規模な IT チームが予算に Zoom プロフェッショナル サービスを追加し、新しいクラウド電話プロバイダーへの移行を合理化することを推奨しています。

 

「ローカル、リージョナル、国内、またはグローバル規模での移行を行ったことのある専任の通信チームがある場合を除き、プロフェッショナル サービスの予算を組み込むことを強くおすすめします」と Billark 氏は述べています。「Zoom プロフェッショナル サービスチームにより、さまざまな通信事業者や潜在的な規制に関する問題に対処できるようになり、グローバルなテレフォニー移行をシームレスに実施することができました。ヨーロッパ、米国全土、香港における当社の回線は、当初の予定通りすべて移行が完了し、ダウンタイムもありません」と Billark 氏は言い添えました。

 

従来の電話を Zoom Phone に移行する方法について、詳細情報をご覧ください。

 

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